幽霊探偵 公演情報 幽霊探偵」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★★

    筋が大変よくできている、様々な要素が観る者を魅了
    筋が大変よくできている芝居とまず思いました。
    いわゆる「推理物」で、最初は「幹事」、それから「不審人物」、そして「犯人」は誰なんだろう、と観客も考えさせられます。
    しかし、大笑いさせる要素も取り入れており、とりわけ題名の通り(変な)「幽霊」が登場し、この人(?)と、この幽霊に取りつかれた人が爆笑の中心となっています。
    「推理性」と「笑い」の両要素が取り込まれている点は、昨日見たライオン・パーマの「そんなの俺の朝じゃない!」とも共通していますが、こちらの方が「推理性」「筋」はより深刻です。(ナンセンスな笑いはライオンパーマの方が強いかな?)
    そういうわけで、謎解きの面白さ、不安とサスペンスとハラハラ感、結末への求心力、そしてその中に散りばめられた笑い……と、様々な要素が観る者を魅了します。それがこの芝居の何よりの魅力かな!

    ネタバレBOX

    あえて私が気になった些少の部分について言及すれば、「犯人」が分かった後の「犯人」の言動にはやや不自然さを感じました。ああいう「出来事」の後では、いくら「友人」同士でも、あんな風に振る舞えるかな、と思ったり。その辺も含めラストの「犯人」や「事件」やその関係者の心理描写がもっと上手ければ完璧でしょうか?
    まあでも、それ以外に関してはとにかく大変緊密に作られていることに感心しました。
    好みもあると思いますが、私としては昨日のライオンパーマさんは、5点にしようかとも思いつつ4点としましたが、今日は5点を献上致します!
  • 満足度★★★★

    エピローグの愛情譚にもホロリ
    いろいろな可能性が想像できる本格ミステリーにユーモアで味付けしたあたりに赤川次郎作品を連想。
    殺人事件はあるも15年前の出来事である上に、エピローグで語られる愛情譚(これもイイんだ)により緩和されて後味に響かないのも上手い。

  • 満足度★★★★

    ストーリーが◎でした
    少し演技が過剰な人もいたのですが…
    謎解きだけに終わらなかったのもいいですね。
    別室の見せ方も最高でした。

    ネタバレBOX

    10分しか出てこれない幽霊、この設定が絶妙でしたね
  • 満足度★★

    劇団初見!
    セリフのテンションなど少し引き気味で観始めたけどキャラの馴れとストーリーの楽しさで観劇。ロッジの室内、殺人現場の見せ方など良かった。

    ネタバレBOX

    幽霊の活動時間に制限を付けるなどアイデアが面白い。15分かあ、活動できるまでの充電時間てどの位?
  • 満足度★★★★★

    拝見しました☆
    拝見しました☆
    また来ますε(*・◇・*)з

  • 満足度★★★★★

    シリーズ化して続編とか出来そうな・・
    と考えるほど、出来が良く楽しかった。
    話も先が気になって、ぜんぜん飽きることなく引っ張られた2時間弱でした。

  • 満足度★★★★

    期待通り
    いつもながら手堅い芝居です。リラックスして楽しめるのはいいなー。

  • 満足度★★★★

    コージーミステリ
    雰囲気作りがよく出来ていて、ミステリの世界にすんなり溶け込めました。
    アイデアもよかったし楽しめました。
    若干、強調しすぎなんじゃ?という演技のクドさもありましたが緊張と緩和っていうことで納得しておきます。

  • 満足度★★★★

    満足感
    この劇団はいつもいい芝居します。楽しいです。笑えます。そしてジーンと来ます。のっけから芝居に入りやすく,最後まで飽きることはありません。これは人に勧めること出来ます。

    ネタバレBOX

    時間って残酷ですね。何のための犯罪だったんだろう。あのショックは笑えます。
  • 満足度★★★★

    ぅえ!?
    おもっしぇーな!次回も期待!

  • 満足度★★★★

    面白かったです。
    幽霊と探偵という組み合わせが私好みだったのと、知人が出演した「リメイク」が面白かったので観に行きました。
    最初はちょっと芝居が合わないかなと心配でしたけど、面白かったです。コメディ部分は、やはり一番笑ったのはロミオですね。ちょっとキャラ設定がわざとらしすぎる登場人物に馴染めなかったのですが、全体的に楽しめました。一緒に観に行った人も楽しんでくれたし、「シリーズで観たい」とまで言ってくれていたのでホッとしました。
    ちょっと繋がりのあった村上さんが主役だったので驚きでした。
    舞台美術も素敵だったし、幽霊の登場と退場がパターン化しているのにそのたびに面白かったです。

    ネタバレBOX

    ただ、面白かったけれど、やはりキャラが作り物っぽい登場人物がどうしても気になってしまったのと、回想として描かれる15年前の殺人がずいぶんあっさりと見えてしまったのが個人的に残念でした。全ての始まりである事件だし、そこはもっと重みがあってほしかったなというのと、コメディではあってもやはり自分たちの家族や仲間を殺されているのにみんな優しいというか甘いなと感じてしまいました。私だったらあんな風に何事もなかったように穏やかな笑顔ではいられないなと思ってしまいました。
    結局ガクと幽霊の繋がりなどは謎のままだったので、続編があるのかなと思いました。今後の2人の関係がどうなっていくのかも気になります。
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    コメディとしてよりも、ミステリーとしての展開や謎解きの方が、面白かったです。大爆笑と言うより、ぷっ!と吹き出しちゃったり、クスクス笑っちゃうような、温かいけど、緩い笑いでした。

    ネタバレBOX

    15年ぶりの同窓会で、久し振りに集まった仲間は、変わってしまった悲哀や、変わらない魅力をも持つ面々。
    過去の事件を、悲しい記憶から、思い出に変えたいのだが、新たな事件が起きてしまい、謎を解いていく。
    ちょっと頼りないガクにしか、見えなく話せない幽霊が、いろいろアドバイスくれるのだが、この幽霊、この世に現れて、話ができる時間に制限があったりと、怖いより、面白い幽霊で、楽しめました。

    ミステリーの魅力が、とても強く、又、愛や葛藤も感じたので、好みなのだが、その分笑いが、ハンパに感じてしまった。
    バイトの耕一の演出方法、『ちーっす』等が、クドク感じた。耕一はホームでの、りチャード役の方が、好みでした。

    ガク(村上健司さん)、萌恵(小住典子さん)、ヒム(古川健さん)が、印象的でした。

    ロッジのセット、壁の半分下の木の雰囲気と、上側の白壁が素敵でした。白壁に見えたが、障子か和紙であろうか?柔らかく透ける、この白壁の向こう側では、違う部屋での出来事や、過去をも浮かび上げる演出は、良かったです。
  • 満足度★★★★★

    2倍の楽しさ
    ミステリーとコメディー、一粒で二度おいしいお芝居でした。
    こういうのをセンスが良いって言うんでしょうね。
    幽霊というアイデアも斬新。

  • 満足度★★★★★

    大満足!
     今年観劇した全ての芝居で一番でした。時の経つのを忘れる、夢のような時間を過ごさせてもらいました。

    ネタバレBOX

     冒頭の老眼鏡のシーンが思わぬ伏線となるとは全く思いませんでした。
     殺しの動機としては殺したところで相愛になれるかわからないので、ちょっと弱いと思うし、それだけの執念で姉殺しの真犯人を探してきた女がお礼を言うほどになれるとは思えないのですが…。
     主役のコンビが本当にいい。ガクが全くわかってないのに幽霊の台詞を意訳して周りに伝えていくシーンなんかはおんとにわかってないな、と思わせるいい演技でした。
     何より犯人の役者さんがとてもうまい。抜群でした。
     設定と小さくはさむギャグ、構成も見事で、ぜひこの幽霊とガクのコンビによる続編を描いてもらいたいと思います。
  • 満足度★★★★

    満足!
    開場して席に着くと、なんといっても舞台上のセットの素晴らしい出来にまず感心する。今回、劇場に着くのが遅かったため(自由席なので)4列目あたりを狙っていたのだがすでに埋まっており、一番前でみることに。しかし、結果としていい席だった。自分もロッジにいるような錯覚をする、それほど臨場感があって楽しめたのだ。一番前はお勧め。物語は、出だしのテンションが高く、というか高すぎるような気がして、どうなることやらと思ったが、進んでいくうちに気にならなくなりストーリー展開の面白さに引き込まれる。幽霊の存在がアクセントになっており、うまい「間」を創りだしている。余談だけど、渋谷ルデコの山小屋に篭城していた犯人が、今度はロッジで刑事(ヒム役)というのも、個人的には面白かった。当日、受付で行き違いがあったのは、残念。

  • 満足度★★★★★

    スゴイ!!!
    一分一秒過ぎていくのがモッタイナク感じる舞台でした。本で言うなら「ページをめくるのもモッタイナイ」ってヤツ?(←なんか間違った表現のような気もしてます。。。)。脚本&構成はバッチグーだし・・・役者さんの発声&舞台装置も感動レベルだったなぁ。舞台鑑賞に慣れている方々は、中央近くの席で観劇するのがデフォルトなんだろうと思いますが・・・最前列での鑑賞も最高っす!なんか、ロッジの宿泊客のような気分になっちゃった!

  • 満足度★★★★★

    推理、愛、哀愁!!
    推理小説としての謎解き部分が素晴らしく、そもそも過去の事件を解決しようとした動機にも愛が溢れていて素敵でした。

    そして、人の変化の面白さ、哀しさに身につまされながらも大笑いしました。

    ネタバレBOX

    幽霊なので裏技を使えば全貌を知ることも可能でしょうが、そんな能力は無いということにして、頼りない男の見聞きした内容を通じてちょっとしたことの嘘を見破り、犯人や犯行を推理するところが秀逸でした。

    部屋の隅ある証拠品に頼ったりするのではなく、言葉の一つ一つから背景を探り当てたり矛盾を突く、安楽椅子型探偵でした。

    15年前に自殺したとされる姉の死に疑問を抱いた妹が、事件現場だったペンションのオーナーでその後夫となった男性への疑念を晴らすために、当時の宿泊者を集めて解決を図ろうとした気持ち、優しさが背景にあるところが素晴らしかったです。

    15年経つと、ロミオがおっさんになるのも哀しいです。

    登場人物に犀川創平と西之園萌絵をもじった名前があって嬉しかったです。

    頼りない男はナイロンの大倉孝二さんを少し意識し過ぎかなという気もしました。
  • 満足度★★★★

    楽しい!
    ここの舞台はホント安心して楽しむことができます。構成がきっちりと出来ているからなのかな?出演者それぞれ濃いのにそれがぶつかり合うことなく掛けあっている。ほんわかコメディーほろりと泣ける。

  • 満足度★★★★

    面白かった!!!
    イイ本でした。ずっと間が抜けず楽しめました。ミステリーもいいですね。わかりやすいのもとても良かったです。

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