恋女房達 公演情報 恋女房達」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
21-29件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    万華鏡
    初めて観劇
    言葉、その他すべてに魅了されました
    【人間が好き】な人なんだろうなという方の作品が私は好きなのかもしれません

  • 満足度★★★★★

    小夏さんの世界、やっぱいい!!
    開演直後の宝石箱をぶちまけたようなはでな演出は意外でしたが、「達」が印象付けられました。

    最後の話は母を思い感動しました。

    ネタバレBOX

    小夏さんて幽霊物もやるんだ、が率直な感想。…というか、何でもできるということですね。

    男には特権があるかのような一夫多妻的な不思議な話…、還暦俳優さん、いつも思うのはいい男というわけでもなく侮男というわけでもなく中途半端ということ。

    亡き妻の味がなかなか再現できずに悲しむ男…、塩コショウ少々といっても 微妙です。

    赤い糸より腐れ縁…。

    あんな死に方いいですねぇ、少しぼけて嬉し恥ずかしハッピーに…、泣きそうになりました。

    食卓、和室、外、生、死、老、若、バラエティに富んで…、関連があったりして、小夏さんの世界やっぱいい!!

    実際に食すところがリアリティで良いのでしょうね。

    近所付き合いの話は無くてもよかったかな。
  • (*p゚ェ゚q)ゥン
    珠玉の短編集。俳優、みな素晴らしい。

    ネタバレBOX

    スープの話は、前半のみで終わったほうが想像力と余韻に酔えて好きかも。前半だけでも俳優の演技と美しい演出で十分に伝わってたから。なんか後半でネタバラシしてしまうことで、ちょっとその世界の広がりが小さくまとまってしまった感じ。
  • 満足度★★★

    前作と比べると‥
    初日だからだったのか、演技面でちょっとぎこちない部分も感じたけど、芝居運びはテンポとメリハリがあり、オムニバスながら作品全体を通した"統一感"があって良かった(シーンの切り替わりなんか特に)。舞台美術も非常にユニーク♪

    ネタバレBOX

    とはいえ、同じキャストで同じような作風の話が続くと、いささか単調な感は否めない‥。今回は長篇ではなくオムニバスだっただけに、個人的には作風もキャラクターもまったく異なった作品も観てみたかった。
  • 観劇
    女性的でとっても素敵!ほんわかしました。

  • 満足度★★★★★

     
    観劇

  • 満足度★★★★

    「脚本×演出」の生み出す相乗効果!
    青☆組さん、初観劇。文字の状態で読んでも心に届きそうに感じるセリフ達がとっても印象的。あぁ、台本買わなかった自分にチョット後悔…(台本、売ってます!)。そんな台詞達と、遊び心ある演出との相乗効果で生み出される`世界観’はとても素敵でした。演じられてる俳優の皆様もかわいらしく、かっこうよく、その世界で生きてらっしゃいました。


    ただ、今回は短編のオムニバスという事もあってか`KOパンチ’はお見舞いされなかった印象。文句なしの判定勝ちなのですが。今度はゼヒ長編でKOしてもらいたいな…なんて。意味不明な例えですみません…。

  • 満足度★★★★

    女房よりどりみどり
    「女房」をテーマに、コントのような状況から心揺らす愛情まで幅広く扱って口語であえた、栄養バランスに優れた静かな良作オムニバス。
    さすが女性作家というべきか、井戸端会議的なお喋りなど女性社会の描写が客観的ながらきめ細かくて面白い。
    どうも「女房」を謳った作品ってその男性の懐古主義的な願望の反映に陥っているものが少なくなくヤな感じを味わうのだが、このオムニバスの女性達にはあまりヤな感じがしない。確かに懐古的ではあるのだが。

    個人的には、噂の「恋女房」含めた前半の短編では着地点の感触がいまいち掴めずふわふわが続いたのだが、結末をガッチリ固めていた4編目以降の後半戦はグイグイと引き込まれた。変種の3編目も後で納得。
    今回はいつもの公演と一味違うということなので、本来の公演も観てみたい。

    ネタバレBOX

    高野文子の代表作『田辺のつる』を思わせる6編目で、ラストに三男が「おかあさん」と呼ぶ所で笑い声が起こったのは本当に残念だった。
    自分は『田辺のつる』を読んでいたから状況を把握するのは特別早かったのだろうが、舞台を追うだけでも状況を推測させるだけに十分な情報は織り込まれていたと思うので、あのシーンを安易に笑いにつなげてしまう想像力には首を捻る。
  • 満足度★★★★

    女房ってなんだろう?
    出てくる女房たちが可愛いのなんのって。
    3歩下がってついていく古き良き時代の女たちって感じで。

    嫁でも妻でも家内でも奥さんでもない、女房。
    なんだろ、この雰囲気。平凡でどこにでもありそうなのに、ちゃんとは知らない。
    女房って言葉の響きがもう平成の世には生きてないのかも。

    ネタバレBOX

    カーテンの開け閉めの演出がさりげなくいい味を出しててよかった。

    『スープの味』の仕掛けが最初は理解できなくて、後半になってやっとわかった。
    死んでからもっともっと好きになったって言葉が響いた。
    仕掛けを理解したうえでもう一度観たい話。


    小劇場まわってるだけじゃ藤川さんや羽場さんのような年齢の方の芝居はなかなか見れない。
    だから、なんかとても芝居が新鮮で衝撃的。
    個人的に注目している井上みなみさんは今回もとてもかわいらしかった。


    カーテンコールで礼して拍手し終わったあとにも最後の最後までパフォーマンスがあったのだけど、カーテンを閉めて完全に閉幕したらまた自然と巻き起こった拍手。
    この2回目の拍手はたぶんなかなか出ない。
    作品の完成度の高さを象徴していると思う。
    自分も含めて観客は素直だなと思いました。拍手したくなったから。

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