底抜けカンガルー 公演情報 底抜けカンガルー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • ゆるさがおもしろい
    適当な感じの発展性のない会話のやりとりがおもしろい。どんなに丁寧に話しても理解してくれない人を自分が相手したらきっと無理だろうけど、傍から見てる分には(笑)
    最後まで何の伏線もなく話がただただ流れていくので、引っ掛かりが途中に散りばめられていたらよかったかもと思いました。

  • 満足度★★★★

    初、ぬいぐるみ。
    タイトルの状況に向けてきっぱり行く組み立てはストレスなく凝視。比較されがちなあの劇団と似ているようで中心が違うと感じた。いつもは賑やかだそうでそっちも興味あり。最後プツンッと終わる切れ、テレビ消すみたいで良かった。

  • 満足度★★★★

    ミステリー。でもなんかかわいい。
    全作とは違う色合い。濃密な会話劇。
    ミステリー。でもなんかかわいい。
    今回はストーリーがわかりやすかった。

    絶妙な間の長台詞の掛け合いがうまい。
    かなりのアップテンポで怒濤の長台詞。
    ずれまくる会話のおそろしいほどのしつこさ。
    ぎりぎりなかんじ、おもしろい!

    中でも神戸アキコ嬢がなにしろイイ!
    ホントうまいなぁ。好きだなぁ。

    渡邉啓介氏もうまいなぁ。

    今回は主宰・脚本・演出の池亀三太氏も
    出演していて観れてよかった。
    もう出ないらしい(冗談かもしれないけれど)

    一週間後、同じ参宮橋TRANCE MISSIONで
    新作発表との事。見逃せない!

    ネタバレBOX

    水を表すブルーシートの青、
    そこに浮かぶカラフルなビニールのカラーボール、
    アイアイのレモンイエローのキャミ、
    たまたまかもしれないけれど前回同様、視覚的に色が気になる。
    私はこれがすごく気に入っている。

    アフタートークで池亀三太氏いわく、
    今回はいつもと比べるとモノトーンなイメージとのことでしたが。
    けっこうカラフルでした。

    それから観客からの質問で『なぜにカンガルー?』の解答は
    「カンガルーがかわいいから」でした。ん?

    後、気になったのは、
    水玉パンツにレモンイエローのキャミので、犬のように
    足を繋がれて監禁されているアイアイ役の長瀬みなみ嬢がかわいい。
    下着姿なので目のやりばにちょっと困りましたが。

  • 満足度★★★★

    初見です。
    見終わった時は、ちょっとなんだか??という印象だったんですが、後からジワジワ来る感じがありました。
    時間があればリピートしたかったなぁ。
    あと、アフタートークがかなりよかったです。

    ネタバレBOX

    モモンガさんはファースト経験者なので取るのは大丈夫だが、投げるのが苦手だとか・・・
    なのでキャッチボールのシーンは別のことがしたかったとのことです。

    そしてあれがいい、それはちょっと的なトークのあと、最終的には、客から『ボートと暴投』のくだりがあるからキャッチボールなんでは?と指摘され、場内爆笑でめでたし、めでたし。
  • 満足度★★★★

    話は
    以前観た作品たちと似てるテーストなのだけれど、
    今回は動きと出演者が少なめだったためにおとなしめな印象でしたが
    これはこれで「らしさ」がでてましたね
    毎回思うのですが、次はなにをやってくれるのか....
    またすぐに公演があるらしいので、楽しみです

  • 満足度★★★

    カンガルーより・・・
    個人的にはモグラの方が楽しかったです・・・。

    まだ公演中ですので、以下ネタバレBOXにて・・。

    ネタバレBOX

    濃密会話劇というキャッチフレーズで、確かにテンポの良い会話劇だったが、個人的には余り話に入って行けず、何となくよくわからないまま終わった感じ。


    何と言ってもあのモグラ(初演)でのユルユル感、爆笑を誘うセンスが強烈な印象で、ゲリザンヌさん(スミマセン、でも神戸さんというより、自分にはこのネーミングの方が親しみが持てるんです)、カメ君追いかけてのりしろまで観に行ったけど、今回は少し自分としては期待はずれ。


    そんな中、冒頭出て来る下着姿の少女の印象がやっぱ強烈。
    イデタチがイデタチなんで、ついつい目はそちらを追いかけてしまうが、衣装の奇抜さを割り引いても、ハツラツとした好演が光った。


    帰り、劇場を出た所で、談笑していたその役者さんを偶然見かけ、周りに人が少なかったこともあるが、思わず
      「可愛かったですよ!」
    と声まで掛けてしまった。
    今まで小劇場で沢山のお芝居を観ているが、内気な自分は、役者さんと話した事はおろか、目を合わせたこともなかったのに、自然と口をついて出た自分の言葉に、我ながら驚いた。


    思わず素直に応援の言葉をかけてしまったのは、やはりそれだけ印象が良かったからだろう。
    また、それに応えてくれた役者さんの、ニッコリ微笑んでペコリと丁寧にお辞儀してくれたリアクションにも、何とも言えない好感が持てた。


    今回、作品自体は個人的にはイマイチ満足できなかったが、こういった思わぬ発見、ハプニングがあるのも、観劇、劇場に足を運ぶ良いところだろうとも思う。
    作品には満足できていなかったはずなのに、何となくいい気分になって、劇場を後にすることができた。


    一方、今回余り楽しめなかったが、ゲリザンヌさん、カメ君のぬいぐるみのポテンシャルはこんなものでは決してないハズ。
    ちょっと気になるのは、作風が段々変わっていくような感じも・・。
    色々試行錯誤してるのかな。


    また機会があれば、別の風景を魅せてくれる彼らの作品を観てみたいと思う。



    PS:
    女性って下着2枚はくんですね。
    当日アンケートにも書きましたけど、ヘーって感じ・・・。
    ま、作品の本筋とはあんまし関係ない、重要なファクターでもないんですけど・・。
    個人的には新鮮な発見・・。
  • 満足度★★★

    ストーリー重視
    意外と構成が練ってあった、そのかわりバカさ控えめ。ズレ会話がちょっとくどかった。この劇団は4回目の観劇、毎回違うので今後も注視。上演時間80分。

  • ゆる~くつよく!
    初めて観させて頂きました!
    最初マイペースな感じの会話についていくのが、ちと大変でした。
    でもこのゆる~い感じが、きっといいところでもあるのかなと!!

    毎回、テイストが違うようなので、機会があればまた観てみたいです♪

  • 満足度★★★

    初めて
    観たんですが、なんだか予想していたのとちょっとイメージが違った気がします。
    また機会があれば観ます

  • いやいや、ほんとに、
    見終わってもなお、「まだまだ正体不明な集団」のままですが、とりあえず本はけっこう面白かったです。

    ネタバレBOX

    今回は、フェネックに一番笑わせられた。モモンガの間も、なかなか。あと、モモンガとアイアイの関係などが、なんだかやたらと「連合赤軍山岳ベース事件」を彷彿とさせたので、集団内のイジメ話は得意そうだなあ、とも思った(←どんな感想w)
  • 満足度★★★★

    ささやかに光る円熟味
    前回公演『お肉体関係』が演劇ぶっくにも取り上げられ、すっかり高いところまで行ってしまったなぁ、と思っていた矢先のぬいぐるみハンター最新公演。

    出演者もぐっと少なく、きらびやかな衣装もなく、BGMも(今までの彼らに比べて)圧倒的に少なくなっていましたが、物語はむしろ前回よりも濃くなっていると感じました。

    以下ネタバレ。

    ネタバレBOX

    湖のほとりで貸しボート屋を営む女性とバイト君、さらにそこで足枷をはめられて飼われている下着姿の少女。そこに、自称保安官のホームレスやボートの整備にやってきた青年、湖に現れたカンガルーを取材しにきたジャーナリストの女性がからみ、なにやら流血事件も起きたりして途中から不穏な展開を見せたりもします。

    前半はひたすら物語にはあまり関係のない「遊び」や「ムダ話」に時間が割かれていて、好みは分かれるかもしれませんがむしろ私はこの部分こそが彼らの真骨頂だと思いました。
    特に何を語るでもない、ダラダラとした会話。でも、耳をそばだてて聞いてみると、なんだか面白くてにやにや笑えてしまう、そんなような。

    シュールな世界観もあいまって、見ていてどこか昔のシティボーイズの舞台を連想しました。
    よく考えたら、劇中で語られる「カンガルーの名前の由来」(ガセらしいけど)は、かつてシティボーイズの舞台『丈夫な足場』の中で出てきたくだりでもあるし。これは偶然なのか意図的なのか。

    途中ミステリーに傾きかけたストーリーは見事なまでにスカされますが、そもそもこの舞台は推理劇ではありませんし。これでよいのだと思います。

    末筆ながら、参宮橋トランスミッションを「縦長に」使ったステージ配置と(これは先週同じ劇場を使ったトカゲノセナカさんも同じでしたが)、ビニールシートに水をはって湖を表現した舞台美術にとてもセンスを感じました。

    そして、本公演終了から約1週間後には彼らは次回公演をうつという。
    生き急いでいるのか死に急いでいるのか、これは是が非でも見届けたいところです。
  • 満足度★★

    一見シュールですが…
    崩れた文体のダラダラとした噛み合ない会話が続き、最後までこんな感じなのかなと思っていたら、終盤に一気に物語が立ち上がってきて意外でした。

    「最バカ宣言」と銘打っていましたが、単純にバカをやっているのではなく、演劇の新しい潮流を批判的に取り入れて作っている感じがしました。しかし、それが演劇的快楽に結びつかず、もどかしかったです。

    空間を横に広く使った舞台での同時多発会話や、象徴的でない水の使い方が印象に残りました。

  • 満足度★★

    うーん
    最後に近づくにつれ、おもしろくなった。

    ネタバレBOX

    初めて観たけれど、序盤中盤相当おいていかれてしまった。最初全然ついてけなかった。どこに彼らがいるのか、なにをしてるのか。登場人物が実感をともなっていないように感じられた。ちょっとずれた感じにしてるのかもしれないし色んなキャラがいていいと思うしそれぞれの役者さんは面白いんだけど。。。それぞれがいろんなものを抱えたり、するわけで。。。犯罪者だったり孤児院で過ごしてきた過去があったり、実は兄弟だったり、そんな背景が私には感じられなかった。死体らしきものをみたはずなのに、期待するテンションにそぐわなかったり。
    背景など見えないようにしたい、意図的に不自然さを演出したい、個性的な人たちを登場させていという考えがあったのかもしれないけど、それにしても溢れるなにかはあるはず。ある種のリアルさはあるはず。そう感じたこともあり、一番最後の兄弟の抱きあうところにはびっくりした。
    背景など役者さんたちが消化できてたらもっと面白かったかも?みなさん個性的で面白いし、設定自体はおもしろいなーと思ったので。
    あと音響が大きすぎていちいちびっくりして、私はちょっといやでした。
  • 危うく脳味噌が…
    最初はシュールで脳味噌の底が抜けそうでしたが、キャラクターが立ってくると、個性的な登場人物の会話の中に筋が見え始め、やがて霧の中から姿を現したその筋が二転三転する感じで面白かったです。特に、“不気味ふてぶてし怖いキャラ”(?)のモモンガの謎の可愛さには惚れちゃいそう!?(えっ、あれは神戸アキコさんの演技じゃなくて、素?)

  • 満足度★★★★

    やりたい放題?
    前回公演を見てすっかりお気に入りの劇団さんです。

    前回は要所要所で爆笑という感じでしたが、
    今回は全体的にくすくすと笑わせてくれる展開でした。
    役者さんもやりやすそうに、というよりやりたい放題にお芝居をしているようで、見ている側も楽しさが空気で伝染してきました。
    お話の内容的には、決して笑えるものではないのに、自然発生的な笑いがとてもおもしろかった。

    ネタバレBOX

    劇場に入った瞬間に変形ステージが目に入り、ワクワクします。
  • 満足度★★★

    アイアイ!
    の登場からぬいぐるみワールド!いろんなシーンがあってもついアイアイに目が行くのは仕方がないでしょう。

    ネタバレBOX

    舞台を縦長にしたのはアイアイがフラミンゴに思いっきりキックがしたかった為か?右左に離れての同時セリフはやはり観ずらいなあ。座る位置で印象が違うかも。
  • 満足度★★★

    なんか疲れた
    観終わってみれば、なるほどーと思うのですが、結構セリフが多くて、ついていくのが大変で、なんか疲れました。観るたびにテイストが変わっていくような気がしますが、次回作はどうなんでしょ?

  • 満足度★★★★

    エエーッ、まさか!
    ムフフな突拍子もないオチがあって。そして何よりも、あらすじがありました!!

    ネタバレBOX

    湖のほとり、貸しボート屋でロープに繋がれたパンツ姿の女性、上も軽装。何でって、ぬいぐるみハンターだから。人間なのか、何かを擬人化したものなのか分かりません。

    一方、湖には自らを保安官と名乗るホームレスが最近出現、カンガルーも出没するらしい。

    女性は誘拐されて8年間、実行犯グループにとらわれていたのでした。実行犯グループは身代金も取らず黒幕からの振込金によって生活していて、ひたすら逃走用の穴を掘り続けていました。

    黒幕である女は、この間アルバイトを三つも掛け持ちしてお金を工面していたのが実情で、すっかり疲れ果ててしまい、もう身代金を諦めて人質を解放して、この件を終らせようと考え一芝居打つ…。

    最終的に、実行犯グループは保安官と一緒に抜け穴を通って逃走。保安官は本当に保安官だったんだ!カンガルーも本当にそこらへんにいたんだ!カンガルーのいる国まで逃げるんだー!スゲーッ!!

    ところで、真の黒幕はこのとらわれていた女性で、身寄りのない少女時代に食べ物を得るため、金持ちの子供と偽って誘拐されるように仕向けたということでした。こうして食いつないできたけど、少女も大人になったのでそろそろ潮時かと。

    そして、一芝居に関わった男は女性の兄で、久方振りの御対面で大団円。

    ところで女性のパンツですが、芝居が進むにつれ、上に上がるというか、食い込むというか、おしりのぷりんぷりんが目立ってきましたが、これもぬいぐるみハンターゆえでしょうか!?



  • 満足度★★

    残念!
    ちょっと設定に無理があったのでしょうか。
    もっとパワーと笑いと感動を期待していたので、もったいない。
    長瀬みなみさんが好演。

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