ホテルロンドン 公演情報 ホテルロンドン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-20件 / 25件中
  • 満足度★★★★★

    気のせいか
    国分寺は最初の方の吉祥寺での公演から
    毎回全く違うものに挑戦していて凄いな、と思う。
    ・・・やはり主催の力?天才というよりかはジャイアン的だけど、
    そういうのもまぁいいんじゃないカナ?

  • 観ていた
    2011年20本目

  • 満足度★★★★

    最高のポジションで
    事前に仕入れた情報により最高のポジションで観劇できました。清水久美子さんの文字通り体当たりの演技を間近で観ることができて幸せ。

  • 満足度★★★★

    冒頭からいきなり R-15(笑)
    ラブホテルの3つの部屋(うち1室は管理用に使われている)での一夜を描いた作品、初見であった昨年10月の『ストロベリー』同様にかなり写実的な印象。(部分的にはコミカルであったりいかにもフィクションであったりはするが)

    まず、印象的なものを列挙すれば…

    ・若いシゲル(加藤岳史)と人妻カスミ(清水久美子)のジェネレーションギャップならびにシゲルの「甘えっぷり」
    ・高校時代の担任セジマ(信國照彦)と訪れた短大生ハルカを演ずるハマカワフミエの「19歳ぶり」と、その部屋に呼ばれたフィリピーナのマッサージ嬢ジニーを演ずるえみりーゆうなの「カタコトの日本語」
    ・ロンドンにいる筈のアズマ(東谷英人)が帰国していたばかりか指輪を贈られて号泣するピンク(佐賀モトキ)の「オトメ心」

    ピンクの場合はそこまでがはすっぱに見えるだけに実は純情可憐なオトメ、なギャップにかなり心を揺さぶられる。
    先日の『ロクな死にかた』でもそうだったし、最近は ♪じゅんじょなオトメご~ころ~ (はぁと)(はぁと)(はぁと)♪ 系に弱いのか?(爆)

    また、台詞の音量、照明のトーンとも控え目で「深夜」の雰囲気が非常によく出ており、そこで交わされる会話(特にピロートーク的なもの)もリアル。
    なんでも会話の一部は河西主宰の実体験からのものだそうで、そりゃあリアルなワケだ。(笑)

    その会話に出てきた
     カスミ「ねぇ、この曲なんだっけ?」
     シゲル「別れの曲?」
     カスミ「それじゃなくて…」
     シゲル「じゃあ月の光?」
    を受けて、後で「月の光」「別れの曲」「トロイメライ」を順に流すのもイイし。

    さらにネタがネタだけに眼福多し。(爆)
    ってか、冒頭からいきなり R-15 的だったりして。
    これ、中高生に20円(!)で見せてイイのか?(笑)

  • 満足度★★★

    良いですな。
    なんだか懐かしい様な、いやいや初めて見させてもらう別世界の様な、複雑な物語。

  • 満足度★★★★

    なんか
    いろいろ考える舞台だった。欲望が栄える。

  • 満足度★★★★

    物語上必要なセットの形
    座る位置にもよりますが、いやー見づれー(笑)
    普通であれば、お芝居の舞台となるセットは集めるところだと思いますが、この形にするとはさすが国分寺大人倶楽部と言ったところか。
    (ただ単に見づらくするためにこの形にしたのではなく、物語上必要だったと感じた)

    場末のラブホの雰囲気が出ていたような感じがしており、よかったです。

  • 満足度★★★★

    パンチに欠けるか
    国分寺大人倶楽部、初観劇。
    劇場に入り、開演しばらくは、初めてポツドール観たときみたいなワクワクが続く。

    ラブホテルの3部屋を舞台に展開するストーリー。

    淡白だけど雰囲気ある台詞にのせて展開される、
    微妙な問題を抱える人たち。
    セックス。

    ネタバレBOX

    中盤くらいの場面転換には、それこそポツドール的なダイナミックさがあり、観ていてテンション上がる。
    音響ガンガン、修羅場ガンガン、セックスガンガン。

    が、そこがピークだったような印象も受ける。
    微妙な問題たちは、微妙なままなんとなく流れてゆき、
    そして終演。

    淡々と進み、淡々と終わる。
    味はあるが、もうちっとダイナミックな面も観てみたかった。
    しかし、この淡々とした中に流れる共通の情念、
    「イギリスでいい暮らし」
    ってのには妙なインパクトがあり、
    『ホテルロンドン』のタイトルを味わい深いものにしてくれる。

    いい舞台だったが、パンチに欠ける印象。
    けど、いい。

    モリタ(=後藤剛範)がとても愛らしく、人を惹き付ける魅力に溢れていた。
    また、ジニー(=えみりーゆうな)が、かなり、面白い。
  • 満足度★★★★

    愛情の匂い
    客観的に見れば、
    決して幸せになれそうもない男女なのですが、
    そこには、愛情の陰陽が発する香りが
    甘いとか苦いとかではない
    もっとリアルなフレーバーでえがかれていて。

    じっくりとその雰囲氣にひたってしまいました。

    ネタバレBOX

    劇場にはいると、そこには互い違いに3つの空間が並べられていて、
    その間に客席がおかれている。
    正直居座る場所にはかなり迷いました。

    でも、舞台が始まって観ると、
    会場にはある種の空気が満ちて行きます。
    何だろ、すれ違った想いが
    同衾している時の
    男女の求める気持ちと、
    すれ違う感覚が
    醸し出す肌触りがそこにはあって。

    物語が流れていく中で、
    男女のチグハグさに惹かれて
    やがて、それぞれの空間での顛末に
    観る側が釘付けになっていくのです。

    それぞれのエピソードを
    緩やかに束ねていく
    一人の男の存在なども
    部屋の内側の二人だけの世界を
    劇場全体の空気にしなやかに織り込んで
    したたかだなと思う

    ホテルの物語ですから、
    艶かしい声色も、
    露出度高めの部分も必然的にあるのですが、
    観る側の視線を肌にとどめない力が
    舞台の流れにはあって・・・。

    そこには、危うい事情や
    刹那の感情だけでは説明できない
    男女のもう一歩踏み込んだ想いをえがこうとする
    作り手の視点の確かさがある。
    よしんば、それが男女のフィジカルな関係の描写になっても、
    そこには細微な心情が満たされているから
    シーンが浮かないのです。

    ホテルを舞台に
    男女のつながりの脆さにとどまらず
    強さや断ち切りえないものこそが
    しなやかに描かれて・・・。

    鮮やかな終幕に息を呑む中、
    作り手が見据える愛情の質感が
    深く伝わってきたことでした。
  • 満足度★★★★★

    ここまでとはっ!
    男は自分の欲望をかなえ、女は一夜限りの夢を見る、、、
    動物としての男女の人間臭さが惜しげもなく演じられ、
    役者陣の、特に女優陣では清水久美子さんはからみもあり脱帽!

    ホテル3室の話がただ繰り広げられるのではなく、
    少しずつ関係性が見えていく展開がまたいい。

    最終的には、人の純粋な気持ちを踏み躙っているのだけれど、
    観た後の後味はなぜか悪くなかった。

    その瞬間は、彼らは嘘はついてなかったからだろうか。   


    ほとんどの女性陣は下着姿でがんばられており、
    細く締まったプロポーションが素晴らしかった!

    個人的にはえみりーゆうなさんの演技が、キャラが、
    物語の色を壊さず、かつクッションになっていてよかったです。 

    そういえば電話は誰の話だったのか、、、未だに理解できてません。。。

  • もっと理解したい
    腑に落ちないストーリー展開、結末にもやもやの残る舞台だった。最後は「あれ、終わりなの?」って感じだった。
    自分ごとだけどはっきりした結末じゃないと納得出来ないんだなとわかっただけでも観て良かったかなと思えた。

    舞台の配置が初めてのタイプで新鮮さはあったが、観る場所によっては、見辛い座席配置だなと感じた。だが、逆に言えば自分の好みの部屋がある場合はその近くで観ることができる。でもまあそれは内容を知ってての話である。
    僕の位置からそれぞれ3部屋の観やすさのレベルを最大10で表すと、
    10、7、1だった。1での演技中は、正直たいくつだった。

    本作のページの説明にあるように、「どんだけ悔やんでも元に戻せないものだったり」が座席の場所の話に例えると、「座席選びに失敗しても、演技が始まってしまえばもう戻せない(変更できない)」んだよという教訓を与えるがためのものであれば、大いに感じられた作品だった。

    「王子小劇場支援会員セレクト公演」なので作品自体は良いものなんだと思う。ただ、この作品に限らず、この類の作品の良さが自分ではよくわかないのが本音かな。「何が面白いんだろう?」と帰宅中場面場面を想い返すんだが、謎のままの終わってしまいモヤモヤした気持ちだけが残ってしまう。

    なので、この作品をもう少し理解出来ればきっともっと楽しめるんだろうなと思えるし、演劇自体の楽しみ方にもバリエーションが増えるのかなと思えた。

  • 満足度★★★

    実は人に勧めやすい
    過激とか、斬新ではない、正当派な部分があるように見えた、今回。

  • 満足度★★★★

    ディープな世界
    相変わらず好き嫌いがハッキリする舞台でした。自分は好きですが、手放しで人に勧められないのは良くもあり悪くもありですね。
    そして、おまけ舞台はこれぞ恥笑と言う顔で観させてもらいました。

  • 満足度★★★★

    「期待通り」だった
    良くも悪くも、期待通りの舞台だった。同劇団らしい場末感・猥雑感・チープ感が存分に出ていて、どうしようもない人間の根底に近づいていく展開は見応えがある。一方で、えみりーゆうなやハマカワの使い方など、いかにも、なワケで、不満はないが驚きもない。ラブホテルだけに登場人物がセミヌード状態というのも、いかにも、であり、サービスショット満載というオマケ付きの、面白い(という表現が適切とは言えないのだけれど……)舞台だった。

  • 満足度★★★★

    (ノ*´Д`)ノオォオォ
    国分寺大人倶楽部『ホテルロンドン』観た。ダメダメな人達の愛のお話。愛って深くて理屈じゃないななお話。ハマカワを観に行って佐賀モトキに泣かされた(T ^ T)。もち闘って晒して攻めていたハマカワも◎ 東谷さんの役もダメ過ぎて大好き(笑)そうそう、えみりーゆうなも凄くヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・

  • 満足度★★★

    悩む
    かなり濃い世界を描いている(はずな)のだけど、どこか、登場人物皆に冷めた感じがするのは、他の方が書いていたような、彼女ら彼らの「諦め」なのか、それとも単に私が登場人物の内面を感じ取れていないだけなのか。
    女優さんの露出度は高いが、描き方には愛があって、その辺は好き。

    ネタバレBOX

    暗転時の電話の声(ジンノってことでいいのかな?)が印象的なので、もう少しジンノの存在を浮き彫りにするようなストーリーでもいいんじゃないかと思った。その方が、話のまとまりがよくなると思うのだけど、まあそれは作者が志向しない方向なんだろうな。
    またの機会にそういう作品を、というのは望蜀の言か。

    おまけ作品をは見逃したのは残念。blogとか見てると、作者は本当はナンセンスコメディとかの方が向いているんじゃないかと思ったりするので。
    「○○○○○丸出しくん」って、本当に丸出しだったのだろうかw
  • 満足度★★★★★

    どこに座ろうかと考える 客席
    ホテルの 部屋 が あって。

    ホテルっていうのは、あまり日常には近くない と 思います。
    ので。
    ずっと とどまっては いられない 場所 のような 気がしています。

    そこを 去る 時 は、来る ので、
    それが、 なんだか 切なく 美しい瞬間 
    だな  とか  思いました。

  • 201102241430
    201102241430@王子小劇場

  • 満足度★★

    難しかった
     劇団も所見だが、あの舞台の置き方もはじめて観た。舞台の間に観客がそれぞれいるような。
     取り返しのつかない人達の話なのかもしれないけど、その取り返しのつかないことを必死にごまかしてる奴がいなくて、ただみんな諦めてる感じがした。必死にごまかす人間の醜さが面白いと思うんだけど。
     思った以上に客の年齢層が高く、また観客の男女比でも男の方が多いようなので、劇団のコアなファンが多くて、説明不要の世界があるのかな、と思った。

    ネタバレBOX

     退廃的な雰囲気を出すための演出なんだろうが、開演までと幕間のロックがあまりにもうるさすぎる。
     電話の男は結局、どれと繋がるのかもよくわからなかった。台詞と台詞の間にあるものを観客に考えさせることが多い芝居だと思う。
     女優さんの半裸がいっぱい観られるのは嬉しいが、全体的に難しく、観劇慣れしている人しか受け付けないような雰囲気があった。
  • 満足度★★★★

    なんだろう
    黒いともエロいとも思わなんだ。
    ただいい芝居観たなとは思った。
    女優に目が行きがちだけど、一番印象に残ったのは信國輝彦。
    3、4本しか観たことないが上手い役者なんじゃないだろうか。
    座席選びがなかなか悩ましい。
    女優目当ての方はネタバレを参考に。

    ネタバレBOX

    芝居場が三つ。
    奥からハマカワ、清水、佐賀だったよ。

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