あなたの部品 リライト 公演情報 あなたの部品 リライト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 33件中
  • 「あなたの部品 アナザー」でもいいくらい。
    ファイナルが好きだったんですけど、ここまで変わるか。いっそホントにアナザーでも良かったかも。義肢が本物の体とは違うとか、自分の体でも別物に感じるとかにも通じるし。
    忙し忍者さんのコメントにほぼ同意なので、その辺りは記載を省略。
    とにかく熊川さんが可愛かった。卑怯なほどに可愛かった。あんな境遇で一途な子なんて健全な男子はみんなイチコロに違いないってくらいに心を寄せてしまった。

    ネタバレBOX

    北京蝶々×時間堂 feat.酒巻&熊川ってな印象。勝手ながら思ったのは、もっと劇団員が得をする公演で良かったんじゃないかという事。劇団員が脇を固めているのは作品を支えている様でもあり、いやでももっとわかりやすくおいしいポジションにいても良かったんじゃないの?と。
  • 満足度★★★★

    4月も楽しみ
    硬派なテーマをライトに見やすい表現で見せてくれたのはとても良かった。

  • 満足度★★★★

    コメントが....
    遅くなってしまいましたが、
    心に響く台詞もちらほらあり良かったです。
    ただエピソードの結末がスッキリしなかったのが少しありちょっとモヤモヤしています。

  • 満足度★★★★

    劇団初見
    昔の木製の義手義足とか展示があれば食い入るように見つめる方なので行ってみた。過去の作品を知らないけど今回は黒澤さんの演出ということで役者が部品としてするする流れるように可動して気持ちが良かった。

  • 満足度★★★★

    重いテーマなのに
    重いテーマなのに、重すぎず、ユーモアも
    ありとても見応えのある作品だった。
    でも…ちょっと何かが引っかかるのですが。

    登場人物の深く濃い設定がおもしろい。
    後半、暴かれていく真実がもの悲しかった。

    ネタバレBOX

    近未来。天才義肢装具士によって、
    簡単に体の一部「部品 (コンプレックス) 」を変えらる。
    中には前よりもバージョンアップして。
    現実にこんな日も遠くないかも…。
    自衛隊とかサイボーグみたいな戦士だらけになるのだろうか。

    後ろで出番を待つのが見える。
    最初はマネキンのように、そのうちもたれあって
    ダラダラと溶けて同化していくようにだんごに
    なっていく登場人物たち。
    おもしろい演出でした。

    Wストーカーの金子久美さんと木村キリコさんの対比が良かった。
  • 満足度★★★

    初ルデコ
    外の音がかなり気になったけど、
    あの空間で観られるのってすごく贅沢な気がする。
    重いテーマを淡々と描いていたのがいい感じ。
    アフタートークも内容が濃くて得した気分。
    黒澤世莉さんが女性だと思っていたので、ちょっとビックリ。

    ネタバレBOX

    義肢作成工房が舞台で、障害者がたくさん登場するが
    殊更感情的になること無く物語が進んでゆく。
    アフタートークで「障害=コンプレックス」として描いている
    というお話があったが、成る程納得という感じ。
  • 満足度★★★★

    次が楽しみになりました。
    主演さんの弱い部分も含めた演技がよかった。
    様々な人物が入り乱れたけれども、纏める感じではないラストが
    個人的には良かったと思います。キッチリ上手く締めるとねぇ。
    笑いも結構あって、キツイテーマーでも見れてしまったのは意外
    考えさせられる所あり、楽しめる部分もあり次回作も再演?なのかな
    期待したいですね。

  • 満足度★★★★★

    近未来に起こる?
    おもしろ怖い舞台でした。超人的な装具による悲劇。元人気歌手とストーカー。何よりそれらを作る装具士自身が抱えていた真実。見所いっぱいの舞台でした。

  • 満足度★★★★

    面白かった
    硬派なテーマをながらも、ふわふわしながら軽妙に進んで行く感じがして、とても楽しめました。
    特にラストは、単純に救いと言っていいのか分かりませんが良かったです。

  • 満足度★★★★

    よかった
    ルデコだからを意識したのかはわかりませんが、メインの役者以外が、自分の出番以外は舞台奥でマネキンとしている、しかも物語後半になると(オイラには明確な理由まではわかりませんが)2箇所(これは柱で見えなから2箇所に分けたかな?)で重なり合うというか体をくっ付け合うという演出は面白く感じました。
    物語も面白く、またいろいろ考えさせられましたが、登場人物が少し多いかなと思う部分があったかな。でも面白かったです。

  • 満足度★★★

    車輪の一歩
    かなり個性的で、訳ありで、どこか狂気的。あるシーンでは気持悪く、あるシーンでは人の強欲さが剥き出しになるなど見応えはあった。

    ネタバレBOX

    座った場所が悪かった。田渕さんのお尻が目の前だった(笑)
  • 満足度★★★★

    ちょうどいぃ
    障害者がテーマだと話が重すぎたり
    いい話になりすぎたりしがちだとおもいますが
    重すぎず軽すぎずでちょうどよかったです。

    まぁケツ見せる必要があったかどうかは別にして(笑)

  • 満足度★★★★

    うまく言えませぬ。
    北京蝶々を観るのは何度目かのことでして、僕は観る度新しい知識を得て、なんだか少しだけ賢くなったような気になりながら劇場を後にしてきたわけですが、今回は少々違いました。なんだかいつもとは違ったドロドロとしたものを感じたのですが、それがいったいなんだったのかはネタバレに書くかもしれません。

    ネタバレBOX

    けれど書かないかもしれません。
    というか書きません。
    いや書けません。

    書く能力がありません。

    残念です。

    そういえば一昨日ですかね?
    両手の無いスイマーが好成績を残したというニュースを見て、舞台で言っていた、パラリンピックに誰もがチャンネルを合わせるようにする、その為に義肢を使う、という話を思い出していました。

    つまりあれなんです。あれってのは、北京蝶々が作り出す舞台ってのは、いつも記憶の大事な部分に深く刻まれるようで、ふとしたきっかけで思い出されるんですってことです。そういう深い内容なんです。すごいんです。

    だから、そんな深くすごい舞台に感じた僕のちょっとしたドロドロなんて書き表せやしないんです。
  • 満足度★★★★

    不思議な心地良さ
    幻肢痛にも通ずる身体の一部を喪った哀しみや艶笑風(ではあるが切実?)な部分など複数の角度から「広角」的に取り上げながらも全体をふんわりとした優しさ・あたたかさが包み込んでいるようで、不思議な心地良さあり。

  • 満足度★★★★

    深い意味と価値を感じました
    部品と呼んでいる体の一部分を通して、その人の心の中が、透けて見えるような作品でした。後半の、まさか!・・・でも、納得してしまう、見事な作品でした。

    ネタバレBOX

    誰もが持っているコンプレックスや、こだわり、弱さ、から逃げずに直視しながら、繊細に描いた作品でした。

    失うことで、新たに得られることも事実で、その為の犠牲や、価値も様々。他人(家族や恋人)の為と言うのは、建て前だったり優しさでもあったりするのだが、実は、自分のエゴだったりする現実も、見えました。

    後半明かされる西村(坂巻誉洋さん)が、女性だった過去に驚きながらも、それまでの言動を納得してしまう演技でした。
    高原役(熊川ふみさん)も、印象的でした。

    後ろで控える役者さん達、前半はポーズでの静止、後半の絡みあうような、支えあうような姿は、とても効果的であったが、終始いるのには、疑問。狭すぎる空間で、意味を押しつけられるように思えてしまった。

    お尻は、みせなくても、充分意味は解るのに、役者さんも、ご苦労の多いい仕事と、思ってしまった。ベルトをはずす音とエプロンの下に、手を入れているだけでも、想像付くのでは?

    初めて拝見した、北京蝶々さん、深い意味と価値のある作品で、素晴らしかったです。初演も、次回作も見たいと思いました。
  • 20101217
    。・`ω´・)ノ

  • 満足度★★★★★

    お見事!
    これはお見事でしたね。義肢装具士を中心にいくつものストーリーが交差する。そしてその中に複雑な人間の心情が浮かび上がってくる。共感できる部分もあれば,共感はできないけど納得できるものもある。その人間模様の中に引き込まれ,息つくことさえ忘れ,ストーリーに没頭していった。劇場がルデコだから,役者さんが近い近い。いい役者さんをそろえているだけに至近距離で見応え十分。また,出入りの演出も面白い。すべてにおいて満足の一作です。

  • 満足度★★★★

    面白い!
    誰でも何処かしら換えたいものはあるはずだ。だからこの物語の着眼点にも興味が注いだが、一番面白かったのは人間の本来持っている欲や業のような本質がきっちり描写してあったところだ。
    役者らが待つマネキンの演出もお見事。

    ネタバレBOX

    マネキンを作るように義足や義手、皮膚再生、その他の部品を作って患者の要望に応える技師の西村自身が実は女だった、と後半に明かされる場面は絶妙だった。実は自分自身がかつては患者で、同僚の前川先生が西村の性転換手術をしていた経緯から、前川が西村に言い寄っていた理由も理解出来るってもんだ。笑

    すると舞台で使用した膣は西村のものってことになる。笑
    しかし、いったい、あの膣の小道具を何処から仕入れてきたのだろうか・・。笑

    岡田夫妻の関係性、車椅子に乗った障害者とヘルパーの上下関係、二組の男女のなさぬ仲は他人がどうこういう類のものではないが、利害関係を逸脱した深層心理の描写が愉快だった。特に障害者とヘルパーの愛情は、一見、純愛のように見えたえれど障害者がリライトされて立って歩けるようになると今まで優位なポジションにいたヘルパーが自分のポジションを守るがごとく作為的に工作してしまう心理の表現がお見事だった。

    リライトしても、どこまでいっても満足できない欲は個々の患者を更に憂鬱にさせる。西村自身も男になった満足感がやがて落ち着くと、今度は男らしさと強さを誇示するために新型義足を必要以上に要請するさまはむしろ悲劇を感じたが、思うに心のリライトも必要なのだ。笑

    キャストの演技力にもエロい小道具にも満足して面白がってみた芝居だった。
  • 満足度★★★★

    倒錯した世界
    近未来の義肢装具にまつわる話で、かなり倒錯した世界が描かれていました。扱い方の難しいテーマだと思いますが、芝居としてここまで面白くみせてくれるのには脱帽します。ただちょっと現実味に乏しく、気持ちが入り込めるものではありませんでしたが。

  • 満足度★★★★

    映画化希望
    エロティックな芝居だった。直接的な台詞や演技以上に。
    音楽マイケル・ナイマンで映画化してほしい。
    岡安さん、セクシーかつチャーミング。
    熊川さん、猛禽類の眼差しがいい。
    コメディリリーフの帯金さんと、木村キリコさんのちょいキレ具合も良かった。
    そして、改めて言うまでもなく金子久美さんはべっぴんだ。
    女優陣が美女ばかりで、ルデコさまさまだった。
    ただ、上の階のドタバタや音響はどうしても気になった。
    痛し痒しでした。

    ネタバレBOX

    性転換した義肢装具士役の酒巻誉洋さんはいいキャスティングだと思う。
    主役のオーラがあったよ。

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