満足度★★★
花總さん最高
ヘミングウェイの語りによるディートリッヒの評伝劇のスタイルで、彼女の劇的な人生を、淡々と描いています。
物語上ドラマチックで華があるのは、ピアフかな。花總さん主演でピアフの物語が見てみたい。
鈴木綜馬氏のトラヴィス(ゲイのスタイリスト)、戦争、ナチス...という暗い時代背景で暗くなりがちな舞台を、コミカルな演技で楽しく明るくしてくれます。グッジョブ♪
気になったのは、連合国側兵士のライフルがM16を持っていた点、第二次大戦ベトナム戦争に見えて困ってしまいました。
満足度★★★★
見事な宙組黄金コンビ復活公演でした
以前見た仮チラシでは、脚本が作詞家の竜真知子さんと記載されていて、幾分不安に思いながら、劇場に行きましたが、観ている内に、これ、絶対竜さんじゃないでしょと確信して、今、解説を見たら、何と、私のお知り合いの作家のお名前になっていました。
で、観てきた感想ですが、本当に、こんなに出来の良い芝居を想像していませんでしたから、私にしてみたら、棚から牡丹餅のような嬉しい、ステージでした。
見事なまでに、宝塚スタイルの劇構成で、宙組黄金コンビの復活公演のようなテイストのファンには堪らない舞台でした。
私は、和央さんより、むしろ花總さんのファンでしたから、彼女が、コンサートの時のような和央さんの引き立て役ではなく、きちんとピアフとして舞台上に存在してくれていたことが何より嬉しく思いました。
宙組黄金コンビファン、迷わず青山劇場へ急げ!!
と言いたい、ファンなら、小躍りするような嬉しい舞台でしたよ。
脇で固める、綜馬さん、今さん、宮川さんの好演も光ります。お三人とも、演技良し、歌良しの、貴重なミュージカル役者さんですから。それに、横内さんの歌がなかなかなのにもビックリでした。
そして、何よりビックプレゼントなのは、あの吉田都さんのバレエを生で拝見できたこと!!バレエには造詣のない私にも、その美しさは充分過ぎる程、わかりました。