満足度★★★★
ベテランの力を見た
伊東四朗・角野卓造・佐藤B作・松金よね子・あめくみちこらが、何となく芝居をやることになって(^_^;)、作・演出にG2を迎えての舞台。伊東四朗一座のような東京の軽演劇とは違って、G2っぽい、なかなかのシチュエーションコメディ。元極道専用の介護施設という設定が秀逸で、ベテラン陣の演技は当然ながら安定してて安心して観ていられるが、若い窪塚・岩佐も充分な演技で、特に岩佐は、アッケラカンとした役柄をしっかり演じて華を添えている。存分に笑わせてもらった舞台だった。
満足度★★★★
喜劇
千秋楽観賞。流石に日曜と言うこともあって満席。
ものの数分で”世界”に引き込み、
テンポ良く進め、飽きさせない笑いは秀逸です。
演者が良いのは分かり切っているし、
不安感がないのも後押ししていた感はあります。
こういうのはコンスタントに観たいところですね。
満足度★★★★
文句ございません
これだけきちっと芯を食えば、たいていの文句は引っ込む。やられまいとしてもやられる。オーソドックスな大衆演劇の神髄というのは、やられまいとするヒネた客の心をこじ開ける力業にあるのではなく、やられたい心、とでも言うものをついつい起こさせるところにある。対旅人用太陽作戦。その典型のような芝居。ほとんど全展開が読める(芯を食って作るというのはそういうことでもある)にも関わらず、そんなことをモノともせずに、確実にコートを脱がせる、北風ではなく太陽の力。文句はございません。