KIND 公演情報 KIND」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    そこそこ
    チラシからだと、1000万円の宝くじを巡るドタバタ劇かと思っていたら、そうじゃなっかた。
    過労で入院した男が、癌が発覚したことにより、家族の絆を取り戻すお話かな。
    そこそこは面白かったかな。
    ただ、家族間がギクシャクしてるのはわかるが、ギクシャク間だけでいきなり離婚を切り出されても、観客はそれだけでは?となるのでは。もう少し離婚に至る経緯を導入したほうがよかったのでは。
    また、看護士である長女が父親に癌告知をするのだが、家族は別に出て行かなくてもよかったのでは?(結局病室のすぐ外で聞いてたし)

  • 満足度

    わかりやすいけど
    全体的に分かりやすいコメディだと思う。
    が、目新しさにちょっと欠けるのではないかと思う。

    ネタバレBOX

    台本の粗さが気になった。
    癌かどうか分からない院長とか、グリーンジャンボと年末ジャンボの区別がつかない人とかありえないし。

    特に気になったのは
    父親が入院した看護婦が本人の前で「院長、父が癌ってどういう事ですか?」と聞き、
    婦長が「患者に言って良い事と悪い事があるでしょ」と説教する。

    一瞬笑う所かと思ったが、そうでもないらしい。


    途中、役者のアドリブを促すシーンがあり、好きな人は好きかも知れないが、私にとっては芝居をぶち壊すもの以外の何物でもなかった。
    おそらく演出家であろう仕掛け人が、もう少し愛される人ならまだ良かったけど、感じ悪いし。あの格好(腹巻&ステテコ)で、上演中に客席の後ろをうろつくのもどうかと思う。
  • 満足度★★★

    予想通りの展開
    救急で運ばれた病院の娘が看護士、友人が担当医。離婚話と会社のプロジェクト話が本筋。脇筋があれやこれや。

    ネタバレBOX

    離婚もしなくなり、意外性といったら当たりくじのはずがはずれくじだったことくらいか。これならいっそ癌の診断も間違いでしたにすればハッピーエンドだったのに。
  • 満足度★★

    そこそこで。
    荒いところもありましたが、楽しませていただきました。

  • 満足度★★

    設定はかなり?
    前半はギャグ(結構スベってた)、後半はシリアスとまあまあ楽しめましたが、設定はかなり?でした。一晩入院してちゃちゃっと検査しただけでは、「多発転移ありの胃癌」の診断はどう考えても無理。せめて、せっかく入院したので2、3日精密検査をして、その結果といった設定にして欲しかったです。

  • 満足度★★★

    もう少し
    オープニングのダンスわまずまず。基本コメディだが、シリアスな場面もあり素直な笑いが、良かった。
    もう少し何か入れても良いと思う。

  • 満足度★★★

    ずさんなストーリー展開に唖然
    病院が舞台。シチュエーション・コメディー風のわずか一昼夜の時間経過の中に癌の余命宣告という重いテーマを盛り込んだ展開に無理がある。単純に笑って観てもいられず、この矛盾がストーリーの上で露呈することが大いに気になった。
    作・演出家の尚樹翔は「なおきしょう(直木賞)」あるいは「しょうじゅしょう(賞受賞)」と読むのだろうか、なかなか縁起の良い名前ですね(笑)。

    ネタバレBOX

    入院患者・小柳(宇田川大介)がベッドのうえで寝言で「開演に先立つ諸注意」を話す幕開きにまず笑った。
    オープニングに次々と役者が出てきて小道具や衣装に書いてある役名を客に見せて自己紹介していく演出も面白い。
    ただ、この劇団が好むやたらハイテンションのダンス場面は観ていて気恥ずかしくなった。
    会社で貧血を起こして倒れた鑑課長(加藤大騎)は、同級生富田(調布大)が院長を勤める病院に運ばれる。そこには課長の長女(斉藤千夏)が看護師として働いている。
    仕事の忙しさにかまけて長年家庭を顧みなかったためか、家族の反応は冷たく、妻(野本紗紀惠)は離婚も考えている。課長が癌であることが判明し、動揺する家族。
    改めて家族の絆の大切さに気づき、家族の心がひとつになる、という想定内の決着だが、気になる点がたくさんある。
    富田は課長が寝ている間にいろいろな検査を実施したら、胃ガンの疑いが出てきて、自信がないから知り合いの大病院の医師に判断を仰いだという。ひと晩寝ている間にすべての検査がすむならどんなにラクなことか(笑)。意識不明で胃カメラを飲んだのか?あちこちに転移って、翌日に結果がすぐわかるのか。せめて肺ガンにしておけば、病床用レントゲンもあるのでまだごまかしがきいた。しかも、指導を仰いだ医師だってカルテをもとに精密検査もしないで、電話で余命1年の診断を下すなんて。末期なのに、自覚症状もなかったのか。
    鑑の同室の小柳が、手足を骨折して身動きがとれないのに、ジャージーの上下の部屋着を着ている。こういう場合、病院では看護師が排泄や清拭の介助の必要があるため、着脱容易な前開きの寝巻きを着せるのが普通。
    師長(狩野裕香)が車椅子や松葉杖もなく、小柳を歩かせて散歩に連れ出すが、このような重症の骨折患者の場合、理学療法士が付き添って室内リハビリを行う以外考えられない。面会時間前に病室に入ったと見舞い客を看護師の長女が大声で怒鳴りつける場面も静寂を保つ病院ではありえない。
    課長が倒れた直後、手回しよく優秀な女子社員(下嶋亜由美)が出向してくるが、着任してすぐ、3人分の仕事をテキパキと片付け、社員の出る幕がないという。プログラムに派遣社員とあるが、本社からの出向社員のことでは?
    一緒に観劇した連れが「どんなに簡単なプロジェクトなんだ。企業はそんな甘いものではない。劇中にある引継ぎの命令系統もおかしいし、いくら喜劇でも社会常識を超えてこんなリアリティーのない芝居は観るに耐えない」と、終演後、ひどく憤慨していた。
    劇団代表で看板俳優の栗原智紀の名がチラシやプログラムに出ていないので、おかしいなーと思ったら、課長の贔屓の菓子屋(水谷真利子)の婚約者の職人役で出てきた。自作のプリンをまずいとけなされて病室に乗り込んできた菓子職人は、病室にいる俳優たちをいじりまくり、一発芸などを強要して笑いの場面をつくる。役者いじりで笑わせるのは結構だが、しつこすぎてこの場面そのものが浮いており、客よりも栗原が楽しんでいるのがいただけない(笑)。そのあとの娘による癌告知の場面が深刻で重要な場面なのだが、長男(小澤史弥)の反撃もTVドラマの常套句で、家族の描写が表面的できめ細かさが足りないので、唖然としてしまう。
    役者いじりはスパイス程度でないと、逆効果。本末転倒だ。
    最後に1千万円の宝籤が年末ジャンボとグリーンジャンボを取り違えていたというオチがつキ、ドタバタ風に終わるが、主人公が癌では笑えない。どうせご都合主義なら「誤診」とか「勘違い」の手法でハッピーエンドに収めてほしかった。
    課長役の加藤が「課長が・・・」と言い間違えたり、看護師の大島(小島亜梨紗)が富田院長に向かって「お父さん!」と叫んだり、どうなってるんだ(笑)。富田の娘も看護師なのか?鑑の娘は看護師だけど・・・?
    俳優では、宇田川、水谷、調布、狩野が面白かった。妻役の野本はかなりの美女だが、初舞台ということを演出家が配慮したのか、出番が少なく、動きも最小限だったのが残念。本来なら、ドラマ上はもう少し夫婦の会話がほしかったところ。非常に声が小さいと思ったが、ボイストレーニングを積めば解決できることなので、今後に期待。しっとりした大人の役を観てみたい。

  • 満足度★★★

    一味欲しい感じでした
    人情喜劇ですが、既存の枠内に収まっている、という感じでした。
    病院の雰囲気は上手く捉えているのに、そこからの一味が欲しいです。
    平板なテンポを意図的に乱す道化師が途中で現れますが、結局は
    お定まりの結末を迎える、というところに欲求不満が残りました。

  • 満足度

    役者はそこそこ・・・
    役者そこそこ、オープニングも期待を持たせるも・・・

    ネタバレBOX

    オープンニングで期待を持たせ且つ、病院に差し込む日差しを
    上手下手にぽっかりと空けた空間を使って奇麗に表現していたのが
    素敵だっただけに。。。

    内容の薄さに辟易してしまいました。

    ガンの告知が薄すぎるし、主人公が良い人過ぎて奥さんから離婚を迫られる理由がわからない、息子はおとんを叱咤するんだけどどう見てもその前の展開からそんな事を考えてるキャラクターには思えず、ラスト直前の感動的なシーン(にしたいのだろう)が全く感動できません。
    途中の役者いじりのシーンもとてもじゃないけど見てられません(ノリが悪すぎる・・・)

    個々の役者はそこそこなので観れはしますが、途中にできる微妙な間。雰囲気。が気持ち悪すぎる。。。
  • 満足度★★★★

    笑と涙!
    この物語をどのジャンルに属するのかひじょうに迷うところだが、きっとコメディなのだと勝手に思う。公演前に注意事項と称して「携帯電話うんぬん・・」から始まり「上演時間は1~2時間」と曖昧な説明をする。曖昧というより物凄く大雑把なのだ。その理由は公演中に披露される劇団員イビリのような「観客を笑わせろ!」コーナーがあるからだ。


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は一人の中年男が入院した先で妻からは離婚を突き付けられるは、抱えてるプロジェクトからは外されるは、そのうちガンの宣告をされるはで、泣きっ面に蜂どころか獅子の子供が崖っぷちから突き落とされました!みたいな命がけの、息の根絶え絶えの展開なのだが、そんな状況でも院内は暗くない。

    登場するキャラクターらがアニメっぽくインパクト満点でコミカルだからだ。中盤に物語をストップさせてまでも強引に始める「観客を笑わせろ!」コーナーでは、ミニミニ寅さんみたいなお菓子屋のダンナが登場し、「俺の作ったプリンをマズイって言ったオトシマエを付けやがれィ!」と怒鳴りながら入ってくるも、その登場の仕方はシャボン玉と空気ハンマーを抱えて登場するあたりで、観客は「お笑いネタをやるつもりだな。」とこれから始まるイベントの予想はバレばれなのだけれど、そこは観客も大人だから、黙ってにやにやしながら観ることにする。

    すると大迫力とはほど遠いミニミニ寅さんはサングラスに鉢巻きに腹巻にステテコみたいないでたちで、本来の気の弱さとテレをひた隠しに隠しながらも、大げさに虚勢を張って劇団員を次々と指しながらネタ披露の要求をする。こういった催しものほど、劇団員のネタに明暗が左右される舞台はないのだけれど、今回はどうやら、このイベント自体が役者は知らなかったようで、誰もネタを仕込んでない。仕込んでないから彼らの実力がこんな時に発揮されて、緩くてバカバカしい催しだった。調布に至っては全く技がなくて、本人もほとほと困り果てたようだったが、彼は「おぼっちゃまくん」に似てるのだからそのネタが欲しかった~(^0^)

    そんなこんなでキャストらもやっとの思いで解放され、ストップされた物語は続くのだが、余命半年から1年と宣告された一郎とその妻の郁子を長男・一輝が父母を説得するシーンに泣かされる。父親・一郎が離婚を承諾した直後、一輝は「逃げんなよ。逃げないで戦えよ。母ちゃんとも仕事からも逃げんなよ。偽善者ぶって逃げんなよ。本当は離婚したくないんだろ?だったらそう言えよ。」
    そうして母親・郁子にも「母ちゃんだってそうだ、被害者づらしやがって。正面きって話そうともしねえだろ。父ちゃんがこうなるまで気がつかなかったんだろ。」と。

    一樹の言葉に弾かれたように二人はお互いに歩み寄って修復するが、ここでの大人は一輝なのだ。年をとってるというだけで一見大人にみえるが人間、そうではない。人間として成長してない夫婦は世の中に沢山いるのだと思う。「そっちがその気ならそれでもいい」とか「それで君が幸せならば」とか解った風な事を意識して別れる男女は山ほどいる。そうして大抵は話し合いで修復できる男女がほとんどだとも思う。更に誤解の原因のほとんどは説明不足という蚊帳の外に弾きだされて、たった一言の説明もない状況をどうとらえていいのか解らない、のだとも思う。

    だからこうしてすっきりと終わらせてくれる展開は疑心暗鬼なる想像や相手に対する不信感や疑惑がないだけ心が傷つかない。
  • 満足度★★★

    癌関連がシビア過ぎ?
    どこか吉本新喜劇を思わせる病院コメディな前半と家族の絆が再確認される後半との対比はイイが、癌関連がシビア過ぎな感じ。

    ネタバレBOX

    誤診や医師の策略とまではいかずとも、辛い闘病になるが家族の協力によって乗り切れることができるなど、もう少し救いが欲しい。
  • 満足度★★

    まったり
    ストーリーに深みがなく、キツイ言い方ですが私には退屈でした。

    ネタバレBOX

    奥さんが終始とにかく暗く、どうしてそこ(離婚)まで追い詰められたのか、
    そんなに思いつめなければならない程、どうしようもなかった様には
    とても思えず、いや、私がストーリーに入り込めなかっただけかもですが。。。
    旦那さん(主人公)は、”普通にいい人”の様に感じました。
    人と人との繋がりや家族の絆をもっと深く描いて欲しかったですね。

    あと、音楽に負けて台詞が聞取り辛かったです。
  • 満足度★★★

    初日行きました。
    初日、見に行きました。
    まだ温まっていないのか、ちょっと噛みが。

    全体的に良い感じですが安定しすぎていて、
    もうちょっとアクセントを強く入れてほしいなという感じでした。

    ネタバレBOX

    一郎の奥さん、郁子の離婚の動機がいまいちよくわからない。
    息子の一輝の言っていることは理解できるんですが、
    郁子の、子どもたちに言われないと気づかない云々…の台詞は
    奥さんの立場から言うものではなかったような気がします。

    病院長の富田のガン告知があいまいなので
    深刻になっていいのかわからなくて(いつひっくり返されるんだろうと思ってしまい)
    クライマックスの長女の告知のシーンでは泣いていいのかわからない感じ。
    ガンのことでヘビーな話し合いの後に、一千万の宝くじのオチで締めたのは
    息子の父親に対する真剣さが薄くなってしまうような気がしました。
    ただ、ラストに院長の娘が電話を取り次ぎに来たけど、
    もしかしてあれはやっぱり一郎はガンじゃなかったというラストなのかなと。

    全体的に演技が安定していて、落ち着いて見られる感じでした。

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