家族耐久 〜野口家〜 公演情報 家族耐久 〜野口家〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.3
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  • 満足度

    耐久してるのはむしろ観客
    上演時間は久保家と同程度。
    久保家に比べれば少しは役者が自分の演技を固めてきている(ベテランチームと新人チームで分けていた事は後から知った)が、それでも脚本と演出の薄っぺらさを埋めるまでには至らず、だ。

    ネタバレBOX

    四兄弟の「チームワークは抜群」だったとかいう、あらすじにちょこんと書いてあるだけの設定はいったい何の役に立っていたのだろうか。
    それを匂わせるような兄弟間のやりとりは舞台上では見受けられなかったし、むしろ会話といえばどうにもハッキリしない言い淀みばかりで、そこで兄弟らしく何かを察してやるというような事もない。まるで昨日今日会ったばかりの他人同士の会話だ。
    せめてもっと無意識下にある繋がりが見えれば兄弟らしく見えただろうに。例えば似たような癖(口調や仕草)を持っているとか、食の嗜好があるとか、方法はいくらでもあるはずだ。なのに、長男はファンタ、次男はタバコ、末女は酒呑み、といったような不必要な書き分けをするものだから、ますますこの家族の持つべき雰囲気がぼやけてしまう。
    兄弟関係の他に、長女の旦那の人物像にも大きな問題がある。なんだ「ニャ〜」て。それが許されるのは付き合いたて1〜2週間までだろう(個人的意見)。
    この旦那からはかつて我が子を失った悲哀が欠片も感じられない。むしろそんなトラウマなんか知ったことかと、嫁に耐久レースへの参加を促そうとする。いくらなんでも無神経すぎやしないか。
    他にも末女に関するサイドストーリー(恋人と何かあった?本当に仕事で戻るの?実は拾い子?etc・・)への思わせぶりな誘導があったようだが、特に結末に活きるわけでもないのになぜ挿入したのか?
    そんなもので物語に奥行きをつけたつもりなら完全に見込み違いだ。観客にとっては無駄・以外の何ものでもない。

    雑多な部分に突っ込みを入れていくと、火を点けたばかりのタバコを次から次に消しまくったり、酒を注ぐ動作がほんの一瞬だったり、そんな小さな所作ひとつひとつ挙げつらっても、リアリティを追求するつもりは毛頭無いのだろう。

    総じて、一本の作品としては、あまりにも低い完成度であると言わざるを得ない。

    ここでこの企画自体への疑問が生じる。
    「なぜ2つの公演に分けたのか?」という点だ。
    本来、「2本立て」というものは、一度に2本続けて楽しめるというお徳なものであり、この企画のように別々に料金を払って見るのでは意味が大きく異なる気がするのだ。
    それでも「2本立て」と銘打ったこの公演、久保家/野口家を両方とも見るためには、わざわざ倍の料金を払って、倍のスケジュールを空けて、倍の交通費を使って、倍の折り込みチラシを渡されるのだ。

    劇団側はそんな観客の労力を考慮した上で本企画を進めていったのだろうか?
    そんな観客の労力に見合うものを仕上げ、見せてくれたのだろうか?
  • 満足度★★

    そこに家族の繋がりはあるのか。
    久保家と同様の点を述べれば、「セリフの間が無い」、「キャラクターの間の距離が取れていない」、「トチリが多い」だろう。

    トチリが多いことに関しては、準備不足やスタッフワークとのかけ持ちなどいろいろあるんじゃないかと思うが、トチリをトチリとして舞台に出してしまっては失敗だろう。
    トチリを観客に気付かせない、トチリを演技に転化させる、等が出来たら立派なものだと思う。人間だからトチリは当然だ。

    こちらは久保家とは違いベテラン組と聞いていたので、確かに久保家よりは上手い。
    だが、セリフの間はやはりない。
    「久保家より」という比較を入れるのはあまりに無意味なのでここから入れません。
    セリフの間がほぼ一定であることは、相手のセリフを役者が自分の中に取り入れないまま発していることを意味する。
    当然役者達は自分のセリフの意味をも自分のものにしていないということだ。
    セリフがこなれて見えるのはあくまで見えるだけ。
    演技力で自然な訳ではなく、舞台を何度か経験すれば誰もが慣れてくるだけの事だ。


    キャラクター間の距離についてだが、一番不自然に感じるのは姉夫婦。
    結婚何年か経ち、子供も出来て(その子供を亡くして3年だということだ)、それであの喋り方というのはどうだろう。
    夫婦のあり方にはいろいろあり、すべてが一般的なものではないだろうが、かといって、納得できないほどおかしいままでいいというわけでもなかろう。
    観客には「こんな夫婦もあっていい」と思わせなければ、違和感としてずっと残り、それが観劇を阻害させる。
    また、歳をとった(といっても2、30代だが)兄弟たちの関係というのもこういうものか疑問ではあった。

    それから、バックで流れていた「セミの声」。
    舞台はお盆の設定で流していたのだろうが、セミの声は主にミンミンゼミであった。
    いまどきミンミンゼミ自体が珍しいと思うのだが、これには意図があったのだろうか。
    もしそうでないなら、もう少し考えてはどうか。


    ラストで結末を暗示はするものの、明示していないところは好感が持てた。



    ネタバレBOX

    久保家と野口家。
    血の繋がりのない家族とある家族。
    この比較で何を表したかったのか。

    実際にはもっと違うことがいいたいのだろうが、表面だけなぞれば、「血の繋がりがなければ家族はダメ」ってことになりそうだ。

    実際の舞台での久保家は家族ごっこですらなく、野口家には家族の絆を感じなかった。


    自分には兄弟がないので、より野口家の方が分りにくかったという点はある。
    星は久保家との差別化を図るため2つとした。
  • 好きな舞台
    説明そのままの内容だったけど、とても心地良かった。
    問題は4人それぞれにあるけど、基本にあるものが温かいので
    安心して見れた。理想と言ってもいいのかなー

  • 満足度★★★★

    野口家は。うん。
    舞台は、野口家の和室。柱はあるが壁・扉はない。
    野口家と久保家で使い分けるのだろうか・・・。
    通常の客席側までせり出してはいるが結構好みの舞台でした。
    長女が一歩踏み出すまでを短時間に集約されており
    観ている方には疲れず親切かなと感じました。


    短編2本立て公演。
    久保家は観れるかわかりませんが期待しております。

    ネタバレBOX

    招待ありがとうございました。

    インプレッツアの久保って久保家と関係するのでしょうか。
    その辺は2本立ての醍醐味でもありますね。

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