満足度★★★★
「裏・競泳水着」的な?(笑)
タイトルの意味が劇中に留まらず現実の当ユニットやこの年の佐藤佐吉演劇祭にもあてはまり「外に向けて広がる」終わり方であることや、劇中の1エピソードが全体の構成を暗示するメタフィクション風であること、さらに主人公が二人一役なことなど、劇団競泳水着では使わないであろう手法を駆使しながらも根底に流れるのは上野イズム、いやぁ面白い。
満足度★★★★
ラインを跨いで歩き始める感覚
キャスティングの工夫も功を奏して、
今へと続く道の緒というか、
黎明の雰囲気がしなやかに伝わってきました。
戯画化されたようなシーンにも洗練があり、
地味な感覚も埋もれることなく実存感を持ってやってきて。
びっくりするほど大きな高揚とか衝撃的な印象はないのですが、
不思議なくらいに自然に、
舞台上にその時間から踏み出す感覚が満ちて、
浸潤されました。
満足度★★★★
ドキドキ?ワクワク!
白シャッに黒のジレ姿のスタッフに、迎えられ入場、えっ?舞台?客席?の造りに、ちょっと、ビックリ!(先週、違う舞台を、この劇場で、観たばかりなので、尚更?)BGMがjazzで、ちょっと、Bar気分~♪…そしてラップ調に、変わって、パーティー開幕~!
満足度★★★
ほどよくあまずっぱくてあおくさい。
えーと、みんなの思い出の中にある「学生劇団のオリジナル演劇」の理想がここにあります。「ソコを狙ってやってる」ことは明白にしても、ステキな「若さ」の奔流に圧倒されます。
自意識過剰な勘違いと押し寄せる不安を空回りする膨大なエネルギーでシェイクした、恥ずかしさのあまりに客席に椅子を投げたくなるくらいに甘酸っぱくて青臭いカクテル。
トシヨリ悪酔い必至。