オーガッタジャ! 公演情報 オーガッタジャ!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/11/05 (土) 14:00

    廃ビルに潜り込んで偶然出くわした面々の物語。そのうちの一人(主人公)が「もう一つの世界」と行き来して、どちらが本当の世界か迷うあたりが「胡蝶之夢」的で好み。
    また、得意パターンでもあるラストのあのシカケは考えようによっては「簡易版桟敷童子」的ではないか?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    なかなかありえない設定ではあるのですが、
    不思議な雰囲気を感じつつ、楽しかったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    感想遅くなりましたが、とても面白かったです。
    廃墟で現在と過去のお話というか、土地の記憶と言いたいですが、それをうまく交流させて。
    なんとなく悪いことも混じっているけど、みんな憎めないキャラクターで、前向きな、ラストとてもよかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    廃ビル舞台に、おもしろくて、シリアスなお話。楽しめました。良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    シンプルな舞台装置だが、廃ビルという異世界への入り口(壁の裂け目を木枠で覆っている)だけは精巧にできている。ここを出入りするだけで廃ビル感が出るから驚きだ。
    会社をクビになって廃ビルをねぐらにしようとする男、環が様々な人物(フリーライターや掏摸たち)がいる世界と和服の男が出てくる世界を行き来し、どちらが現実なのか夢なのかわからなくなる件とか、元刑場の斬首役だった和服の男と環を重ね合わせて見せるところなどは脚本の巧さが光る。
    細かいところでは、環がクビになった会社の作業着を着ていたり(会社に未練があるのか、もう着るものがないのか)名うての掏摸だった拝島のズボンが両ひざとも穴が開いていて落ちぶれた感が出てる、廃墟マニアがいかにもな格好だったりと衣装にも心配りがされていた。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    廃墟マニアや訳ありの人々が廃墟ビルで出会って何かあるのかなぁと思っていたら、悲しい昔話もからみ面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    終演後、何人かが異口同音に 大人の演劇だ と話していた。そう言えば、説明にも「大人たちの 青春真っ只中な群像劇」と記していた。何が大人の演劇だか解らないが、廃墟という役目を終えた建物を通して、人生の応援を謳った、一見 矛盾した観せ方の物語だ。そこには発条ロールシアターらしい、硬派な中にも優しい思いが観て取れる。

    表層的には面白可笑しく描いているが、奥底にあるのは、諦念とは真逆の再生・再起と言った前向きな姿勢だ。滅びの美、ましてや頽落のダンディズムなんてこれっぽっちもない。あるのは男の それも中年男性の悲哀、それは仕事=生き甲斐、遣り甲斐を失(喪)った後の人生をどう生き残(遺)るかが…。
    (上演時間1時間30分 途中休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は暗幕で囲い、上手に何か隠されているような幕、下手に壁に見立てた衝立があり、その一部が簀子(窓枠)のような板が打ち付けられている。この暗がりが廃墟内であり、簀子を外して中へ侵入する。上演前から照明を諧調させ、闇に輝く外灯もしくは星空を表しているよう。実は暗幕の奥には紗幕がある。下手での会話は廃墟ビルの階数を説明しており、同じ舞台であるが空間の違いを表す。

    登場人物は、リストラ(クビに)された中年男・環が、廃墟ビルに忍び込んで一時的に寝泊りしようとしている。そこへ着物を着た〈男〉、一見どこかのご隠居のような飄々とした佇まいを醸し出ている。また廃墟マニア・白河清澄やフリーライター・西まごめ、そしてスリの一団…拝島・是政・美園が偶然に出会う。さらに ふらふらと侵入してきた男・津田沼と中年男・環が知り合いだった。廃墟という“不思議な力”によって集められたかのよう。訳ありの人々の人生模様を描きながら、この廃墟に現れる 霊 の話が交錯する。

    終盤は怒涛のような展開…廃墟ビルが建つ近くに江戸時代の刑場跡がある。着物姿の〈男〉、実は斬首の役人・山田浅右衛門であり、明治時代になってその斬首刑が廃止になって、生活の糧を失う。会社を馘にされた男と斬首してた人の<クビ>繋がりが、過去と現在を結ぶ。実はふらふらと侵入してきた津田沼は、環を解雇した会社の社長である。社内で人望のあった環を解雇したことで 社員が次々に辞め、会社は倒産寸前の危機に瀕している。それぞれの人の人生模様に各人の思惑を絡め 味わい深い話になっていく。
    因みに、登場人物の名前は駅名だが、山手線のように知られた駅名ではない。そこに名も無き一般人…特別ではない人々を表している。

    スリの一団は、師匠と男女の弟子といった関係のよう。過去回想、美園の幼少期に師匠・拝島と会話する場面は、その立ち位置(向き合わない)で場景を描いているが、ここは想像力を膨らませないと分り難いだろう。スリだが、美園には仕事?をさせたくない。訳アリの人物ばかりだが、真の悪人は登場しない。廃墟という役に立たなくなった建物の中に、役に立たなくなった人々を集めるが、そこには やり直せるという強いメッセージが込められている。浅右衛門の余生は俳句短歌を詠でいたのだろうか。ラスト 紗幕の奥は大木であろうか、若しくは短冊の山かもしれない そんな余韻を残す。

    ラスト、ほんの僅かなシーンに〈女〉役で 則末チエさんが登場する。みすぼらしい着物姿で這いずるような姿、浅右衛門に腕をつかまれ、次のシーンでは斬首される。浅右衛門が最後に斬首した女という説明から、有名な 高橋お伝 ということが分る。一瞬のうちに憐憫を表す演技は見事だ。則末さんは悲哀だけだが、他の役者陣はコミカルに演じながらも、その奥底に滋味ある人柄を忍ばせている。初演は観ていないが、この公演でのキャストは見事な演技力であった。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     廃墟マニアと言うタイプの人々が居る。自分も廃墟は好きだが作中人物とは理由が異なる。安心するのである。無理して頑張る必要等無いのだと思わせてくれるから。滅ぶのが分かり切っているのに何を努力する必要があろう? という気持ちを許容してくれそうな空間だと感じさせてくれる。何れにせよ登場するのは廃墟案内人とフリーのライター、伝説の掏摸とかつての仲間、会社をクビになった元社長候補、元社長候補をクビにした二代目。そして刑場で斬首を担当していた者の霊、斬首された女の霊。登場するのは7名の人間と2つの霊。追記11.6

    ネタバレBOX

     車の行き交う国道脇の、一見何の変哲も無いとある廃ビル。何でもこのビルの近くには江戸時代刑場があり、獄門、磔、斬首等の刑が執行されたと云う。因みにこれらの刑が廃止されたのは明治10年代であった。こんな歴史があった為かこの廃ビルにも出るとの噂があった。世の有為転変は決して今に始まったことではないが、廃墟が象徴する栄枯盛衰の有様に見合うように廃れた空間には所謂余計者、敗残者が吸い寄せられたかのように集まる。今作は、このような者達を巡って尚廻る宿命の喜怒哀楽を描いてみせた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/11/05 (土) 14:00

    座席1列

    初めて観る劇団でした。
    全体的な印像は良かったです。
    演技が下手だという感じではなかったし、
    話も面白いと思いました。
    ただ、段取りの通りにここまで移動してセリフを言うって感じに見えてしまったので話がなかなか入ってこなかった印象でした。
    スリの回顧シーンも二人が背中越しに話してるのか、子供と大人が実際に向き合ってるというシーンなのかも判らないなどちょっと難しかったです。
    なので次回違う話も観てみたいと思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    廃墟…滅びゆく「美」というのは分かる気がするし舞台でもその感じは伝わってくるのだけれど、実際には絶対近づきたくない場所
    もし覗いて本作みたく魑魅魍魎とした(笑)人影を目撃しようものなら腰を抜かすに違いない
    反面、観劇している分には面白い事この上ないのでした

    いろんな事情を抱えた人達が、事情があるゆえに廃墟という特殊な場所に引き寄せられ、お互いギョッとしたり、腹を探り合ったりと基本はコメディー作品
    その中に人間ドラマあり、ちょっとしたホラー風味もあって何とも不思議な後味
    段々と人物が増えて混沌となりがちなところ、何気に廃墟マニアさんが整理してくれてフリーライターさんが可笑しくかき回してくれる

    手作り感満載というか、発条ロールシアターさんの作品って荒削りなところがあって特殊な世界観なんだけれど(そういうのも含めて)根底に男の浪漫、熱い血が流れているのが良い

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