終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。 公演情報 終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-29件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    あ~楽しかった!
    個人差あるとは、思いますが、心配するより、体験の価値ありで、お薦めします。役者さん達が、引っ張ってくれるので、すぐ馴染めて、おしゃべりしたり、一緒にムカついたり、笑ったり、怒ったり、ウルウルしたりと、とても楽しめました。

    ネタバレBOX

    高校2年3組の教室の中で、役者さんと観客が同級生として、ある日の出来事を、共有する感じでした。

    ちょっとだけ、意見を言わなくちゃいけない人も、いましたが、どちらかというと私は、挙手のみの傍観者の立場だったので、勇気も覚悟も必要無かったです。
    というか、私は、ずうずうしい性質なので、隣の役者さんにも、前の席のお客さんにも、話しかけちゃたりと、勝手ながら、友達気分を楽しんじゃいました。
    聞かれてもいないのに、先生の言葉に頷いたり、心配したりと、いい意味で、物語に巻き込まれていきました。
    ちょっとした事件で、席の離れた友達と、目配りで語れちゃうような、空気や面白さを、役者さん達が作ってくれるので、それに乗っちゃったもん勝ちかな~?
    はい!しっかり、乗り込んじゃいました。
    四方八方で、事が起きるので、あっちこっちと、キョロキョロしながら、コソコソ話しちゃたりと、普通の観劇では有り得ない、貴重な経験させていただけ、ありがとうございました。

    映像も、とても効果的でした。特に、ラストの映像は、卒業アルバムの様に、皆の映像と名前がでる、とても素敵なラストでした。

    この程度の参加型だったら、又、参加したいです。同窓会編とか?

    それにしても、舘そらみ様って、素晴らしい!
    私は<吐くほどに 眠る>から、拝見して2作目ですが、全然違う魅力が光り、目が離せない存在!
  • 満足度★★★★

    恥ずかしかったです(苦笑)。
    ホントに観客が出演者になっちゃっいます。自分は出席簿の読み上げとか廊下ののぞき見とかやらされました。しょうもなかったですが、シロウトなのでご容赦のほどを。そう思うと、やっぱり役者さん達はすごいなー。ストーリーの方は中学生日記ならぬ高校生日記のようなもので、かなりベタです(でないとシロウトはついていけません)。テーマパークの観客参加型のアトラクションに入っている感じですね。恥ずかしかったけど、いい経験になりました。

  • 満足度★★★★

    やられた・・・。
    いや、あれなんですよ。
    なんだか参加型っぽい感じにビビっていたらですね。こちらの『観てきた』コメントに、ビビる必要ないよ的な、大丈夫だよ的な、そんなコメントが書かれていたものですからね、じゃあ大丈夫かなと、そうやって安心して行ったら・・・

    やっぱり自分にはちょっと大丈夫じゃなかったです。

    けど、良い試みだと思いました。

    ネタバレBOX

    劇場に着いたらその入口、学生服を着た、けれど、学生服を着ることにかなり無理のある年配の男性から『おはよう!ここだよ』といきなりのフレンドリーな言葉に戸惑いながらとりあえず階段を降りると、そこでも制服を着た女子達から『おはよう!』『おはよう!』と連続のフレンドリー攻撃・・・。

    なんだここは・・・と異空間に戸惑いながら受付に行くと、ここでも『じゃあ、名前教えてくれる?』とやっぱりフレンドリー。さらには奥から『こっちでこの紙に名前を書いてね』と、もう当然のようにフレンドリーに声を書けてくる。

    いやまぁいいんだけど・・・。

    ここまで来ると、ああ、なるほどそういうことか・・・となんとなく状況がわかってくる。要は、客は彼等のクラスメートという役割を与えられたらしい。

    ふむ。
    なるほど。

    そうして劇場内に入ると、そこは学校の教室そのまま。机が40程並べられていて、客は好きな席につく。

    ところどころに役者達が座り、ちょいちょい話しかけてくる。たまにフレンドリー過ぎて、要はタメ口過ぎてイラっとくるが、そこは我慢。

    ふと奥を見ると50過ぎと思われる男性客が『あれ?髪切った?』と、役者の女性に上から聞かれてる場面を目撃してなんだか苦笑。というか、なんだかいかがわしい風俗のように思えてくるから不思議だ。

    そうやって物語が始まるわけだが、客に交じって座っている役者達が物語を進めて行くものだから、客は客でなく、なんだか舞台の中のエキストラのようで、なんならたまにセリフなんぞを言わされるちょい役で、もっと言ったら前に出されて出席を取らされる脇役で・・・

    なんだ結局完全に参加型じゃん、と、で、こういうのすごく苦手なんだけど、と吐きそうなくらいの緊張感を味わっていた。

    はぁ、
    役者って大変だな。

    さて、教室ではクラスメートが引っ越すだの、担任が事故を起こして学校に来ないだの、ちょこちょことイベントを起こるわけだが、そうこうしてるうちになんとも甘酸っぱい過去の記憶が呼び戻されたりするわけだが、終わった時には緊張のせいでぐったりと疲れてしまっていた。

    と、
    そんな自分だったが、まぁこういうの好きな人は好きなのかもしれないし、なんならメイドカフェとか好きな人ならノリノリで楽しめるのかもしれない。

    それにしても、実際の学生時代はいつも自分がクラスの中心だっただけに脇役ってのはちょっと・・・。
  • 満足度★★★

    新感覚とは言うが
    ワタシにはなじめませんでした、残念

  • 満足度★★★★

    不思議な魅力。
    ネタバレになるのでなかなか話しづらいが、面白い観客参加劇。雰囲気としては舞台上に座って舞台を観るというような不思議感覚。

    劇場についた瞬間から芝居が始まっているような雰囲気。その雰囲気になれるまでが大変。ただ、そのための仕掛けはよく整っていた。

    素直に楽しんじゃえという人には大変面白い企画。しかし頭の硬い人はのめり込みづらいか。特にガレキの太鼓風芝居を期待してきてはいけない。

    映像の使い方が見事だった。

  • 満足度★★★★★

    内容と形式
    会場を高校の教室に見立てて、役者も客も入り混ざって着席する形で、「舞台と客席」という一般的な上演形態とは全く異なる作品でした。
    色々な場所に座っている役者がすぐ近くで(場合によっては自分の席からは見えない場所で)喋ったり、客にもこっそり指示が来て演技をさせられたりと、一体感のある場が作られていて楽しかったです。

    話自体は普通の形式で上演すると陳腐な感じになるであろう学園生活モノでしたが、今回は敢えてそういうベタな内容にすることで、特殊な上演形式の効果を際立たせていたと思います。映像の使い方もシンプルながら、とても効果的で良かったです。特に最後のシーンは洒落た趣向で素敵でした。

    今までも観客参加型の作品はいくつか観たことがありますが、ほとんどの人が共通に持っている体験を利用して一気にその雰囲気に持って行く本作が一番上手く行っていたと思います。
    自分も含め、高校生とはかけ離れた年齢の方もたくさん参加していたので、年齢や「観客参加型」に躊躇せずに体験することをお勧めします。

  • 満足度★★★★★

    参加しましたー!
    稽古に3回とプレビュー公演に参加しましたが、やはり本番は別物ですね。緊張しました(笑)でもそれはとても心地よい緊張感であって、終演後にはある種の達成感があり、美味しいお酒が飲めました。行くかどうか迷われている方は、是非行って参加されるのがよろしいかと思います。一回参加すると、もう一回参加したくなる魅力がこの公演にはあります。個人的にはある程度年配の方にオススメしたいですね。学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえりますから。

  • 満足度★★★★★

    参加しないと、もったいない!
    多くは語りづらいですが、一人でも多くの人に“参加”して欲しい作品!舘そらみはやっぱり凄い!何度でも劇場に足を運びたくなる作品です。“参加”にビビって行くのをためらってる方、もしいらっしゃったとしたらハッキリ言って勿体ない!変な無茶ブリされたりとか、そんなチンケな芝居じゃないですよ!充実した時間を過ごせました、ありがとう!

  • 「観てきた!」プレビュー公演を……
    いや、あれは「観た」のだろうか? 「登校してきた」か? いや、むしろ「転校してきた」というべき!?(年齢的には保護者参観日に行って来たって感じか?……トホホ) 物語の筋を語ろうとすれば、それはわりと簡単なんだけど、そんなことしても意味のない作品だという気がする。その時によって出来も普通の芝居以上に全然違うだろうし、様々な要素への賛否もいろいろあるだろうけど、そんな作品だからこそ、この機会に「出席」しておかないと単位落としちゃうかもよ(友達発言)!? 全然、怖いことなかったし(ただし本公演で内容が怖く変化していても私ゃ知りません)。

    ネタバレBOX

    もう巷で話題の3Dなんて目じゃないっス。だって、飛び出すどころか、360度ステージで、その最前列(って、つまりどこ???)にいるようなものなんだもの……。

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