公演情報
「服が腐る-2022AW-」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
まるでショップの中にいるような舞台美術で、様々な洋服を見るだけでもワクワクしました。
洋服を着る人、作る人、売る人、それぞれの気持ちに共感できる部分が多々ありました。
そして、自分の人生の中で、洋服は大事な思い出になっている事に気付きました。
役者さん達は皆、とても素敵でした。良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
店員ものということで大好きな「コンビニ人間」を想像したが、変わった人も迷惑な人もまったく出てこない平和なドラマであった。それじゃあ単なるお花畑かというと、ハナから興味を持たない人も受け入れ、冷めてしまった人も排除せず、最も大事なカワイイ服の希望のない未来も諸行無常と悟っている深くて広い世界なのである。
実演鑑賞
満足度★★★★★
こちらを観に行くのに何を来て行こうかと迷ったのは私だけ?迷った挙句がそれかい?と言われたら、はいこれでしたなんですが、当たらずとも遠からずと勝手に思っています。
服が腐る(流行遅れになる?)ことはあまり気にしていない(を装っているかも?)の私ですが、さすがに何でこれ買っちゃったかな・・・と思うことはあります。その時にとっとと手放せる(寄付できるリサイクルショップに持って行く)服と、もう着ないだろうと思いつつタンスの奥深くに眠っている服とがあります。捨てられないことの方が多い私はミニマリストに憧れます。でもきっと同じデザイン同じ色の服を着続けるなんて無理。ときめかない服を捨てたら半分くらいになると思いますが、ときめかないけれど必要な服というものも存在するのです。などということを日頃思っているので、「服が腐る」はとても興味深く、共感したり反感を持ったりしながら大変面白く観劇いたしました。
「クローゼットを見ればその人がわかる」とか「服を大事にはできない(長く着ることはできない)けど、いつどんな服を着ていたか全部覚えている」等、なるほどなあと思えるセリフもたくさんありました。
実演鑑賞
満足度★★★★
タイトルは「服が腐る」だが、その服を着た女優8人は腐るどころか輝いていた。出演女優は8人〈別に客演男優1人〉だが、主宰・岩井美菜子女史(作・演出)が前説を行い、客として そのまま舞台となっているアパレルショップから出ていくところから物語は始まる。公演は、多くの服に着替え、まるでファッションショーを観ているかのような華やかな世界であるが、その服には消費ならぬ賞味期限があるという。その賞味こそが流行で、それに敏感な乙女心を描いた物語。
舞台美術がアパレルショップを再現したような見事な作り込み。特徴的なのが客席との間に通路のようなスペース、そこをファッションショーで見かけるランウェイに見立てウォーキングするよう。その颯爽とした歩きとポージングは見事な演出である。一見 華やかな世界を想起させるが、その舞台裏であるショップ店員の喜びや遣り甲斐、一方 爆買いに観る心の寂しさ悲しさをしっかり描く。その両面こそ人間そのものであり、物語に込められた肝のように思う。
服が腐ったら捨てればいいが、人が腐っても捨てることは出来ない。クローゼットの中は着飾る洋服でいっぱい、が その中を見られるのは (人の)裸を見られるようで恥ずかしい。洋服とともにある記憶はその人の人生そのもの、を思わせるような劇中の台詞は実に印象的であった。やはり「劇団人間嫌い」は、劇団名とは真逆の人間観察に優れている。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/11/23 (水) 19:00
初見のユニットだが、女優がいっぱい(特に藤真廉)が出るので観に行った。面白い。(3分押し)103分。
とあるアパレルショップを舞台に展開される「オシャレ」と「ファッション」と女子の関わりの物語。「服が腐る」という言葉を初めて聞いたが、売れなくなることだと言う。腐りかけた服が臭いで分かる店員がいるという、一種のファンタジー的な設定。ファッションとは無縁のジジイの私には充分に理解できたかどうかは分からないが、女子あるある的な物語展開は共感が持てるし、女子にとってのオシャレの持つ意味とかも何となく感じた舞台だった。目宛の藤真は自身の劇団とはちょっと違う印象の「オシャレ女子」を演じていたが、それはそれで楽しく観た。インフルエンサーを演じた武田紗保に注目したが、MCRの『アカデミック・チェインソウ』で観たのだった、と後で思ったのだった。
冒頭、作・演出の岩井美菜子が舞台で登場するファッションの説明をして、3分押したところでそのまま芝居に移る面白いオープニング。
それにしても、本場のチャイってスパイシーなのか?知らなかったぞぉ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
当日パンフによると作・演出の岩井美菜子さんは現役でアパレル店員もされているそうで
そうだよね絶対そうじゃなきゃこんな綿密に描けないよね、と納得しきり
演じる役者さん達もそれぞれに巧い
描かれる舞台は普段敷居が高くてとても近寄れないエリア、逆にどんな感じなのかとても気になる世界だったのでワクワク
洋服大好き、オシャレに敏感な人達が織りなす物語
これが期待以上に面白い
もしかして表現の為 かなり身を削っているのではないかと思えるほど登場人物の内面が力強く伝わってくる
楽しげに(時には苦し気に)とても自然体なものだからニュアンスや繊細な部分も含めて素直に入ってくる
引き出しがまだまだ沢山ありそうな勢い
劇団「人間嫌い」演劇界の 新しい風だと思います
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/11/23 (水)
価格4,000円
23日19時開演の初日舞台を拝見(107分)。
”服”をキーワードに、心の中のクローゼットの中身に込められた、登場人物各々の様々な思いの丈が、門外漢(男性)のワタシにでさえ、充分伝わって来た群像劇。とても見応えがあった。
なお、登場人物の中では、てっきり深夜薬局「LUNA」の店主だとばかり思っていたが、実は同族企業のお嬢様重役だった(故に愚痴を言い合ったり・気持ちの通じ合う同僚が会社に一人もいない、孤独な)”爆買いおばさん”シホ(演・芦田千織さん)に一番シンパシーを覚えた。
ところで、ラストシーン、愛着はあったものの、結局、売れ残って処分が決まった服を、せいか(演・藤真廉さん)が引き取った途端に”匂い”が消し飛んだエピソード、本作品の作者の衣服に対する愛情の深さが微笑ましく感じられた。