往きて還らず 公演情報 往きて還らず」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★

    戦争の一面
    戦争に巻き込まれる側の理不尽さがうまく表現されていた。ただ、この劇団の特徴なのか?みんなが早口で喋る台詞回しにはちょっとついていけない部分も・・・・。

  • いきなり「R-15指定にしなくていいのか!?」というようなシーン!
    いや、始まりだけでなく、そんなシーンは何度も登場するのだけど、観ていると、次第に意味あいが変わってくる。最後はそんなシーンになっても女優さんの太股なんか、涙で見えませんでした。この劇団の芝居は、空回りすると「あんな長い時間、大声出して演技して、俳優さんは体力あるねえ」だけが観劇後の感想になってしまったりするのだけれど、この芝居では、役者の熱演と、物語の内容と、その演出のバランスがとてもいいように思えた。特攻隊員が順送りに一人の女性を守り(むしろ、自分のものにし!?)、しまいにはその女性は慰安婦になって戦災で死んでしまうのだけれど、そんな物語の中に、人間の愚行とか狂気とか反戦云々とかいうメッセージだけではなく、一筋の人間讃歌のようなものを感じてしまった。間違いなく、劇団の代表作のひとつになると思う。

    ネタバレBOX

    「シバの女王」が流れたり、和服の下が洋風の下着だったり……など、それらしくない場面の演出は、つかさんの頃からよくあると思うけど、この劇団らしいユーモアというか、その気になって観ていると、あの瞬間に、しょせん、やっぱり、当然、これは「今」の時代に演じられているものに過ぎないのだと、現実に引き戻される瞬間があって、私は割と好きです(私の性格がひねくれているだけか?)。
  • 満足度★★★★★

    感動しました
    脚本も演技も申し分ない。リアルさの中にフィクションであることを感じさせるのも演出なのでしょうか。

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