満足度★★★★
スタイリッシュなホームドラマ
ひとつ屋根の下に暮らす幸せそうな家族の行動パターンによって生まれる協調性や感覚のズレから家族の在り方、家族間における適切な距離感を推測する作風。劇中、発話はほとんどなく登場人物たちはほぼ無に近い表情である意味、写実的。はじめは少々戸惑ったものの、フーコンファミリーの如く、そこにいる登場人物たちが言いそうなことをせっせと脳内でアテレコをする。慣れてくると物語の背景がだんだん浮かびあがる。
すると今度は立場、境遇、態度、心情等が生かされている各々の複雑な動作には、すべて意味のある行いであることが分かってくる。
役者の身体はまるでトビウオのように瑞々しく躍動し、非常にエキサイティング。楽曲、衣装のセレクトも抜群で映像の使い方も素晴らしく、驚きの連続でした。
満足度★★★★
面白かった
今回の話自体身近なものだったので、解りやすかったです。
話と言っても一言もしゃべりませんけどね。
よくあれだけの動きが出来るなと感心してしましました。
どういう方法であんな表現になるのか不思議です。
あっという間で笑えました。
また是非観に行きます。
満足度★★★★
人間の身体は何ができるのか
上手の方が見やすいと言うので素直に上手の席へ。
とにかく圧倒されました。
これって稽古はどのように行われたんだろうか…。
そもそも台本はどうなっているんだろうか…。
台詞がないのに(ないので?)、呼吸音と足音がやけに響いて気になってしまった。
あと、単純にもっと具体的なストーリーがあったほうがさらに面白かったかも。
今なにしてるの?状態なことが結構あったので。