2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~ 公演情報 2WEEK コンタクト~まだ使えると思ふ~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-12件 / 12件中
  • 観劇
    大野さん、ただのさんが好きです。出るだけ喋るだけで笑ってしまう

  • 満足度★★★★

    笑えるけど、ビター
    いやー、噂どおり凄い・・・打ちのめされたというか、自分にとってコメディーのカルチャーショックかもしれません。
    面白いし、笑えるところはきっちり笑えるけれど、ただのコメディーじゃないんですね。甘くない。怖い。
    「子供からお年寄りまで」を対象にしたコメディーではないけれど、コメディー劇団の人にはぜひ観ることをオススメしたい凄腕の劇団です。

    ネタバレBOX

    ベッドルームの舞台。「ここで2週間の出来事を見せるのか?」と思いきや、冒頭の場面転換にまずビックリ!銀色の黒子、銀子?(笑)たちが登場して、ちゃんと芝居しながら場面転換するんですね。ラブホのベッドルームからお茶の間へと、実に手際よく。
    独身女性・鳥子(横内亜弓)が叔父に借りて住む大きな家に同級生やその不良仲間が押しかけてきて、強引に2週間限定の私娼窟にしてしまう。命賭けの深刻な状況なのだが、風俗未経験jの素人たちゆえのてんやわんやの騒動はお色気と笑いが満載。
    彼らが恐れるボス役の尾形雅宏はここでもコワモテのキレたら怖い男なのだが、「地元」にこだわり、小市民的な一面も持ち合わせているのが可笑しい。冷えたメンチカツを「おうちでチンして食べるんだい!」と言うギャップのあるセリフには笑った。
    隣家の熟女・いとうあさこと、その夫、太田恭輔の愛妻家=恐妻家ぶり、勝手に棲み着いている謎の男(ただのあさのぶ)、見るからにヘンテコリンな客・道井良樹ら、達者な俳優が揃って、贅沢である。
    呆れつつも傍観していた鳥子が仲間の彼女のことを「あんただけ体を汚さないつもり?」と非難し、「20万円出すつもりだから」との言い訳をガンとして聞き入れず、結局、客をとらせることになる場面が観ていて痛々しかった。ここは笑えない。非常にビターだ。次元は違うけど、湾岸戦争のとき、「金だけ出して一滴も血を流さなかった」と非難された国のことを思い出してしまった。
    組織の持つ矛盾やひずみを、部外者が抉り出してしまう皮肉がここにはある。
    細かい点では、いとうあさこの衣裳の和服が、身幅が合っていないためか、上前の裾が前下がりの着付けになって、所作の邪魔になっていたのが気になった。また、チンピラの尾形たちが家に乗り込んでくる際、地元の場面ではなかった刺青があるのだが、この刺青は偽物という意味?
  • 満足度★★★★★

    笑いました
    初見でしたが大満足です!

  • 満足度★★★★

    すごい2weeks!!
    すっごい2weeks!!
    山田ジャパンはすごい!おもしろい!!
    爆笑の群像劇だった。3000円は安い。
    次も必ず観る!

  • 10月31日(日)S
    こりゃ面白い。大笑い。

  • 満足度★★★★

    いいねぇ
    おもしろかった!

  • 満足度★★★★★

    笑えた、気分良く、後味良く。
    18禁の青年誌のコメディ漫画のようでした。
    テンポ良く、自己主張の強い方々が織り成す群像劇。
    楽しめました!

    ネタバレBOX

    娼館つくる話なので、18禁かなと思いましたが。
    うーんなんか妙にリアルで笑えました。
    最初はラブホテルの室内が、始まりのシーンでしたしねぇ。

    それにつけても最初の場面転換でしか出てこなかった、
    黒子の白子(見ると納得ですョ)さん達が、もっと見たかったです。
    上手に場面転換してましたし。

    フランチャイズ出口さん。
    ナイフの使い方がハンパなく上手に見えました。
    本物のナイフ使ってるし・・。
    そこらの殺陣より、リアルでした。
    また、怖いのに。地元から出れなくてもバスケやらフットサルに嵌った上に、
    人生悟った深い台詞言うんだ、これがまた。
    キャラ設定が美味いなー。
    またメンチカツへの拘りは、なかなか共感できるとこ
    多かったです。
    ほんと楽しく笑えましたわ

    ただアンケートが携帯での書き込みとしていたのは、
    なかなかデジタイズしていてよいのですが。
    ケータイ持っていない自分。
    アンケート書き込めませんねぇ残念です。
  • 満足度★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    笑い事では済まされない情景も描く
    物語は鳥子が過ごした、たった2週間の出来事を描いた作品だったが、ゆかりを演じるいとうあさこの登場で物語りはいっきにコメディに。笑)
    セットの作りこみが巧みで上手い。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    鳥子が参加した同窓会の途中でしげるにお持ち帰りされラブホに入った鳥子はまんざらでもなかったが、当のしげるは鳥子の身体目的ではなく、彼女が暮らす広い家目当てだったのだ。

    しげるは仲間と一緒に車を盗んで売り飛ばす商売をしていたが、ある日、出口(しげるらの頭)のセルシオとは知らずに盗んで売り飛ばしてしまった。これをネタに出口に脅され200万円を2週間以内に上納しなくてはならなくなったしげるらは、一軒の家で風俗営業をして粗利を稼ぐ事を思いつく。

    この家の主の鳥子を何とか説得して、風俗を始めたものの、隣の墨田の妻・ゆかりが乱入してきた場面から大きくうねりだす。自分も風俗をさせろという。この瞬間からこの営業を仕切りだしたゆかりの源氏名はその名も「お銀」!いやはや、ぴったりの源氏名で呆れたほど。笑

    3人の女たちは当初、躊躇していたものの、いざ客が女を選ぶことに及ぶと女たちは心理的に競争意識が働いて、男に選ばれなかった事に悔しがる。笑
    その状況が可笑しいやら楽しいやらで、愉快千万なのだが、途中で200万に達する稼ぎがないことに彼らは気付くと川ちゃんの彼女も風俗嬢にさせて利ザヤを稼ぐ場面では決して笑えない。

    この展開は男が自分の彼女のヒモに成り下がった瞬間であまり良い気持ちはしなかったが、鳥子の言い分もなんとなく理解出来るものの、考えさせられる場面だ。

    要するにここに関わった全ての人間がずるずると集団という大きな流れに流されて自分を見失った人たちの物語だ。

    山田ジャパンは2度目の観劇だが、1度目の「ソリティアが・・」のほうがロマンがあった。まあ、好みの問題かと・・。
  • 満足度★★★★★

    いやはや
    おもしろくてビックリしました。役者さんもみんないいし、安心して、手放しで最後まで楽しめます。序盤の舞台転換からワクワクしちゃいました!
    こんな普通に笑えたのは初めてです。(笑わせようっていう舞台のネタにあまり笑えないたちなんですが)ものすごい自然だから笑えちゃう。
    舞台の作りが丁寧なのもいいです。
    これから注目したいと思います。

  • 満足度★★★★★

    圧巻!!!!
    面白かった!!山田ジャパンの公演は2回目ですが、パワーアップしていると思います。
    出演者のパワーやエネルギーに圧倒されました。
    しょーもないことでも笑わしてしまうようなあの勢い。テンポのよさ。
    純粋に楽しめました。笑えました。
    展開を色々想像したりして(はずれましたが)自分も参加しているような、出演者と観客が一体になってるような感覚でした。
    中でも、いとうあさこさんの存在は圧巻!カッコ良かったです。
    今回の舞台を観て、改めて、山田ジャパンまた観たいと思いました。

  • 満足度★★★★★

    とにかく笑いたい人、集合!
    めちゃ!面白い~!理屈や、余計な事考えずに、引き込まれ、笑ちゃいます。視力(資力)の足りない人も、見方(味方)を変えれば、違う世界も広がり、楽しみも広がるかも?風俗店?での、バスローブ姿も有りなのに、下ネタでなく、笑っちゃういます!美術も作品も、重ね重ねで、驚きつつ、楽しかったです!汚れ役のはずなのに、何故か憎めない奴らだったと思ってしまう、魅力的な品性、知性もある全役者さんと作品で、又次回作も、絶対観たいと思いました。     

    ネタバレBOX

    伯父の空き家を借りて、1人暮らしの鳥子(横内亜弓)が、同窓会で、久しぶりに会った同級生のしげる(矢田一路)と、ラブホで、イイ感じ?そんなぁ~、嬉しい~、恥ずかしい~、どうしよう?と、思ったのも、つかの間。実は、しげるは鳥子の住む一軒家に、友達と居候するための作戦だった。

    それでも、もしかしたら?と、かすかな期待をもつ鳥子だったが、しげるの先輩達が押し掛けて来て、楽しい飲み会に。その友達達が、勝手なんだけど、笑えちゃう。特に、みつ(大野泰広)と野島(カワモト文明)のコンビは、絶好調!
    そんな楽しい時も、さらなる、しげるの作戦だった。しげるは、みつの紹介の仕事でミス、なんとか2週間で200万稼がないと、殺されるので、鳥子の一軒家で、風俗店をやりたいためだった。連れてきた女の子は風俗嬢候補で、脅されている理由も、情けない。仕方なく家を貸さずには、いられない鳥子の悪夢・・・?

    お隣さんの墨田(太田恭輔)ゆかり(いとうあさこ)夫婦も、可笑し過ぎ!
    なんだけど、協力してしまう理由も仕方も、又、笑う!と、まだまだ続くのだが、とにかく観て、一緒に笑うのを、お勧めします。

    だけど、笑いだけでなく、いろんな情も感じた。父の留守電も、温かいし、ある意味、悪役?汚れ役の奴らが、純粋に、地元、本番、上手く住む方法、パートナーを、それぞれの天真爛漫さや懸命に、愛してる姿が、憎めない。

    ベットの下の、おこたの下の㊙も、我が家に欲しい!(怪し過ぎ?)

    鳥子の真面目さも、怒りも優しさも、見事でした。なにより、1000円の使い方が、愛おしいと、思っちゃいました。

    凄過ぎる2週間だが、鳥子にとっては、いろんな意味や価値が、観得た!ハズ!!!

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