公演情報
「幽霊塔と私と乱歩の話」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
僕は、この芝居、今年観た全部の中でも一番好感もてたやつですね。
とにかく観てて心地よかった。
楽園とゆう、下北沢のたくさんある劇場のなかでも一番秘密基地感ある小劇場で。
幻想と郷愁のあたたかい芝居だった。
役者さんたちも素晴らしかったし、大掛かりじゃないけど工夫が凝らされた舞台上の演出も素敵だった。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/03/02 (木) 19:30
かつての奇妙な縁の宮地一郎、駒込いちこ、清掃員大月春吉とともに権正さとみは幽霊塔に入っていき、不可思議で不安と恐怖、そして途中から江戸川乱歩の孫の?江戸豊も加わって、物語の前半から中盤にかけてはごく平凡でありきたりな若者の屈折した青春群像劇劇で、劇のタイトルと、主演の女優さんの個性的な雰囲気や独特な喋り方とは裏腹に全然期待はずれだったのが、一気に乱歩的な世界観と現実が交錯してきて、劇世界にいつの間にか引き込まれていた。
特に幽霊塔内で主人公も含め、それぞれの登場人物が仲間とはぐれ、自分の過去が立ち現れてくるという自分との闘いであり、そして少し不思議な場面でもあるが、非常に現代において、ふと立ち止まって考えることの大切さを感じた。
実演鑑賞
満足度★★★
他の方同様、木村美月さんを目当てに行った部分も有るので、それなりに満足はしているが肝心のお芝居の方は面白みを欠いていたように思う。最後まで物語の入り口からその先に入っていけなかった。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/03/02 (木) 19:30
木村美月が好きな土地で好きな人と、好き勝手に演劇をする企画の第二弾だという。それにしても、なんと魅惑的なタイトルであることか。乱歩と「幽霊塔」、そこに私という存在が加味されているのだ。が、多少期待外れに終わった感は否めない。10年前のちょっと奇妙な話という非日常感はあるものの、展開にメリハリが欠けていてハラハラドキドキしない。
まあ、木村美月がカワイ~から許しちゃうけど(笑)。
あと劇場だが、下北沢の楽園よりは池袋のGEKIBAの方が立教大学のすぐ近くなので、はるかに良かったのでは…。好きな土地が「下北沢」なのかもしれないが、そういうロケーションの選択も大切だと思う。殊に「ちょっと下北ふらふらして帰ろうかって道すがら、幽霊塔があるような気がしてくる、そんな帰り道をお渡ししたいです。」とまで書いているのだから。
実演鑑賞
満足度★★★★
語りから始まるお芝居。見ていて分かりやすくテンポも良くて面白かったです。乱歩の幽霊塔読んだことないので読んでみようと思いました。お話としては、なんか共通の秘密を世代を越えて共有した、そんな仲間といる感じが出てて好きでした。いいお芝居だったと思います。
実演鑑賞
満足度★★★
タイトルだけ見ると、なんとも昭和っぽい。ところが見てみると、平成令和の女の子のストレートな甘酸っぱい青春もの。乱歩も、なんだかこそばゆそうな舞台だった。
乱歩邸が立教大学のすぐ裏にあることは知られているが、このあたりは昭和になって開発された新興住宅地。杉並なら高円寺、世田谷なら駒沢、といった新興サラリーマン層の町だった。中にはちょっとした町工場もあって、そこの煙突などは乱歩好みの場所になっている。そこへ、現在の女の子(椎名彗都)が迷い込んだメルヘンである。友達(木村美月)と大学構内に入り込んで、用務員と仲良く酒宴を開いたり、乱歩の知り合いだった人の子供(いい大人である。小泉将臣、演出も引き受けさすがに好演)と仲良くなったり。なるほど、今の女の子の甘酸っぱい青春回顧はこんなものか、と知ることができた。
演劇でも、三十年ほど前に、この手の自分探しが流行って、大人の観客は辟易したものだが、その時の騒々しさはなくてファンタジック。主役の椎名が野暮ったくて、なかなか良い。この役を木村美月がやっていたら嫌みになってしまう。気取ってはいるが通俗的なのだ。乱歩もこういうところにかり出されて戸惑っていそうだ。しかし少し硬派に行くなら何かというと乱歩ではなくて、一時はやった小栗虫太郎、夢野久作、新しくは中井英夫、忘れられている角田喜久雄、などを下敷きにしてみたらどうだろう。もうすこし世界は広がると思うけど。
実演鑑賞
満足度★★★
全体的には、或る有名な映画を連想させつつ、乱歩小説の世界観へ誘う、そんなイメージの物語であった。面白いのは、現在と過去(10年前)を交錯し、ミステリアスで時にサスペンスのような場面を取り入れ関心を惹くところ。不思議な出来事とドキッとさせる感覚、それを簡易な舞台美術で観せようとする工夫。今の暮らしに立ち止まり 昔の(不思議な)出来事を回想する、そんな単なるノスタルジックドラマとして描いていないところが魅力的だ。この公演の主人公は主宰の木村美月さんの姿に重なり、その思いが強いといった印象。因みに主人公は別のキャストが演じており、もしかしたら客観的に眺めたいといった思いがあったのかもしれない。
登場人物は5人。語り手となるのは、ひょんなことで知り合った主人公・権正さとみ(椎名慧都サン)と同じ大学に通う男子大学生・宮知一郎(宮地洸成サン)。主人公は不自由なく育った普通の女子大生で、現実は普遍的な設定だが、乱歩小説に登場する建物や出来事を絡めることで奇妙な世界、その虚実をテンポよく描いていく。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★
銀子の名前や時計塔のトリックはチラッと出てくるけど、そこまで乱歩の幽霊塔の内容とはリンクしないのね。あと下北沢で公演するより、終演後に乱歩邸付近を散策できる池袋周辺の方がよかったのでは?