公演情報
「黒い湖のほとりで」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
どんなに考えても想像しても、真相は分からないけど、でも考えてしまう。考えれば考えるほど自分が傷つく。でも考えてしまう。そんなこと、ありますよね・・
濃密な会話劇でした‼︎
実演鑑賞
満足度★★★★
デーア・ローアーという作家は初めて。ちょっと不条理劇のような、少々難解だがなぜかそそられるミステリアスな会話劇の作風。登場人物たちはいろんな疑問を発するが、曖昧なまま解答は与えられず突然断ち切られて別の会話になる。4人が一緒に会話していながら時に個別に独白しているようでもあり、まとまりかけてはバラけていく会話の迷宮の中をぐるぐる彷徨っているようだ。
実演鑑賞
満足度★★★★
二人の女優の狂気の殺し合い。
NOKKO+大竹しのぶの井上薫さん。『さんせう太夫』のカルマ全開の母親役が印象に残る山崎美貴さん。どちらに軍配が上がるか注視したが、二人共取っ組み合ったまま海に落ちて消えて行った。往年の怪獣映画を思わせるラスト。何か凄いものを目撃した感覚が残る。
巨大な紙で折られた小舟が舞台中央に吊るされて頭上をゆっくりと回転している。4年ぶりに再会する二組の夫婦。転勤ばかりの銀行員夫婦と、黒い湖のほとりに暮らす家業を継いだ地元のビール工場の経営者夫婦。どちらも4年前にこの湖で子供を亡くしている。
四人は初めて会った日のことを思い出し語り出す。四人で夜のボートに乗り込み子供のようにはしゃいで終いには転覆してしまったっけ。
銀行員ジョニー(沢田冬樹氏)、その妻で心臓の悪いエルゼ(山崎美貴さん)、娘のニーナ。
ビール工場の社長エディー(南保大樹〈なんぽひろき〉氏)、その妻のクレオ(井上薫さん)、息子のフィリッツ。
誰が誰の役を演っているのか混乱しながら観ていた。わざとそう演出しているような。心に空いた巨大な空虚が自分達の存在を不安にしていく。