満足度★★★★
面白以上に面白
中学生の同級生が短い期間に亡くなり続るある時期(2002年)からの8年を描いた物語。
何故死んだか等の原因を探るサスペンス物ではなく、ただ単に亡くなる毎にエビス駅前バーに集まって昔話に華をさかせたり、悩みを聞いてあげたりする物語です。(ラストまで出演者全員がそろう事はないですが)
面白以上に面白かったです。
満足度★★★★
聞こえちゃったり、見えちゃったり
別の公演でエビス駅前バーで芝居をする予定のチラシを見て、webでチェック。エビス駅前バープロデュースで演劇をここでやるとのこと。ふと仕事帰りに立ち寄りました。運良く入れていただき。観劇。全部で30席くらいかな。高さの違う椅子を置き会場に。
お店のドアがあき、
同級生達がつぎつぎと亡くなってお葬式に行く前に後に集まってくる。
エビス駅前バーのバーカウンター、トイレ、テーブルで巻き起こる。
まるで同じ店で自分も飲んでいて隣でおこっている話が聞こえちゃったり、見えちゃったりしているかのよう。不思議な臨場感とおもしろさ。
はたまた、深夜の予算かかってないけれどよくできた個性的なドラマをじっくり観ているようなかんじが近いかな。
俳優陣もとてもうまい。あきさせない。
来ていたお客さんもなんだかいいかんじだった。
また次回も観に行ってみたい。
満足度★★★★
生きている側の素敵な生々しさ
葬式で同級生たちの出来事を描いていく・・・。
でも、暗いというわけではなく、
そこにウィットとともに
生きていくそれぞれの素顔が垣間見えて・・・。
役者たちのやや濃いめのお芝居が
台本とうまくマッチして、たっぷりと楽しめました。
満足度★★★★
演劇ってなんて贅沢。
こんなに狭い空間に、こんなに詰め込まれて、それでいて最高の贅沢感を味わえる。演劇って不思議だ。
米内山陽子のしゃれた脚本、広瀬格の斬新な演出、そして豪華役者陣の競演。全てが素敵だった。
バーテンダーを演じたホチキスの山崎雅志がかっこよかった。島田雅之が駄目男を、鈴木麻美が駄目女を見事に演じ、新境地を開いた。
座席が狭く、お尻が痛かったことだけがマイナス。
満足度★★★★★
人は死ぬ
最初、装置も無ければ、照明もしょぼい。客席はぎゅうぎゅうで苦しい上にドリンクを買わされ、置くところもないので常に持っていなければならない。なんて快適さとは程遠い芝居なんだと思いましたが、始まれば、とんでもなくスマートな展開。俳優も演技がきちんとしており、また、脚本がこれまた面白い。恵比寿で遠かった上に時間も遅かったけど、観劇出来て良かったです。とても楽しめました。
満足度★★★★★
贅沢なひと時
本物の「エビス駅前バー」が舞台のこのお芝居、、、ホントに間近で繰り広げられる演技に魅入ってしまい、どんどん、どんどんのめり込む。
中学時代の同級生が亡くなっていくお話なので、本来楽しい話ではないのですが、役者さんたちの個々人の演技もさることながら、兎に角やり取りが面白い!!!
それが間近で観れるのだから、贅沢の極みです☆
観客側にも、葬式は困るけどこんなクラス会?あったら楽しいだろうなぁ、という気持ちもあるせいか、最後はなんだかちょっと温かくなりました。