パラリンピックレコード 公演情報 パラリンピックレコード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
41-49件 / 49件中
  • 満足度★★★★

    2度目の北京蝶々さん
    デリケートな問題や、表に見えにくい、ちょっとした毒や残酷さを、軽く勢い良く仕上げていて、面白かったです。

    ネタバレBOX

    当人に限らず、実は社会の重く深刻な問題だったりするのだが、なんてったって、コメディータッチで勢いもあるので、あっと言う間でした。

    多数意見が、正しいとは限らないのに、踏みにじられてしまう少数派の痛みも感じました。

    差別とは?
    真実の愛とは?
    ホントの優しさとは?
    バリアフリーの、本当の意味や価値とは?

    と、ちょっと考えちゃいました。が、それ以上に濃いキャラの面々の動きに、目を奪われました。

    光の使い方が、効果的だと思いました。
    都知事の車椅子のちゃちいキラキラも、可笑しかった。
    自転車のハンドルに、ベル音も、良かったです。
    特に、姉役の帯金ゆかりさんと、女王役コロさん(柿喰う客)が素晴しかったです。
  • 満足度★★★★

    新鮮
    前回から外部の演出を招いている北京蝶々。役者がいずれも魅力的で素晴らしかった。中屋敷演出の妙か。これからどんな挑戦をしていくのか目が離せない。

  • 満足度

    はっきり言って期待外れ!
    ほとんどの役者がキャラ設定を履き違えている様に
    思える程、キャラを活かしきれていないから演技に
    メリ張りが無い。

    だから決めのシーンも決まらないし、ネタに対して
    笑いが起こらない。

    ワザと軽い様な演出を付けているかもしれないが、
    決める処は決めないと作品をただぶっ壊しているだけ。


    この作品、しっかりと決めれば面白い作品になるはず!

    2オチだと思うがかなり酷い出来だった。

    あれだけ小ネタがあるのに客席からの笑いが
    少なかったコトを役者は真剣に考えて欲しい。

  • 満足度★★★

    失笑(笑)
    北京蝶々さんの芝居を初めて観劇。
    結局、何を言いたいのかちょっと分かりずらい印象でした。。。
    失笑する場面が幾つもあり、これはわざとやっていると思えた。
    これは売りなのか??確かに面白かったです(笑)
    障害者が良い人とは限らないという、社会を皮肉った場面はなかなか良かった。


  • 満足度★★★

    中屋敷の演出なので
    もしかしたら・・?と思ったとおり「柿喰う客」カラー強し。だから評価は割れるはずだ。
    イシハラ都知事がいつからヤクザになったのか・・、既に流山児を起用した時点で現イシハラ都知事に対して天誅のようなもの。笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ぶっとんだキャラクターのテロリストやら、ヤクザ風味のイシハラ都知事など、相変わらずのアニメな世界感なのだが、
    新型の義肢を装着したパラリンピック・アスリート2人はサイボーグのように瞬間移動しちゃってるし、その奔走っぷりも超人なのだった。その超人をどう演出するのか観ていたら、スロモーな走りっぷりを光で目くらましさせ、上手く演出してる技は相撲でいう猫騙しみないなナリ。笑

    しかしながら舞台が広すぎてこじんまりとした演出やキャストの立ち居地などと空いたスペースが気になった。またキャストらの出入り、次の場面に繋がせる送りと迎えの場面展開が雑だったように思う。まあ、コメディみたいな感覚なのでそれもコメディのうち、と言われればそうなんだけれど・・。

    幕開けの終盤の二人の疾走シーンは序盤に撒いた伏線をしっかり回収させきっちりと。

    ウケタのはイシハラ軍団のバカバカしい行。
    また障害者全員を良い人や健気だと勘違いしている健常者達をチクリと刺す場面もあり、そういった弱みを武器にしてズルク生きてやろうといった障害者の歪んだ強度は社会を風刺していた。バリアーフリーの表現も作家独自の説明だが妙に「そうだよな~。」なんて納得してしまう自分が居て、どっちが正常なのか解らなかった。笑

    柿喰う客のファンにはお勧めの舞台。
  • 満足度★★★★

    初北京蝶々
    前から気になっていた北京蝶々。話に聞いていたとおり、勢いがありました。途中にこれいる?っていうのがありましたが、全体としてはおもしろかったです。刑事に釘付けでした(笑)。

  • 満足度★★★

    初日
    演出が変化球ばかりだったので、提起されている問題点が見えにくい。テーマと演出のブレンドがまだ発展途上かも。それでも場面場面の完成度はかなり楽しめる。

  • 満足度★★★★

    身体が動かしたくなるお芝居
    オブラートにくるまないNGワードもありだと思える90分でした。
    小ネタがいちいち面白かったです。後半にはもっとヘンタイ感が増して見ごたえが出てきそうな感じでした。
    ポストパフォーマンストークもたいへん興味深い内容でした。。

    ネタバレBOX

    流山児さんがどんな都知事で出てくるんだろうと思っていたら・・・。

    ふんどしのユウジロウのエコーは特殊技術ですね。。似合いすぎる。

    女王・コロさんと姉さんの帯金さんがカワイイく、スポーツライターの安藤さんがいろんな声色でいやな感じを出していてよかった。
  • 満足度★★★★

    黒いおもちゃ箱から
    飛び出した毒素の強いキャラクター達に心の底板をバリバリとムリクリ剥がされた。
    無意識下に収めようとしていた気持ちを引き出された感じ。
    も~う血だらけですわ(笑)

    でも、嫌いじゃないです。

    表現規への怒りの矛先を探しているつもりが自らに銃口が向いていたとしてもね。

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