「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」 公演情報 「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★★

    コメディの傑作
    いやあ、もう抜群の面白さでした。

  • 王道
    クリスマスに初観劇してきました。
    アメリカンドリーム感たっぷりで安心して観られました。
    他の作品も気になりますので機会あれば観たいかな。

  • 満足度★★★

    クラシカル感溢れる笑い
    レイ・クーニーの作品の殆どが、ふとしたきっかけから正気を狂わせ、秘密を隠し通そうとしたあげく、ウソを、エスカレートさせてゆくドタバタ・スラップスティック・コメディだ。しかし、レイの笑劇ほど年齢に左右される笑いはないと個人的には思っている。要するに彼の本はある一定の年齢以上にはウケるけれど、それ以下の年齢にはウケないと考えている。

    ネタバレBOX

    相変わらずベタで解りやすい本だ。しかし笑いの本質は斬新さはなくレトロ感溢れるな悪戦苦闘劇だ。昭和初期の漫才みたいな笑いと言えばお分かりだろうか?実際に、その時代の漫才は観たことがないのだが。笑)


    平凡で、気の弱い男ヘンリー・パーキンズはスーツケースを間違えて持ち帰ってしまったが、その中には信じられないくらいの大枚が入っていた。これをせしめようと企て、妻ジーンと一緒にアジアに逃げようとするも肝心のジーンは腰が引けてしまう。

    そんな状況の中、友人は訪ねてくるは、警官は来るはで、ヘンリーは嘘の上に嘘を重ね、更に重なった嘘に上塗りをしてどんどんエスカレートしてしまう。これでもかと膨らんでしまった嘘は終盤に破裂して、結局薬局、ヘンリーは警官に大金を返し、真実を告白するのだが、こういった終盤にスタート地点に戻させる物語の構成はやはりレイ・クーニーらしい手法だ。

    さて、問題のコメディだが、ワタクシはあまり笑えなかったことを告白しよう。笑いに対する感性が元々、個人差はあるものの、やはり彼の笑劇は言葉のセンスの上でも古い気がするのだ。昨今の小劇団らの上演するコメディは怒涛の勢いで斬新なセリフやシュールな言葉遊び、また現代的なコミカルさも兼ね備えたスピード感溢れる舞台が多い。流行り言葉も半年も過ぎれば、古い!なんて言われる時代だ。特にコメディは時間の流れが速いような気がするのだが・・。

  • 満足度★★★★

    ヒャッホー!!
    さすがクーニーは面白い。

    ネタバレBOX

    今の相場もそうだし、時代背景もあるし、72万ポンドがどんだけのものかピンと来ないのが悲しい。

    最後あれでいいんかねって思いましたけど、お金もほしいしね。

    ま、真面目な刑事がもう一度戻ってくるんでしょうか!?
  • 満足度★★★

    しっとこむ・・・・・かな
    なんか英米でのTVソープドラマのうような、
    観客の笑い声が入りそうな芝居でした。
    でもなんか、間と言うか状況の入り組み具合が。
    とっても歯がゆかった!
    もっとテンポ良く、ポンポンと進ませていけばいいのにー。
    話の内容からすると、観客をジェットコースターにのせるような感覚。
    の方が合っていたと思われました。
    が、実際乗せられたのが。
    お花見トロッコ列車のような感じでしたね。

    ネタバレBOX

    主人公の平凡な小心者という演技は良かったと思う、
    けど・・・。かたくなに家に居たがる妻の固執理由が無く。
    感情移入しにくかった。
    変な髪形の刑事さんの、剥げオチは驚かされたが。
    あそこまで髪長くせんでも。妙な7・3分けとかの方がよかったのでは?
    あと突然浮上する家猫の話とか・・・。
    もっと前から時々科白にかませたりする必要性あったと思う。

    ラストの大脱出に向けての話の流れで。
    トリの、実はお金はコッチに入れ替えてましたー!
    はいいけど・・。もっとバック大きくするとか。
    時々絶妙のタイミングで話しに絡んできて、
    説明してない事柄を知ってるタクシードライバーに訝ったりとか、
    細かい伏線の入れ方など、観客に対する説得力に欠けていた気がする。

    状況の説明は上手で、作り話の人間関係などは判り易かった。
    でも刑事さんがエプロンつけたり、
    いつまでも主人公のアタッシュケースもってたりする。
    納得のいく説明などが無くて、違和感ずっーと感じてました。
    解消してほしかったなー

    あーさて、クリスマスということで。
    カイロのプレゼントや、赤い三角帽子での受け付け等は愉しめました。
  • レイ=クーニーにしては…
     正直、感情移入できませんでした。まず75万ポンドだか78万ポンドだかの額が「一生遊んで暮らせる」額なのに1個のケースに仕舞われる程度というのがよくわからなかったので、日本円にしていくらなのかパンフレットに少しご説明していただきたかった。

    ネタバレBOX

     最後6人もの人間が遊んで暮らせる額なのですから10億円程度じゃない、ってことですよね?
     気の弱いはずのヘンリーが最初からジーンの説得に全く耳を貸さずいかにごまかして金を自分のものにするかばかり考えて、しかも最後うまくごまかせそうになりながらもスパイダー警部に白状してしまうのもよくわかりませんでした。
     何よりこの話がクリスマスと関係しているのはヘンリーの誕生日がクリスマスだということだけで、後は何の関係も無い状態だったわけですから。
     ジョンソン夫妻と夫婦交換っていうのもヴィックが簡単に応じてしまうのが不思議でならないし、なぜ「大切な人とご覧ください」なのか全く理解できませんでした。
     英国人ってそうなのかな?という感想しか出なかったです。
     役者さんの熱演は好感が持てましたが、お話が残念だと思いました。
  • 満足度★★★

    面白いけど
    主役の矢吹氏はかなりの熱演で衣装が見る見る汗ばんでいくさまがすごかった。しかし、その熱演が必ずしも報われているとは思えなかった。脚本は確かに面白くて文句なしだが、もっとコンパクトにまとめる方法(演出)もあるんじゃなかろうか?全体に演出不足気味で、2時間のストーリーが間延びしている感じ。見ていて笑いが散漫になっているのが、ちょっと残念だった。

  • 満足度★★★★

    クリスマスは笑いとお金を
    劇団初見でした。フライヤーを観た時から面白そうだと期待していました。
    ひと言で言えば面白かったです。ひとつの嘘がどんどんどんどん大きくなって複雑になっていき、必死になって誤魔化そうとするヘンリーたちのドタバタに笑いました。

    どんどん話が複雑になり、暴走していく展開は好きですが、2時間はちょっと長いかなと思いました。私が観た回は、けっこうセリフのミスが多かったですし。楽しく観ていたけれど、途中何度か、あの複雑な名前や人間関係が入ったセリフをよく覚えられたなぁって感心してしまいました。

    先週観た芝居もクリスマスものでしたが、あちらは後ろ向きな話だったので、犯罪が絡んでいるとはいえ、こういう笑って観れる作品はクリスマス向きでいいですね。

    それにしても、あの刑事はいかにも…な感じでしたが、それが逆に盲点で、ラストの男が登場してからの3連発ネタに吹き出しちゃいました。

    この劇団は次回作も観てみたいと思いました。

    ネタバレBOX

    最後の札束の雨は、最前列中央で観ていたので楽しかったです。
    結局どういうオチになるのかと思いましたが、大金が手に入ってハッピーという展開も、クリスマスだからいいですよね。
  • 満足度★★★★

    目の動きでモノ言う演技
    この時期に大変適したコメディだったが、レイ=クーニーの傑作コメディであることももちろんですが、役者の表情、また目の動きさえも十分に演じられていて、まったく間のない上品、且つ安心して楽しめる笑いで、あっという間の2時間だった。矢吹ジャンプ氏の目の動きでモノを言う演技は、小劇場だからこを楽しめるものでした。海外のコメディを観る楽しみが増えました。

  • 満足度★★★

    スタンダードコメディ
    いかにも外国製(いい意味で)のシチュエーションコメディである。ドタバタの中にも落ちつきがあり,安心して観ていられる。結末もなんかどこかの外国ドラマで観たこともあるようなもので,何となく予想できたものでホッと感はある。逆を言えば,思いもがけなかったインパクトは少なく,若干の物足りなさは感じざるを得ない。とはいえ,この季節,せわしない世間の中,心に余裕を与える芝居であったことは確かである。

  • 満足度★★★★

    クリスマス観劇にはお薦め
    シチュエーション・コメディーのお手本とも言うべきレイ・クーニーの作品は、辻褄合わせのためについた嘘の連鎖で笑わせていき、最後に落ち着くところがわかっていても、役者の奮闘で思い切り楽しめるのがいい。
    ファルスシアターは、本格コメディーをリーズナブルな入場料金で楽しめるのが嬉しい。

    ネタバレBOX

    レイ・クーニーの原作がそうなっているのだからしかたないが。
    友人に大金が転がり込んだと知っても、羨みもせず粛々と高飛びを手助けしようとするベティ(堀米忍)は良い人なんですね。
    妻のジーン(神谷はつき)が言うことをきかないからとはいえ、愛妻家なのにあっさりベティと一緒になろうとするヘンリー(矢吹ジャンプ)もなんだかなー。
    部屋にクリスマスツリーが飾ってあるのに、バリ島に飛ぶとはいえ、ヘンリーがコートも着ずに半袖シャツのまま出ようとするのが気になった。
    お金をそっくりボストン・バッグに移し変えて逃げても、警察は追ってくるのでは?
    矢吹は半袖でも汗グッショリの大奮闘。仕草が可愛らしく、憎めない。堀米がいつもと違うセクシーな小悪魔風役どころ。背中のタトゥーに見入ってしまった。堀米の個性的な顔立ちは善人の役に見えないので、ヘンリーを誘惑する段に納得(笑)。
    終始、大まじめで誠実なスレイター刑事の景浦大輔がハマリ役だった。「黒幕Bさん」の前村圭祐もお約束の登場(笑)。
    海外コメディーは配役が決め手なので、客演に適役俳優を選ぶのに毎回苦労すると思う。
    客演から新劇団員になった白土裕也は今回スタッフに回り、当日心のこもった笑顔の応対で会場を和やかにしていたのが印象的。
  • 満足度★★★★★

    たくさん笑った
    最初から最後まで笑いっぱなしでした。
    2時間の長丁場でしたが、あっという間に時間がたっていました。
    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    面白い!
    ストーりー展開やテンポ良く進む内容が、観ていて楽しかった、コメディーわいいね。

  • 満足度★★★★

    テンションあがるぞっ!
    いやぁ。。。やっぱ年末はカネカネカネだよなー!笑

    小市民やら常識人やら小悪魔やらアホやらデーブ・スペクターみたいな胡散臭いのやら・・・まぁ笑かしてもらいました!

    感情むき出し!

    汗いっぱいの芝居!

    テンション天井突き抜けの演技!

    ボクも、熱くなりましたっ!!!

    ・・・でも、賞金王決定戦で一攫千金の予定は・・・今垣のバカぁ。。。

    閑話休題。

    冒頭からラストまで、一気に突き進むのだが・・・ちょっと休憩が欲しかったかな。

    暗転があると伸びができるしねw

    そういう意味では、緊張と緩和をもっとハッキリさせたら、さらに良くなったのかもしれない。。。

    いや!このままでイイやっ!!年末だしっ!!!





    ネタバレBOX

    ラストのゲンナマ乱舞は気持ちヨカッタなー!!!

    やっぱド派手なラストってのは、テンション上がるわ!笑

    あっそうそう。。。

    ラストといえば、悪徳刑事の「ズラぶっ飛び」は衝撃だったよなー。

    あれで、軽く「イラっ」としてたキャラが、一気にかわいくなっちまったよ!笑

    ただ、東署と西署の刑事同士が「顔を知らない」ってのは、どうかと。。。

    悪徳刑事のほうは、出会い頭は一瞬あせってた様だけど。

    あそこで、ヒゲの刑事にバレないように、そ~っとズラを取るってのもよかったかも(←たんに、そういうシチュエーションの演技を見たいだけさ!笑)。

    あと・・・

    受付兼演出助手の白土さん。

    次は出演してな!笑

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