脳内に作用し、酩酊・多幸感・幻覚などをもたらす
そのような薬物を「麻薬」と言う(引用:ウィキペディア)。
さらにウィキでは、こう続く。
「依存性や毒性が強く健康を害する恐れがある」。
そんな感じではなかっただろうか、この公演は。
で、一言で言ってしまえば「面白い」。
後から、じんわり来る面白さもある。
不安定なジェットコースターに乗るような体験でもある。
そして、うるさくて、けたたましくて、POPで、ハイテンションで、キッチュ。
極彩色の汚物をぶちまけたよう。綺麗で汚い。
大音響に頭クラクラ・・・はしないけど、初体験なので、最初はちょっと引いた(笑)。そして、随所で「ほほぅ」と笑いながら見た。
すいません…
休憩に座った椅子が
実はジェットコースターだったような感じです。
意味のわからない芝居が嫌いなのに
下調べせずに友達の誘いのままに
観に行った自分が悪い。
勉強不足で低評価つけるのは
ちょいと気が引けるので
評価なしにしときます。
トーコに感染する!
バナ学のパフォーマンスは、「見る」とも「体感する」とも形容しがたい、強いて言えば「感染」する。バナ学に好意的な人は、中毒症状を起こすだろうし、バナ学に嫌悪感を示す人がいたとしたら、それは感染されることを嫌う潔癖症のことだろう。物語すらも崩壊し、引用するアニメや漫画の数々に圧倒されながら「これは、果たして演劇なのだろうか」「演劇って、何だったっけ」と思うはずだ。ポップシーンを見通すつもりがあるなら、一度二階堂瞳子に感染しておくことをお勧めする!