りんご 木村秋則物語 公演情報 りんご 木村秋則物語」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★

    質は高いと思います、が・・
    1970年代、大阪では万博で賑わう時代、青森のりんご農家を舞台に、無農薬りんごをつくろうとする、家族の物語です。

    実際に青森で自然栽培のりんごを生産してらっしゃる「木村秋則」さんをモデルにしたノンフィクションに近いものだと思いますが、
    V6の長野くんをはじめ キャストの皆津軽弁を使ってのお芝居 真面目なストーリーでした。

    当時はオーガニックやエコなんてまだ現れてない時代、周囲から白い目でみられながらも、何年もガマンして、苦労して やっと実った2つのりんご・・

    質の高いお芝居だったと思います。

    が・・・ 上演時間は休憩をはさんで2時間30分、ところどころに笑いもありましたが
    わりと起伏がなく、平坦なイメージがしてしまいました。

    後ろから2列目だったせいもあると思いますが、隣の人は途中 コックリでしたから。。

    でも、サトエリちゃんもなかなかいい演技だったし、大鷹明良、梅沢昌代さんが さすが、ベテラン!!
    いい具合に息抜きっぽい演技で 柔らかさをだしていたと思います。

    おそらくジャニーズ系、V6ファンが多かったはずですが、お芝居としても 良かったと思います。
    平日のソワレ、ほぼ満席でしたからねぇ。

    *papasan*的には もう少し、盛り上がりと時間が・・・  感はのこりましたけどね。 

  • 20101112
    。・`ω´・)ノ ていねいにつくっていたと思います

  • 満足度★★★★

    テンポ良く感動的!
    半生を描くと冗長になりがちですが、期間を絞っていてテンポ良く、話も感動的でした。

    ネタバレBOX

    一目惚れしたのかなーというくらいのシーンから暗転後にはすっかり婿養子姿がなじんでいて、普通ならプロポーズシーンなどを入れがちですが、そんな時間を掛けそうなところを省き、それでいてきちんと伝わってくるところが秀逸でした。

    ラストも完全に栽培法が確立したところで終わるのではなく、直径5cmくらいのりんごが2個収穫できた時点で終わらせたのも伝記物的にならずにすんだ要因だと思いました。

    村八分の一歩手前くらいまでいったはずなのに、常に支持し続けた義父が偉かったと思います。もしかしたら学校でいじめられていたかもしれない娘さんもお父さんが好きで良かったですね。

    それにしても、佐藤江梨子さんが農家の奥さんなんて路線変更でしょうか。何か細くて、むちむち感は全くありませんでした。

    この日はご本人木村秋則さんの誕生日ということでカーテンコールのときに出て来られました。奥さんもこのお芝居を楽しみにされていたそうですが、ご病気で来られなかったとのことです。苦労を掛けたからだとおっしゃっていましたが、子供の風邪薬を買うお金も無かった時期もあったのですから、ホントにそうだったのかもしれませんね。
  • もっと仕掛けがあったら
    脚本の生真面目さを
    脇役梅沢やラッパ屋木村の演技力で和らげる
    栗山演出が見事。
    ホンに趣向があれば、大作の域だったかも。
    こういう真面目な実話系の芝居が
    大箱のルテアトル銀座で平日満席というのは、
    ちょっとビックリ。
    役者(V6長野クン)の集客力に拠るところなのだろうか。
    カーテンコールでも笑わないサトエリが印象的。

  • 満足度★★★★★

    素てきなお話でした
    世界初のりんごの無農薬栽培に向け、木村秋則(長野博)さんの努力もすごいが、それを一緒に協力していく家族がなんとも言えず良い。この団結力は、羨ましくもあります。

    長野博さん、佐藤江梨子さんの熱演ぶりに、何度もうるうるしました。

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