どんぐりシンフォニー 公演情報 どんぐりシンフォニー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    素敵でした♪
    ショートストーリーがいい感じに繋がって、
    ひとつのあったかいおはなしになっていました。

    ネタバレBOX

    江澤くんのお父さんっぷりがとてもよかった!
    どんぐりの精ちゃん萌えwかわいかった!

    すごく素敵なおはなしだったのですが、ちょっと長い感が残念だったので★3つ。
    ややしつこい感じが残った(特に1話と2話)のと、お尻が痛かったです。
    ストーリーに無くてもいい会話をもう少し削って、それぞれのお話が
    「ああ~もう少し観ていたい」くらいで進んでくれたほうが観易いかな。

    そういう意味では、3話と5話はもっと観ていたい感じがしました。^^
  • 満足度★★★★

    連作気味なオムニバス
    毎度お馴染みの(?)各編がリンクする短編オムニバス、今回はさらにリンク具合が密接に。登場人物が複数のエピソードに登場して短編オムニバスというよりは連作短篇集と言った方が的確か。(いや、「連作短編」は主人公が固定の場合?)

    で、同じ人物でも2度目以降に登場する時は別の一面を見せて「あぁ、そういう風にもつながっていたのね」などと思わせたりするのも巧い。

    ネタバレBOX

    また、実はどんぐりなのに人間のカタチをとって現れる「どんぐりの妖精」なんてファンタジックな(あるいはトンデモ系な(笑))キャラクターも登場するのに、全く違和感がないと言おうかうまく溶け込んでいると言おうか、なのはフシギ。
  • 満足度★★★★

    第五話でうるうると泣けた。
    第五話でうるうると泣けた。

    まず当日パンフに千野ありささんのコメントが載っております。かいつまんで、「夫婦でこの演劇を作っている事、出産して家族が増えたこと、子供が生まれてからは毎日がお祭りだが、よく考えてみたら夫婦二人でも十分毎日がお祭りだったこと、これからもこんな感じでずっと毎日楽しく過ぎていくんだなぁと思う。ばたばたしているがハッピーだなぁと思っている。」とありました。
    こうコメントがあると観なくても劇が想像できるような温かな気持ちになりました。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    五話の短編集。物語特に繋がっているわけではないが、それぞれの短編にそれぞれの登場人物が絡み合うことからオムニバスとなっている作品。

    第一話フリーマーケット
    姉はバッグを病的に買いまくるバック依存症だ。一方で姉の友人は3年前に恋人に振られてから摂食障害になった。姉と同居の弟はバックが氾濫した部屋を少しでも整理整頓するべくフリーマーケットを開催するも全く売る気がない姉と友人はお互いの満たされない心をカバーすべく同居を決める。そのために追い出されることになった弟は何のためにフリマをしたのか解らない結果に。

    第二話絵本画家のアトリエ
    絵本画家・麻美と絵本作家・渡は同居していたが同居記念日の1000日目を渡が忘れたと思い込み険悪な状態になった二人を編集者が取り持つが、二人の話を聞くうちに家賃は麻美持ちで、家事は渡が担当していたことが暴露される。しかも渡は麻美から借りた金でパチンコにもつぎ込んでいた。しかし一日遅れの宅急便の中身を見た麻美は渡が記念日を忘れていなかったことに感動する。編集者を無視して二人は温泉旅行に行ってしまう。笑

    第三話どんぐりの木の下で
    クヌギとカシワはどんぐりだ。しかしどんぐりとして川に落ちた時にドジョウに見られると人間として生まれ変わってしまう。なんとかしてどんぐりに戻りたいカシワは人間に「自分はどんぐりの妖精」だということを信じてもらうか、ミラクルどんぐりを見つけるかしないとどんぐりになれない。しかしクヌギは人間界に友達が出来たから人間のままでいたいという。クヌギの思いとカシワの悩みが考えさせられる芝居。

    第四話ランチタイムの公園
    サラリーマンと彼が小学生だった時の先生との会話劇。
    リーマンは無職になってしまった。しかし家族にはそのことを言えないでいた。公園のベンチに座ってパンをかじっているとかつての教師が現れる。教師はいなりずしをリーマンに食べさせるもとにかくまずい!ヨクヨク話を聞くと給食として食材に拘ったいなりずしを出したいという。先生は調理師の免許を持っているリーマンを学校の調理師として雇うことに。

    第五話どんぐりファミリー
    これが一番好きな作品だった。
    父は大学で清掃員として働いていたが、息子が幼いころ、父はどんぐりに詳しいことから「どんぐり博士」と呼んでいた。そのまま大きくなった息子は青年になっても、父は大学でどんぐりの研究をしていると思っているだろう息子に中々本当の事が言えない父。息子に落胆されたくないのだ。しかし息子は父の本当の職業を知っていて「お父さんが自分から話してくれるのをずっと待っていた。ずっとずっと待っていたら大人になってしまった。」と打ち明ける息子。

    父の心を思い遣る息子の心に感動して泣けた。もちろんここまでに沢山の描写が加味されて泣けたのだが、第三話と第五話は父が幼少のころにみた「どんぐりの妖精」が親子二代に亘ってリンクされててとても美しい光景だった。心が洗われた。そうなんだよね、大人になると子供のころの透明な心をついつい忘れてしまいます。
  • 満足度★★★★

    ほのぼの
    大人になって忘れかけていたものや純粋な心を思い出させてくれた舞台だった。春の日の温かさが伝わってくる素敵な物語でした。

  • 満足度★★★

    絡み合うオムニバス
    登場人物や状況が繋がっていて、
    なんか小さな町の片隅の、ほんわか小話。
    という感じが面白かった。

    ネタバレBOX

    ファンタジーでしたね。
    人間の友達作って、自分がドングリの妖精だと信じてもらえると。
    元のドングリにもどれるという話が気に入りました。
    ちょっと危ない女の子かなーと思わせて、
    実は妖精さんでしたーという展開は、割とすんなり入れたが、
    まさか相手にした男の子が、5年先輩のドングリの精だった。
    という展開は、なかなか愉しめましたね。
    だけど、妖精とはいっても。
    食事や棲家はどうしてるのか?
    劇中で匂わすような台詞が聞きたかったです。
    どーもファンタジーとはいっても、
    どこかにリアリティ求めてしまうんですよ。
    でツッコミ入れたら、笑いも取れますって!

    で、人間になってしまったドングリが。
    ドングリ好きの人間と出会って、別れたくなくってズルズルと、
    人間界に留まるという設定も良かったですよ。
    正統派のファンタジーでした。

    もーちょっと、笑いと会話のテンポに改良点があるように思えました。
  • 満足度★★★★

    大変素敵なメルヘン
    大人のメルヘン。とても暖かくとても優しい物語。今回もまた素敵だった。

    ただ、少しいつもより笑いが少なめだった。もっと笑わせてほしいかも。

  • 満足度★★★

    おもしろ!
    笑えました。
    でも、暖かい、いいお芝居です。

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