父、不在-15日(木)15時の回完売(当日券若干出します)19日(土)14時の回残席残り僅か- 公演情報 父、不在-15日(木)15時の回完売(当日券若干出します)19日(土)14時の回残席残り僅か-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    のんちゃんが♪
    かわゆすぎて・・・・大好きになってしまいましたぁ♪

  • 満足度★★★★

    しっくりというか
    演者と芝居内容がね。年齢的なものかな

  • 満足度★★★★★

    ヒロセ姉妹の才気に益々惚れ込みました
    前回公演で、一目でファンになった劇団ですが、今回の公演は更に進化して素敵でした。

    まず、舞台設定が実に秀逸。始まる前は、こんな庭だけのシーンで、芝居が成り立つのかしら?
    【また、私が嫌いな、場所は、パブリック・スペースで、全員が、その場所に出たり入ったり、人目を憚る内容の台詞や、行動を、全然人目を憚らずに、繰り広げられる芝居】なのではと、内心心配でしたが、全く取り越し苦労でした。

    スゴイ!!ヒロセさんの才気。お見事でした。今回はキャストも全員、文句ない演技でしたし、これは、益々楽しみな劇団が、またひとつ増えたと、嬉しくなりました。

    とても、気に入って、劇団員募集の文字に、本気で目が行ってしまいましたが、年齢制限に引っかかりました。残念!(笑)

    いつも、腰痛持ちの私は、自由席の時には、開場前には赴き、一番座りやすい席を確保するのが常ですが、今日は、開場時間に間に合わず、本当なら、慌てるところでしたが、みささんの事前情報で、この劇団は、チケプレの招待客より、正規に代金を支払ったお客様を優先して下さるらしいと知っていたので、慌てずに劇場に向かうことができました。開場から10分過ぎていましたが、とても座りやすいソファのような椅子がまだ空いていてほっとしました。
    後から、入っていらした方は、普通のパイプ椅子に座られたので、もし、関係者席や招待席のお客様が先に入場していたら、私は、あの座りやすそうな椅子を恨めしげに横目で見て、逆に、終演後、主宰に、「どうして、お金を払った客が、あんな座りにくい椅子で、無料の人が、良い席になるんでしょう?」と、抗議に行ったかもしれません。こういう、お客様第一の姿勢を取って下さる、主宰の適切な判断にも、嬉しくなりました。
    よく、観やすい良いお席が、関係者席の紙が張ってあって、早く行っても座れずにいて、その内、その関係者とやらが来場せず、結局、後から入った当日券の方に座らせる劇団が多い中、毅然とした態度で、当然の配慮をなさったらしい、ヒロセさんの気概に、心から、お礼を申し上げたくなりました。

    ネタバレBOX

    葬式後の父の遺品整理の場所だから、舞台が庭だったのだと、開幕してすぐに、感嘆!
    遺品整理のための、4姉妹だけでなく、全ての登場人物が、この庭で会話をすることに、何の矛盾も御都合主義もなく、この作劇技術の妙に、まず嬉しさがこみ上げました。
    謎の人物、平野さんの、如何にも好人物そうなキャラクター設定に、これなら、次女が惚れ込むのも道理と、観る者を納得させるリアリテイ。
    あー、こういう芝居、大好きです。
    普通に、どこにでも転がっていそうなストーリーを、だけど、少し、ハラハラさせたり、どうなるのかと興味を引っ張ったり、その匙加減が素晴らしい!!
    主宰ヒロセさんの御姉妹の次女役、広瀬喜実子さんは、今回もまた素敵な女性を演じて下さいました。
    前回公演で、噛みまくりだった鹿野さんの演技も今回はばっちり。

    本当に、気持ちのホッコリと温かくなる、上質な佳作舞台でした。
  • 満足度★★★★

    思い出すのは?
    イヤヨ!いやよ!も好きのうち?
    DNAには、逆らえない?  許せないのも、愛のうち?
    そんな言葉を、連想しながら、でも、良かったね!と安心できた作品でした。二女の彼氏の瞳が、輝く瞬間が、素敵でした。

  • 満足度★★★

    ものすっごくびっくりした!
    開演20分前に到着。そしたら開演五分前になるまで外で待て、という。こういう劇団は初めてだった。この炎天下になんだ、ソレ!と思う。小麦色に日焼けすれば焼きサロンに行かなくて済むってかっ!いくら招待だからって酷い仕打ちじゃね?と思う。早速、主宰のヒロセエリに話しに言ったら、「こちらの好意で招待してるんですから、一般のお客様を通してから座って頂きます。こちらはメールでそのように書いて送信してます。」と。その傲慢な態度の裏側に「タダで招待してやってるんだから後から入場するのは当たり前。席も余った席で観ろ。嫌なら観るな!(たぶんこれが主宰の言うところの好意)」とその心が透けてみえるようだった。つまり、ここの主宰は招待客を軽視してました。ごちゃごちゃ言うな!文句言うなら金払え!
    ま、そういう事ですわ。

    で、公演後、PCを開けて確認したら、招待メールには「受付時間は開演45分前~開演15分前とさせていただきます。15分前を過ぎますと、チケットプレゼントは無効になりますのでお気を付けくださいませ。
    チケットプレゼントの方のご入場は、開演5分前からになります。受付順でご入場頂きます。予めご了承くださいませ。」、確かに書いてある。ならそんなに早く来させなくても・・。と思う。

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX

    舞台は亡くなった父の遺品を片付ける四姉妹の場面から。借金と女癖が悪かった父を四姉妹は憎しみながらも心底憎めない心の内を姉妹らの会話の情景で想像させる。その絵は確かな家族の風景なのだが、どこの家族でも多少の問題を抱えてる様も演出する。不倫を臭わせる長女の夫。次女朋美の恋人は20以上も年上の無職男。三女の望美は幼馴染に気があるものの、肝心の幼馴染は朋美に好意を寄せる。そして婚約が決まった四女の美子。

    彼女らを主軸に喧嘩したり仲良くなったり威嚇したりしながら舞台を回す。相変わらず望美役の菊池美里の演技が愉快だ。彼女のキャラクターは他のキャストらが持ち得ない確かな味のある存在感がある。表情もいい。実に素晴らしい役者だ。

    四姉妹は最後まで自分たちに迷惑をかけて逝ってしまったどうしようもない父を恨み、そして解りあえなかった胸の中の思いが・・、父への想いがいつも言葉からはみ出してしまうように届かない。そして、なんとなく喉の奥につっかえている感覚がある。しかし、彼女らは父が自分たちに財産を残そうとして詐欺の被害者になっていたことが分かると、父に抱いていた今までの感情が氷解していくのだった。

    それはゆっくりと塗り薬を傷に擦り込むように、彼女らの感情が緩やかに溶けていくと彼女らの周りにも幸せが訪れる。二女の無職の恋人が彼女のウエディングドレスをレースで編むとセリフるシーンはそこはかとなく穏やかで美しいシーンだった。

    物語は全体的にほのぼのとしていた。主宰との押し問答がなければきっと楽しめた舞台だったはずだ。舞台とは観客と劇団との両輪の上に成り立つと日頃、思っていたのだが、どうやら、招待客は客とみなさないようだった。

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