満足度★★★
前半の冗長さが珠に疵
ストーリー全体の組み立て、どんでん返しの連続からのダークな結末、伏線の張り方と回収の仕方、緊張感を程よくほぐす笑いの挟み方など、なかなかに良く出来ているが、前半に冗長な感が無きにしも非ずなのが珠に疵。
前半を整理して105分程度に収めればもっと良かったろうに。
記憶障害を患う主人公の登場
から始まって、一時はどうなることかと思うほどストーリーを捏ねくりだした感もあったが、最後の謎解きで「本当に守るべきもの」を含めてすべてに説明がついて気持よくめでたしめでたしでした。内容とタイミングでギャグが滑りまくっていた感もあるけど、それはそれで味になっていた気がする……。場内パンフの役名の解説も、ちゃんと気を配ってたんですね。
満足度★★★
いい素材
ミステリーとしてなかなかよいものがあるとは思うが、もっと煮詰めてテンポよく展開したほうがよい。序盤の笑いの箇所は面白いので起爆剤があればもっと笑い声が出たと思う。
満足度★★
疲れた!
新年早々の観劇。だが、参った。なにしろ長すぎる。しかもダラダラとうぃている。ストーリーは面白いと思うけど、演出が学芸会レベルで、観ていて時間の経過が遅く感じてしまい、せっかく最後のところで「へぇ~ッ!!」となるはずが、それまでの間延びした演技のおかげで「早く終わってくれ!」ってなってしまい・・・・、疲労感だけが残った。加えて暖房が効きすぎており、暑くて暑くて、早く外に出たいという思いが、役者の熱演を上回ってしまった(笑)。当パンを見ると、なにやら見たことのある、私の好きな劇団である「やぶさか」の海老原さん(面識は無いが、舞台は見たことある)の名前が記載されていた。ま、演出したわけではないようなので仕方ないが、「やぶさか」のレベルで観て、果たしてこの内容は納得できたのだろうか?