満足度★★★
クラシカル感溢れる笑い
レイ・クーニーの作品の殆どが、ふとしたきっかけから正気を狂わせ、秘密を隠し通そうとしたあげく、ウソを、エスカレートさせてゆくドタバタ・スラップスティック・コメディだ。しかし、レイの笑劇ほど年齢に左右される笑いはないと個人的には思っている。要するに彼の本はある一定の年齢以上にはウケるけれど、それ以下の年齢にはウケないと考えている。
満足度★★★
しっとこむ・・・・・かな
なんか英米でのTVソープドラマのうような、
観客の笑い声が入りそうな芝居でした。
でもなんか、間と言うか状況の入り組み具合が。
とっても歯がゆかった!
もっとテンポ良く、ポンポンと進ませていけばいいのにー。
話の内容からすると、観客をジェットコースターにのせるような感覚。
の方が合っていたと思われました。
が、実際乗せられたのが。
お花見トロッコ列車のような感じでしたね。
レイ=クーニーにしては…
正直、感情移入できませんでした。まず75万ポンドだか78万ポンドだかの額が「一生遊んで暮らせる」額なのに1個のケースに仕舞われる程度というのがよくわからなかったので、日本円にしていくらなのかパンフレットに少しご説明していただきたかった。
満足度★★★
面白いけど
主役の矢吹氏はかなりの熱演で衣装が見る見る汗ばんでいくさまがすごかった。しかし、その熱演が必ずしも報われているとは思えなかった。脚本は確かに面白くて文句なしだが、もっとコンパクトにまとめる方法(演出)もあるんじゃなかろうか?全体に演出不足気味で、2時間のストーリーが間延びしている感じ。見ていて笑いが散漫になっているのが、ちょっと残念だった。
満足度★★★★
クリスマスは笑いとお金を
劇団初見でした。フライヤーを観た時から面白そうだと期待していました。
ひと言で言えば面白かったです。ひとつの嘘がどんどんどんどん大きくなって複雑になっていき、必死になって誤魔化そうとするヘンリーたちのドタバタに笑いました。
どんどん話が複雑になり、暴走していく展開は好きですが、2時間はちょっと長いかなと思いました。私が観た回は、けっこうセリフのミスが多かったですし。楽しく観ていたけれど、途中何度か、あの複雑な名前や人間関係が入ったセリフをよく覚えられたなぁって感心してしまいました。
先週観た芝居もクリスマスものでしたが、あちらは後ろ向きな話だったので、犯罪が絡んでいるとはいえ、こういう笑って観れる作品はクリスマス向きでいいですね。
それにしても、あの刑事はいかにも…な感じでしたが、それが逆に盲点で、ラストの男が登場してからの3連発ネタに吹き出しちゃいました。
この劇団は次回作も観てみたいと思いました。
満足度★★★★
目の動きでモノ言う演技
この時期に大変適したコメディだったが、レイ=クーニーの傑作コメディであることももちろんですが、役者の表情、また目の動きさえも十分に演じられていて、まったく間のない上品、且つ安心して楽しめる笑いで、あっという間の2時間だった。矢吹ジャンプ氏の目の動きでモノを言う演技は、小劇場だからこを楽しめるものでした。海外のコメディを観る楽しみが増えました。
満足度★★★
スタンダードコメディ
いかにも外国製(いい意味で)のシチュエーションコメディである。ドタバタの中にも落ちつきがあり,安心して観ていられる。結末もなんかどこかの外国ドラマで観たこともあるようなもので,何となく予想できたものでホッと感はある。逆を言えば,思いもがけなかったインパクトは少なく,若干の物足りなさは感じざるを得ない。とはいえ,この季節,せわしない世間の中,心に余裕を与える芝居であったことは確かである。
満足度★★★★
クリスマス観劇にはお薦め
シチュエーション・コメディーのお手本とも言うべきレイ・クーニーの作品は、辻褄合わせのためについた嘘の連鎖で笑わせていき、最後に落ち着くところがわかっていても、役者の奮闘で思い切り楽しめるのがいい。
ファルスシアターは、本格コメディーをリーズナブルな入場料金で楽しめるのが嬉しい。
満足度★★★★
テンションあがるぞっ!
いやぁ。。。やっぱ年末はカネカネカネだよなー!笑
小市民やら常識人やら小悪魔やらアホやらデーブ・スペクターみたいな胡散臭いのやら・・・まぁ笑かしてもらいました!
感情むき出し!
汗いっぱいの芝居!
テンション天井突き抜けの演技!
ボクも、熱くなりましたっ!!!
・・・でも、賞金王決定戦で一攫千金の予定は・・・今垣のバカぁ。。。
閑話休題。
冒頭からラストまで、一気に突き進むのだが・・・ちょっと休憩が欲しかったかな。
暗転があると伸びができるしねw
そういう意味では、緊張と緩和をもっとハッキリさせたら、さらに良くなったのかもしれない。。。
いや!このままでイイやっ!!年末だしっ!!!