The Reed 公演情報 「The Reed」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     板手前やや上手に葦を模した細工物。似たような物が板上に適度距離をおいて置かれている。物語はこれら葦の生命力に依拠する集団と葦の生命力の源であるその地下茎が吸いあげる命の水、そして不思議な存在・ソ。ソを射る者たちとその長、葦の管理等をする長、そして葦の世界とソの世界を結ぶ世界を差配する長らとのコラボレーションによって成り立っている。

    ネタバレBOX


     ところで、このソという「存在」少し厄介である。恐らく今作の劇作家は量子論に興味があるに違いない。一般に膾炙されている量子論では量子は観察者によって初めてその存在を明らかにしうるものの観察された瞬間に何処かへ行ってしまう。つまり観察者の観察するという行為そのものの影響を受けて質量が余りに小さい量子は変化を受けるのである。また、量子の振る舞いは古典的な物理学では理解できない。この辺りの物理学が理解できていないと観客はこの時点で本質的に物語の埒外に置かれてしまう。その懸念から、今作は神話展開を図ったのだろうが、その展開の仕方が量子としてのソとそれを射ることによって地上に生命を齎し実りや生産物を齎すことと直接繋がりようがないことが作家に分かっておらず、葦が吸い上げる命の水の齎す生命サイクル神話であるかのように組み立ててしまった点に今作の弱点が存する。論理的に明快な繋がりが無いからである。
     役者陣は可成り頑張っているし、懸命にこのギャップを何とか埋めようと頑張っているのだが、その溝は埋まり切る訳がない。
     作家は、量子物理をもう少し勉強して、この弱点を克服すると同時に、生きることの意味を明らかにする為にももう一度我々ヒトは何処から来て何処へ行くのか? ヒトとは何か? を問い直し更に先へ進んで貰いたい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    生産による結果で
    不幸が生ずるから
    産みを止めようとする話を主軸に
    さまざまな会話を重ねて
    プロローグからエピローグまで
    主人公をメインにして
    ファンタジーにまとめた作品かしら

    何か
    もや〜っとした感じが
    付き纏ってたかなぁ と感想

    劇場下に
    犬猫のオアシスという
    コミュニケーションルームがあり
    なんとなく文化祭みたいにも思えたっす

    ネタバレBOX

    生産する事が矢を射る事で
    放たれた矢が人を倒し
    不幸を生ずる事を表現したりと
    理解が及ぶシーンの積み重ねなのだが
    全体的に心に響かなかったかなぁ

    不幸を生む事を否定した男に
    連鎖を断ち切り生産をやめさせるため
    元である泉の流れを止めさせるようするが
    主人公は生み出すものは
    不幸だけではないと
    生産を止める事はしなかったのでした

  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    生まれる前の世界という観点は面白い。
    神話を思わせる不思議な舞台でした。
    大道具、小道具さらに客席まで使った演出は効果を引き出しよかったです。
    ただ、現世に送り出さない方が良いということに繋がるようなものが感じられなかったのは残念。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/03/03 (金) 19:00

    アルテリオは、時々、抽象的で高度で難解な作品が上演される会場なのですが、久しぶりに手強い作品を見ました。人はどこから来るのか、その存在意義は何?というテーマのステージを見ながら、さて、私は?と考えさせられました。葦原を表しているセットとそこを燃やすシーンの照明が効果的でした。

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