満足度★★★
この空間でのパフォーマンス贅沢だな
時間がなくて最大5時間のうち、前半1時間30分ほど鑑賞。
フランク・ロイド・ライト作品の明日館講堂(ずっと「あすかかん」だと思っていました「みょうにちかん」なのですね…無知だな私)に
見とれつつ…12人の告白と1人のガイドのパフォーマンスを自由に
一通り鑑賞。この空間でのパフォーマンス贅沢だな。
#1 駒田大輔氏とガイドの武田暁さんが気になった。
満足度★★
疲労感だけが残った
「展覧会のような演劇」というコンセプトも演劇に対する先入観やある種の壁を取っ払う試みとしては評価できる。
「日本国憲法」のときと同じ会場で、俳優が同時多発的に演じるのも、観客が移動自由なのも同様。
それに伴う居心地の悪さが付きまとい、開場から1時間半強観たが、繰り返される演技もあるためか、途中でめまいに似た疲れが襲ってきて、グッタリしてしまった。
ジャンルの固定観念を取り除くボーダーレスな“パフォーミング・アート”というのは、かつて自分も仕事で企画に関わった経験があるが、なかなか理解してもらうのが難しい。
記憶・体験、体験・記憶
2つの都市をめぐるドキュメント。
役者が生身で見せる。
リアルタイムの「展示」なのに、すでに「体験」が凄い速度で「記憶」になっていく。
観客は、それを追体験するのではなく、固定化された「記憶」ではない、流動的なものとして鑑賞するのだ。
落ち葉が舞う季節の
明日館講堂もいいよねー。夕暮れのだんだん暗くなる中、ステージにボンヤリと座っていても全然ジャマされないで済むパフォーマンスだったなあ。建物が堪能できたなあ。でも、内容はどうなんだろう。正直言って、雰囲気はいいけど、内容が物足りないって気がしてしまったなあ。なにしろ「ヒロシマ」っていったら、ハンパじゃないテーマだからなあ。