葬式クラス【満員御礼で終了!ありがとうございました!】 公演情報 葬式クラス【満員御礼で終了!ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    葬式とは…
    葬式は死んだ人のためではなく
    残された人のためにひらくものである。

  • 満足度★★★★★

    人は死ぬ
    最初、装置も無ければ、照明もしょぼい。客席はぎゅうぎゅうで苦しい上にドリンクを買わされ、置くところもないので常に持っていなければならない。なんて快適さとは程遠い芝居なんだと思いましたが、始まれば、とんでもなくスマートな展開。俳優も演技がきちんとしており、また、脚本がこれまた面白い。恵比寿で遠かった上に時間も遅かったけど、観劇出来て良かったです。とても楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    贅沢なひと時
    本物の「エビス駅前バー」が舞台のこのお芝居、、、ホントに間近で繰り広げられる演技に魅入ってしまい、どんどん、どんどんのめり込む。

    中学時代の同級生が亡くなっていくお話なので、本来楽しい話ではないのですが、役者さんたちの個々人の演技もさることながら、兎に角やり取りが面白い!!!
    それが間近で観れるのだから、贅沢の極みです☆

    観客側にも、葬式は困るけどこんなクラス会?あったら楽しいだろうなぁ、という気持ちもあるせいか、最後はなんだかちょっと温かくなりました。

  • 満足度★★★★

    鈴木尾崎いい
    しっかりおもしろいし、しっかり締めてる

  • 満足度★★★★

    聞こえちゃったり、見えちゃったり
    別の公演でエビス駅前バーで芝居をする予定のチラシを見て、webでチェック。エビス駅前バープロデュースで演劇をここでやるとのこと。ふと仕事帰りに立ち寄りました。運良く入れていただき。観劇。全部で30席くらいかな。高さの違う椅子を置き会場に。

    お店のドアがあき、
    同級生達がつぎつぎと亡くなってお葬式に行く前に後に集まってくる。
    エビス駅前バーのバーカウンター、トイレ、テーブルで巻き起こる。

    まるで同じ店で自分も飲んでいて隣でおこっている話が聞こえちゃったり、見えちゃったりしているかのよう。不思議な臨場感とおもしろさ。
    はたまた、深夜の予算かかってないけれどよくできた個性的なドラマをじっくり観ているようなかんじが近いかな。

    俳優陣もとてもうまい。あきさせない。
    来ていたお客さんもなんだかいいかんじだった。

    また次回も観に行ってみたい。

  • 満足度★★★★

    生きている側の素敵な生々しさ
    葬式で同級生たちの出来事を描いていく・・・。
    でも、暗いというわけではなく、
    そこにウィットとともに
    生きていくそれぞれの素顔が垣間見えて・・・。

    役者たちのやや濃いめのお芝居が
    台本とうまくマッチして、たっぷりと楽しめました。

    ネタバレBOX

    80分程度の中編なのですが、
    そこに、個々のキャラクターの変遷がしっかり描かれていて。

    一人の同級生の死が
    それぞれの生きていく時間の断片となって
    ミルフィーユ状にかさなっていく。
    死んだ同級生たちが、
    当たり前のように
    時間というか記憶の一里塚として組み入れられていることが
    不謹慎な感じにならずに
    生きている側の感覚を切り取っていくのです。

    役者たちのキャラクター作りが
    物語の設定に合わせての、
    したたかなデフォルメを持っているのが良い。
    冒頭に見せた個々の色が
    時間とともに変化していく
    その感じがとても自然な感じで
    見る側に伝わってくる。

    男3人女2人というキャラクターの構成も
    上手いなと思う。
    最初から全員をひとつにせず
    主にその中の2人もしくは3人で物語を形成していく
    そのバランス感覚や物語のリズム感に秀逸で上
    手くのせられて身をゆだねることができました。

    それほど大きくない実際のバーが会場ですから
    冷静に考えるとかなりの制約もあったはず。
    照明操作のスタッフがステージ的な場所に
    堂々と黒子でいたりするわけで・・・。

    それを全く気にさせないだけの
    役者たちの力量は、
    やはり半端ではないと思うのです。

    ラストのシーンではクラスの1/3が死んだことになっているのですが、
    不謹慎な言い方をすれば、
    もういくつかの葬式での
    それぞれの変化を見たいとすら思うほど・・・。

    気がつけば彼らの時間の流れに、
    どっぷりと浸っておりました。


    ☆☆★★○









  • 満足度★★★★

    演劇ってなんて贅沢。
    こんなに狭い空間に、こんなに詰め込まれて、それでいて最高の贅沢感を味わえる。演劇って不思議だ。

    米内山陽子のしゃれた脚本、広瀬格の斬新な演出、そして豪華役者陣の競演。全てが素敵だった。

    バーテンダーを演じたホチキスの山崎雅志がかっこよかった。島田雅之が駄目男を、鈴木麻美が駄目女を見事に演じ、新境地を開いた。

    座席が狭く、お尻が痛かったことだけがマイナス。

  • 満足度★★★★

    面白以上に面白
    中学生の同級生が短い期間に亡くなり続るある時期(2002年)からの8年を描いた物語。
    何故死んだか等の原因を探るサスペンス物ではなく、ただ単に亡くなる毎にエビス駅前バーに集まって昔話に華をさかせたり、悩みを聞いてあげたりする物語です。(ラストまで出演者全員がそろう事はないですが)

    面白以上に面白かったです。

    ネタバレBOX

    同級生をいっぺんに出さずに、エピソード単位に出していく手法が今回のバー公演ではマッチして、本当にエビス駅前バーで起こっている日常を見ているような感覚になりました。また、各役者人の演技も上手く、島田雅之のダメ男っぷりや、鈴木麻美の妻子ある男性を好きになってしまうダメ女っぷりもよかったですが、尾崎麗奈の完璧いい奥さんオーラ出しながら、いつしか姑との問題を吐き出し、離婚後市ヶ谷(島田雅之)と再婚するが、直らないダメ男っぷりに泣く表情は抜群でした。

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