満足度★★★★
追加公演
東日本大震災の時に公演だったので、
観ることが出来ませんでした。
ですが、1日だけの追加公演を劇団が行ってくれたので、
観ることが出来ました。本当にありがたいです。
舞台には電話が1台のった机が一つ。
椅子が二つ。
照明は暗くならず、観客の顔が見えたままで開始です。
羽田沖日航機墜落事故をモチーフとしており、
あの逆噴射の機長と弁護士の2人芝居になります。
機長が端々に見せる狂気に、ドキッとしならが、
2人のやり取りに注視しちゃいました。
もう目を離すことが出来ない、異常な緊張感。
時折、真実を貫く機長の言葉に、
狂っているのは弁護士かと思わせたり、
観るのが疲れるくらいのやり取り(^_^;
ラストにおけるフライトの再現。
そこで見せた機長のエゴ、プライド。
そんな事の為にというが、
それが人のアイデンティティである限り、
必ずしも悪ではない。社会的には悪だが。。
そういう意味では、主任弁護士に逆らう、
弁護士も同じであり、
正しいことは何なのかと考えさせられた。
ちょうど、弁護士の真後ろの席だったので、
今度再演があるなら、
2人の顔が見える位置に席を取りたかったかな。
満足度★★★★
緊張感
部屋全体が妙に一体感がありました。
弁護士と機長のやりとりにどう決着がつくのか?向かい合わせの観客席が2人の一挙手一投足を見守る中、最後まで集中力を切らさなかった2人に拍手。
満足度★★★★★
緻密さに加えてペースが秀逸
ちょっと遅れてしまいましたが
震災の翌日に拝見しました。
非常にしっかりとしたペースと精度を持った作品。
コックピット内での事故のあり様と
機長の人物像、
さらには弁護士の立場、
それぞれの因果というか関わり合いが
ひとつの刹那に集約されていく終盤を
息をつめて見つめてしまいました
満足度★★★★★
すごい!
再々演との事ですが、初見。
途切れる事のない緊張感。
いくつかの場面(?)に分かれているのに、合間でさえも息をつけない!
小野さんにぐいぐいひき込まれて・・・
井内さんも役にぴったりだし。。。
観れてよかった。
満足度★★★★★
息さえ忘れそうな緊張感
観ている方としては完全なるフィクションであり、完全なるノンフィクションでもあった。どこまでが実話でどこからが脚色なのか、観ている間は全く意識することなく、物語にのめり込み、あっという間に時間が過ぎてしまった。
濃厚な時間でした。いや~、楽しかった。
満足度★★★★★
ゾクゾクっ!
鳥肌立ちました。(←感動の意味で使うと日本語として間違っているんですよね。でもいいんです。)
男女差別じゃないけど、女性で、ここまで硬派でロジカルとリアリズムを追求する力を持つ野木さんは、天才としか言いようがない。
口をぱかーって開けてのめりこんで観てしまった。
井内さんは、なんでこんなに弁護士とか優等生っぽい約が似合うんだろう。
そして小野さんは相変わらず何かに取り憑かれていた。。。
演劇じゃない、現実の出来事をそこで見た。
満足度★★★★★
実話をもとに構成された、緊張感溢れる舞台
見始めたのが最近なので、まだ数本しか観ていないのだが、パラドックス定数にはいくつかの顔があると思う。
そのうちのひとつに「史実(実話)をもとにして、物語を構成する」というものがある。『東京裁判』がそれだ。
今回の『5seconds』は、まさにそれであり、日航機羽田沖墜落事故がその題材となっていた。
2人芝居。1時間40分。まったくダレることのない、緊張感溢れる舞台だった。
満足度★★★★★
骨太な脚本
期待を裏切らない。骨太な脚本。
最強に面白い時間をいただきました。
小野ゆたか氏はこのような役をやらせたらぴか一。
井内氏もはまり役でした。