ヴィジョン 公演情報 ヴィジョン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
21-24件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    かわいい〜!
    友人に誘われ、訳がわからぬまま小劇場初体験。
    白衣の天使がいた!かわいい!主演の16才もかわいくてびっくり!こんな可愛い子たちがいるのなら小劇場も悪くない。彼女たちを観にもう一度劇場に足を運ぶよ!

  • 満足度★★★

    演技が硬かった
    初日という事もあってか、キャストらの演技がちと硬い。とある少女画家の物語。ちなみに当日配布するパンフの「声明」の内容は社会的なコメントが書かれてあって読み応え満点なのだが、ち、ちっさい字だー。。笑)....
    ちなみに「出る杭は打たれる」けれど、「出すぎた杭は打たれない」と思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は少女が左手首を切って自害しようとした場面から。

    かつて少女は絵が好きだった。しかし、絵画のコンクールで少女の描いた「ジャンヌ・ダルク」が優勝してから彼女の周りは一変してしまう。マスコミは賑わい、世の中も学校も家族も彼女に期待し、少女の母親も少女の才能に溺れ、その重圧に負けてしまった少女は自ら絵を焼いて自殺未遂に至る。

    少女は精神病院に入院し、妄想の中でジャンヌ・ダルクになった自分と現在の自分を行き来する。ジャンヌ・ダルクの世界に行った場面で、嫌われ者のロベールと村人を仲良くさせようと仲介するシーンの説得の仕方が面白い。「ロベールはバカだから忠告しても直らないの。そういう場合、賢い人が1歩引いて愛を与えればいいの。皆は賢いのだから出来るでしょ。」とチクリと刺す哲学!笑

    悲劇のヒーローと現況に置かれた自分を同調させながら、病院内での場面では鴻上尚史の「トランス」をも盛り込む。ここで登場する天皇は金魚のアロハシャツをお召しになった、イッチャッテル天皇だ。しかし、彼が吐くギャグは受けなかった。苦笑!

    少女は母に「私を見てよ。私の才能じゃなくて。」と訴える場面はそこはかとなく甘いと感じた。才能も「私」の一部だからだ。しかし少女の年齢で多くの人から期待されるプレッシャーはあまりにも重く現実逃避しながら「普通であることの幸せを」を噛み締め願う。たまに有名人が「普通になりたい」と訴えるが普通にしか生きられないコッチ側の人間にとっては羨ましい限りだ。笑

    こうして終盤、ジャンヌの言葉によって復活した少女は「絵を描かなきゃ、絵を描かなきゃ・・・、私が認められるには絵しかないもの・・。」と言いながら闇から立ち直り「人々に希望を与えるような絵を描くの。」と、しっかりと地に足をついて生きる決意を固めるのだった。


    今回は舞台の空間が目立った為、全体的な演出が前作と比較して雑だったような気がする。更にキャストが頭を入り口にぶつけて顔面まで血が滴り落ちて引いた。(・・!)
    そしてキャストの演技力の格差が目立った。一人の少女にスポットを当てて物語を丁寧にみついではいたものの、色んな所作を盛り込み過ぎた為か、ワタクシには響かなかった。次回に期待!

  • 満足度★★★★

    勝どきをあげろ!
     18歳にして、主宰の引き出しの多さにあきれる。前作とは趣向を異にするので、それを期待すると裏切られる。しかし、劇団の求める「現代社会に生きる希望を確かに感じられる作品」という意味では、同じこと。
     帰宅時の電車で、主人公の一年間を、これからを考える作業は楽しい。上演時間だけバタバタしていておもしろい劇団は多いが、後を引きずり噛めば噛むほどおいしい、こういう劇団が大きくなっていくのは楽しみ!

  • 満足度★★★★

    若い才能のきらめき!
    主宰は大学1年生だそうだ。既存の劇団に入らず、最初から自分で劇団を立ち上げたところが凄い。そして驚いたのは主役を演じた女優がなんと16歳だとのこと。

    主宰が大学1年だから、主演も大学1年かと思いきや、高校2年生だそうだ。後生畏るべし。

    荒い部分もあったが、この年であれだけのことが出来るということに将来性を感じる。

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