【終演しました】八月二十日の君へ~LOST SUMMER~【ありがとうございました!】 公演情報 【終演しました】八月二十日の君へ~LOST SUMMER~【ありがとうございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    LOST SUMMER
    少しファンタジー的な要素のある甘酸っぱい物語でした。

    ネタバレBOX

    8年前の八月二十日に幼なじみが突然遠くに行っていまう…
    とあるバーで再会した。しかし、その幼なじみは8年前に亡くなっていた。
    幼なじみに呪い殺され、あの世に連れていかれそうになるが、今を強く生きたいと説得し、8年前から止まっていた自分の時間も動き出す。
  • 満足度★★★

    摂りつかれる
    鉄平が中学生の頃に経験した苦くて淡い思い出と現在の鉄平の心境を、小さなバーでミステリアスな出来事として起こした物語。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    中学生の鉄平は幼馴染の真夏との淡い恋心を同級生に冷やかされて真夏に心にもないことを言ってしまう。その後、真夏は交通事故にあって他界してしまい、大人になった今も、鉄平は真夏に謝れなかったことを悔いていた。真夏との夏の思い出。当たり前のように一緒にいたあの頃。どんなに悔いてもあの夏は戻ってこない・・。そんな鉄平の心の闇に取り込むように、真夏の死霊が鉄平を惑わし霊界へ連れて行こうとする。

    この状況を仕組んだのがバーを経営するセシルママだった。ママは鉄骨に潰されて事故死していたが、あまりにも無念な思いから成仏出来ないで居た。そんなママをたぶらかすように死神が魂の取引を持ちかける。それはママの命を救う代わりに5つの魂を霊界に差し出さなければいけない。という条件だった。魂の横流しだ。

    その条件の取引に応じたママは真夏を利用して鉄平の魂を奪おうと企む。しかしこの異変に気づいた鉄平らの友人が未然に防ぎ鉄平の魂を無事に取り戻すという筋。

    中盤あたりから急に怨霊騒ぎになり、あれれ?と思う。ファンタジーだとばかり思っていたからだ。ミステリーに行くまでの展開も遅いと感じた。個人的にはミステリーもホラーも怨霊も嫌いではない。しかし、どちらを主軸にするのかの判断が弱いと思う。怨霊の登場シーンではもっとそれなりの音楽導入と照明が必要な気もするし、霊話ならもっと、とことん突き抜けてしまったほうが後味が悪くないとも考える。つまり淡い恋と怨霊のどちらに重きを打ち出すかによってもっとホラーに、もっと恋愛にとインパクトの見せようがあるだろうとも思うのだ。

    あくまでも素人の意見だが、芝居の数を観てる分だけ、最近は総合的なエンゲキにも煩くなった。笑

    言いたいことや想いはきちんと伝えよう。たぶん、これは誰でも解ってるのだと思う。解っちゃいるけど・・、という輩が殆どなのだ、とも思う。笑

  • 満足度★★★

    あの夏に忘れてきたもの。
    タイトルから受けたイメージが気に入ったので観たいと思っていました。その後、出演者に知っている方がいることが分かって驚きでした。

    タイトルとあらすじから切ないファンタジーを想像していました。誰もが心に秘めた、苦く切ない思い出ってあると思うので、それは私も持っているものですからテーマにとても惹かれました。

    主人公を演じた方のセリフが聞き取りにくくて、幕開き直後から心配になりましたけど、でもカクテルを飲んでからの展開に気持ちも盛り上がって、楽しく観ました。

    途中から「え、そっちの方に話がいってしまうの?」と、物語の変化に戸惑いましが、でもクライマックスから主人公が過去に忘れてきたものを取り戻したところなど印象的で、観ていて少し泣いてしまいました。

    私が観た回はテーマソングを歌っている池崎さんのミニライブがカーテンコール後にありました。正直、劇中で流れた時は舞台のイメージに合わないなと思ったのですが、ライブで聴いた歌は素敵でした。しかも盛り上げ上手で、役者(姿はなく声のみ)や客席が一緒になって歌って楽しかったです。

    ネタバレBOX

    ファンタジーかと思いきやホラーな展開になり、しかも悪霊退散的なことになってしまうので、そこは苦笑してしまいましたが、でもトータルで見て、幼馴染みの少女への想い、それを引きずったまま今をきちんと立てないでいる主人公には共感しました。

    役者さんたちにも、役の設定や芝居に思うところはいろいろありますが、でも好感を持ちました。それにしても「はっきゅうさん」には笑いました。
    島崎さんが舞台に立つということでドキドキでしたが、可愛かったです。裏キャラのオカマには驚きました。でも似合っていました。

    どんな形であれ、想いを本人に伝えることが出来て、きちんと今を生きられるようになった主人公はやはり恵まれているのかな。
  • 満足度★★★

    初見
    今回初めて行く小屋(かもめ座)と初めて見る劇団(カッコカリ)だった。でもチラシを見た限りでは感じるものがあったので、期待して・・・・・。
    ところが、幕開けからいきなりセリフがしゃべれていない役者が登場してビックリ。なにを語っているのかまったく見当が付かず、一瞬後悔した。セリフを噛む、という可愛いものではなくまったくセリフになっていない!こんなのいままでで初めてだ。ま、その後は何とか持ち直したのでよかったけど。

    ストーリーは、ちょっと不自然な部分も個人的には感じたが、バーのママさんが独特の、ミステリアスなムードを醸し出していたのがよかったし、全体を通じてうまくまとまっていたホンだと思う。なんだか中学生や大学生の頃をついつい思い出してしまった。

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