可愛い怪物 公演情報 可愛い怪物」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★

    確かこれも見た
    フライヤー半端ない、中身伴わずでした

  • 満足度★★★★

    25団的『BTF』?
    ふとしたことからタイムスリップし、中学生時代の自分と対面する主人公を描いた25団的『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
    母・茜が再婚するキッカケとなるエピソードと、1年少々後の08年の正月のエピソードを連作2編、といった体で見せる構造、基本的にはコミカルでそれぞれ面白い上に、ラストが絶品。
    また、暗い部屋でテレビを観ているシーンや、深夜に冷蔵庫を開けた時などの照明効果も◎。

    ネタバレBOX

    深夜、その2年後に母が亡くなることを知っている大学生の香が、中学3年生の香に「自分に素直になって母に謝れ」と諭すところでホロリ。
    さらに、口論になったところで水を飲みにキッチンに来た母に気付かれ、暗い中で中3の自分のふりをしつつも見つかってしまい、「誰?」と問うた直後にそれが香であると認識する母にもホロリ。…ってか弱点直撃だぁね。
  • 満足度★★★

    ハートフルなコメディ
    チラシのイメージとはぜんぜん違っていてビックリ。
    2012年、2007年、2009年の3つの時間で展開される、
    ハートフルなコメディテイストの作品だった。
    過去の母への後悔をぬぐいたくて…。
    ラストはちょっとだけホロッとさせられた。

    ネタバレBOX

    溢れんばかりの異常な汗は「異常な手汗」でした。
  • 満足度★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    芯を崩さず広く見せる
    コメディ的な色をもって語られる
    キャラクターたちゆっくりとした変遷が
    不思議な実在感を醸ししていて・・・。

    いろんなデフォルメの塩梅が
    とてもしたたか。

    安定感のなかに広く伝わってくるものがありました

    ネタバレBOX

    時代の置き方がよく工夫されていて
    特に中盤以降、
    平板に物語を流していては現れないものが
    すっと立ち上がってくる感じがありました。

    時代をつなぐ糸のかけ方が
    それぞれのシーンの色を消すことなく
    しかもキーになる部分はしっかりと固めてあって・・・。

    だから時の流れの中で
    後悔を感じる部分やその受け入れ方、
    さらには時間の変遷とともに変化していくものと
    そのままに居座ろうとするものが
    とてもしなやかに浮かび上がってくる。
    時間が前後する物語の構成なのですが
    それぞれシーンの雰囲気の明確さが
    観る側にとっての風通しの良さになっていて
    様々なウィットや
    ちょっとしたバイアスのかけ方が
    物語を歪めることなく
    観る側に物語の一歩奥までも照らしてくれる。

    主人公をタイムトラベルさせる感じに
    派手さや嘘っぽさがなく
    記憶と現実の端境あたりの感覚で
    行われるあたりも上手いなぁと思うのです。

    役者たちから伝わってくるものも、
    個々にきちんと色があって、
    それらがカオスのようなシーンになっても
    絶妙にばらつかず混じり合わない。
    キャラクターたちの座標のようなものが
    上手く作られていて、
    舞台全体に奥行きと見晴らしのよさを
    一度に醸し出していく。

    さくさくと観て、面白かったと思い
    気がつけば母娘を中心とした時間の肌合いが
    残ってくれている・・・。

    派手さはないのですが、
    なにげに箸が美味しいご飯を
    味わいをあれこれ楽しみながら心地よく完食した感じ。

    楽しめたし、
    心に残るものもしっかりとありました。

    ☆☆◎☆△△◎


  • 満足度★★★★

    意外や意外!
    もっとお堅い物語なのかと勝手に想像していたのだが、ハートフルコメディだった。親子の確執から引きこもりを経て大学生になった主人公が過去の過ちを訂正しに行く心情劇。楽しくて面白いちょっぴりジーンな物語。

  • 満足度★★★★

    面白い!
    初見の劇団だったが3部作からなる物語の構成とそれぞれの一部の中にはめ込んだエピソードの表現がお見事。登場人物のやることなすことアニメ的なのはキャラクターの立ち上がりが既にコメディなのだ。笑

    ネタバレBOX

    2012年、香は大学1年生だ。勘違いな恋もするごくごく普通の女の子だったが、香はタオルを手放せない。緊張すると両手に溢れんばかりの異常な汗をかくという特異体質なのだった。

    時は2007年、香が中学二年生だった冬に時間軸は戻り、香の通う塾での一幕になる。講師や同級生、高校生らも加わりジョンレノン似の目黒先生への「秘めた恋」ならぬ堂々と塾生がコクるという場面だが、次第に目黒先生の痴漢疑惑が浮上する。その際、香の母親がとった厚顔な態度・・傲然たる自信、満々とした自負、キッと首をもたげた軍鶏のような闘志・・ずいぶんたくさんの根深くてしぶといものが込められているらしい物言いに香は唖然とし、更に恥ずかしい思いもし、深く傷ついたのだった。

    塾に押しかけてきた母親と香の対峙は、香が持つ思春期特有の恥という感情を逆なでし、また、大人になりかける前の語彙が乏しく未熟な香を自分の母親に傷つけられた格好になっていた。


    やがて2009年正月、引きこもりになっていた中学3年生の香にちょっとした騒動が訪れる。ペットがいなくなったとブリーダーが騒ぎだし、それに乗った商売としてペット探偵なるものも現れる。この騒動で香は引きこもっていられない状況になり、また、このペット逃がし事件の犯人を香は母親がやったと嘘をついてしまう。2007年のあの時から母親に対し燻っていた負の感情が頭をもたげてしまった瞬間だった。大抵の母親が娘に対してなかば強引に事を仕切るのは万国共通だと思うが、母親の過剰な愛情や強引さは時として度が過ぎて迷惑をかけられることも多いのである。

    香のかく異常な汗に異常なほど心配する母親。しかしそんな母親にも恋人が登場する。母と娘の関係とその家族らはこのまま突っ走るのかと思いきや、母親はこの少し先に死ぬ運命にあったのだ。母が死んでから香は激しく後悔する。当時、母親に濡れ衣をきせたままで逝かれてしまったのだ。その後悔を自分の中で消化する為に香は2012年から2007年に戻り、当時の香(過去の自分)に会って、母親に「ごめんね」と謝りたい一心で交錯させた物語だった。

    場面場面のフザケタコメディやあざとい会話も中々楽しかった。芝居の内容とフライヤーがあまりにもかけ離れていて、損してるような気がする。もうちょっとフライヤーは考慮したほうが良さそう。芝居の内容は好みだった。
  • 満足度★★★★

    初ニーゴーダン
    登場人物の浮き具合がいい。これは好きな感覚だ。
    18人(かな?)のキャストを無駄なく使い切る手腕は見事だと思う。
    説明不足と感じた面もあり。もう1エピソードあるのかと思った。
    赤荻純瞬さんと墨井鯨子さんがとても良い。

    ネタバレBOX

    可愛い怪物=子供という解釈でいいのかな。
    タイムスリップに関する説明がないので面食らった。
    「主題とは関係ないからそこはいいじゃない」ということだろうか。
  • 満足度★★★★★

    なんかヨカッタなー。
    基本は「あたたかいコメディ」。

    大きく分けて3部に分かれているんだけど・・・2部目はかなり笑ったなぁ。

    重い感じがするチラシの印象とは全く違う・・・年末にはピッタリの「笑いあり、ドタバタあり、せつなさあり」のドラマ!

    29日(水)は、終演後に「プレゼント大会&忘年会」があるとのこと。

    初めて観る役者さんばかりだったんだけど・・・魅力的な方が多く、仕事さえ都合がつけば、絶対に行きたいっ!!!


    ネタバレBOX

    それにしても、女子中学生2人。。。

    ずーっと・・・というか終演後にエレベーターで真実を知るまで・・・

    「達者な子役」だと思ってました!笑

    言われてみれば、宮本愛美さんは老け役もできそうだ(←でも、しゃべり方や仕草が中学生そのもの)。

    で、問題なのが友人役の中川鳶さん。

    未だ大人であることを信じることができません!笑

    で、内容。

    隣の部屋に住むイケメンの生活が気になり、薄い壁に耳をつけちゃう「サエない女子大生」が主人公。

    そんな彼女が、亡くなった母親に「ありがとう」が言いたくて、反抗していた中学生時代にタイムスリップ、中学生の自分自身に色々と世話を焼く、という話・・・だと思う(←自信がない上に、ハショリ過ぎな説明だということは、よ~くわかってます・・・)。

    中学生時代のエピソードが、とっても面白いので、この「タイムスリップ」はあってもなくてもイイような気はするし、3部目の登場人物が多い感じはしたけど・・・それでもイイ!

    なにがイイのかは上手く説明できないけど・・・井の頭線内で「あの場面は最高やった!」「あの衣装は実にイイ!」とスラスラ言えるくらいおもしろいのであります。。。








  • 満足度★★★

    母と娘の物語
    壮大な母と娘の物語。さまざまなエピソードを散りばめて独特の世界を作り出している。登場する役者が皆達者なので、物語に引き込まれる。また方言が魅力的。

    作者は独特の感性の持ち主。これからが楽しみだ。

  • 満足度★★★★

    これまでとは違う?
    気持ち悪い要素が薄くなったというか、なくなった。見易いし面白いが意外ではある。

    ネタバレBOX

    15 minitue made 上演作品からので、多少の期待大きくはあった
  • 満足度

    これはひどい
    むり

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