実演鑑賞
満足度★★★★
物語は地方の旅館で進む。外は吹雪で外出は極めて危険、車も照明が届くのは精々2m迄で実質運転は不可能である。舞台美術は極めてお洒落な和風旅館、正面奥下手は畳が敷かれ畳の奥には円形の明り取りの障子がありその円周に添わせるように壁の上下から竹が壁に貼り付けられている。(華4つ☆、追記後送)
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
謎めいた雰囲気の中、ちょこちょこ笑いが入っていて、重くなり過ぎない印象でした。
登場人物達の、それぞれの過去や心の闇が明らかになっていく展開に惹き付けられました。
ミステリー大好きなので、観る事が出来て良かったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
初日観劇。面白い!
日本の小説の分類でいう中間小説のような…勿論 意味合いは違うが、推理・心理劇であり大衆・娯楽劇の中間劇のようで、幅広い観客が楽しめる そんな作品。
推理劇であり、再演の可能性もあることから 筋書きの結末は伏せておく。ただネタばれ1つ、それはある意味 閉鎖された状況で展開していくこと。それがアガサ・クリスティの「ねずみとり」、上演回数が多く人気作品を連想させる。この「全部、知っている。」も時間軸、不作為、罰せない罪、そして苦悩と贖罪といった多面的な描き方で観客の興味を惹きつける。同時に 緩い笑いを挿み適度な遊び心を観せる。
第30回記念公演・原点回帰。その謳い文句「限られた空間が織り成すパラレルミステリー」は、観応え十分、ぜひ劇場で…。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)追記予定