満足度★★★
摂りつかれる
鉄平が中学生の頃に経験した苦くて淡い思い出と現在の鉄平の心境を、小さなバーでミステリアスな出来事として起こした物語。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
あの夏に忘れてきたもの。
タイトルから受けたイメージが気に入ったので観たいと思っていました。その後、出演者に知っている方がいることが分かって驚きでした。
タイトルとあらすじから切ないファンタジーを想像していました。誰もが心に秘めた、苦く切ない思い出ってあると思うので、それは私も持っているものですからテーマにとても惹かれました。
主人公を演じた方のセリフが聞き取りにくくて、幕開き直後から心配になりましたけど、でもカクテルを飲んでからの展開に気持ちも盛り上がって、楽しく観ました。
途中から「え、そっちの方に話がいってしまうの?」と、物語の変化に戸惑いましが、でもクライマックスから主人公が過去に忘れてきたものを取り戻したところなど印象的で、観ていて少し泣いてしまいました。
私が観た回はテーマソングを歌っている池崎さんのミニライブがカーテンコール後にありました。正直、劇中で流れた時は舞台のイメージに合わないなと思ったのですが、ライブで聴いた歌は素敵でした。しかも盛り上げ上手で、役者(姿はなく声のみ)や客席が一緒になって歌って楽しかったです。
満足度★★★
初見
今回初めて行く小屋(かもめ座)と初めて見る劇団(カッコカリ)だった。でもチラシを見た限りでは感じるものがあったので、期待して・・・・・。
ところが、幕開けからいきなりセリフがしゃべれていない役者が登場してビックリ。なにを語っているのかまったく見当が付かず、一瞬後悔した。セリフを噛む、という可愛いものではなくまったくセリフになっていない!こんなのいままでで初めてだ。ま、その後は何とか持ち直したのでよかったけど。
ストーリーは、ちょっと不自然な部分も個人的には感じたが、バーのママさんが独特の、ミステリアスなムードを醸し出していたのがよかったし、全体を通じてうまくまとまっていたホンだと思う。なんだか中学生や大学生の頃をついつい思い出してしまった。