憂鬱先生 公演情報 憂鬱先生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    高踏派?!それだけにあったまるのに時間が
    作家の実生涯にその作品の登場人物を絡めた、凝った作りの作品。堂々巡りの会話の面白さに始まる脚本の上等さ、セットや小物、役者の演技も上級なのだが、わかりやすさがどうしてもおいてけぼりに。またダイアローグが多く動きの少ないので、佳境にいたるまでについていくのはけっこう大変でした。
    でもやはり、各要素がよくできているので、そえっらがうまくあわさった瞬間には「いやー、巧み!」と感心しました。
    役者さんがみな存在感のある姿かたちなのも、こころに残りました。

  • 満足度★★★★

    もう一度
    おもしろかったが、観客の咳が・・・。劇場の緊張感が結果的に落ちたのが残念。もう一度見てみたかったが、土日が昼公演一回なのも残念。

  • 満足度★★★★★

    おもしろい!
    夏目漱石(金之助)のロンドン時代を後の小説の主人公たちも交えて織り成していくストーリーは秀逸。

  • 満足度★★★★★

    観てきました。
    いいですね。全てが小劇場レベルを超えていて驚きました。

  • 満足度★★★★★

    苦悩する可愛らしい夏目
    夏目は英語研究のためにロンドンに滞在していた2年間余りの中で4回も下宿先を変えていました。最後の下宿先で、夏目は部屋にこもりきりで研究に没頭します。今まで付き合いのあった留学生仲間とも疎遠になり、下宿屋の女主人からも心配されるほど猛烈な神経衰弱に陥りました。その最後の下宿先でのお話。

    今回の芝居で見られる舞台セット、美術、衣装、ものすっごくセンスが良いです。特に着物の柄とカラーの選び方が素晴らしいです。衣装担当は吉澤奈月。いい仕事をしてました。

    キャストらは全員がしっかりした演技力で総合的に素晴らしい舞台だと思う。

    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX


    最後の下宿先で夏目は暗い部屋に閉じこもって、もんもんと妄想の世界に入り込んでいた。現実と過去に関わった人たちが錯綜するなか、夏目自身が自分を「情けない、臆病、がっかりする、度胸がない」などと己の勇気のなさを評価する。

    好きな女に自分の想いを告白出来ない情景がとにかく可笑しくて可愛らしい。笑) 夏目の憂鬱な精神状態を表現している物語なのだが、その描写の仕方がコミカルでコメディなのだ。迷亭との会話の問答も、ゆらゆらと笑える。「男たるもの、女性に尊敬されなきゃいけないし、女性から馬鹿にもされなきゃならない。」なんて哲学に自問自答しながらも友人の細君を想い苦悩する。

    それでも、臆病な夏目は「だってそれが僕なんだもの。仕方がない。」と、どーしようもない現状を嘆くのだった。笑

    ワタクシは好みの舞台だった。舞台の中の情景は1900年の時代に誘う力があった。素敵な舞台だと思う。
  • 満足度★★★★

    初見
    脚本が難解だったが、演出の力をかんじた。役者が好演。

  • 満足度★★★★

    意外な展開
    斬新な切り口で良かった。舞台美術も良い。

  • 満足度★★★★

    素敵でしたっ
    役者さんがみんな生き生きしてました。心がほんわかできました。

  • 満足度

    一言でいうと、ガッカリ。
    初めて‘てにどう’さんを拝見したのは約7年前になるでしょうか。その面白さにワクワクした自分を、凄く印象的に覚えています。…ですがこの日、2010年に再びお会いした‘てにどう’さんは、かつて憧れたモノとは違ってしまっていました。一言でいうと、ガッカリです。面白くありませんでした。感じの悪いレビューになってしまって申し訳ない!でも‘率直’な感想と言うのなら、ガッカリです。つまらなかったです。シチュエーションコメディという言葉を辞書でひいた事はありませんが、僕の中で今作はシチュエーションコメディとは思いたくありませんでした。心から、残念。笑えもしなかったし、何も伝わらなかった。申し訳ありませんが、僕はこれは駄作だと思います。すみません。昔のてにどうは絶対にもっと面白かった!

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