満足度★★★★
演じることで見える文化交流
勝手にイングランド独自の口語表現みたいなものを想定して行ったので、がっつり「翻訳劇」という位置づけだったのは少し戸惑った。
日本版の「カガクするココロ」は未見だが、仕草や動作の背景が異なることによる感覚的な違和感、またアフタートークで役者が感じていた違和感を再確認する中で、「日本の身体」の特異性がくっきり見えてきたように思う。その他日本作品の翻訳劇という分野の展開、そして自分の語学力について、色々と考えさせられる公演だった。
ところで度々取り上げられた「岐阜」問題。岐阜に抱くイメージが全くなかったので最後までいまいちピンとこなかったのだけれど・・・あれはなんだったんだろ?
満足度★★★★
英語の違和感なし!
岐阜も、キタローも、大江健三郎もそのまま入っていました。
「英語が苦手」なんっていうセリフまでそのまま。
ストーカー戸田役は、役者時代の松井周さんその人かと見紛うくらいでした。
英語の違和感全くなし!
こういう国際交流はいいですねぇ!
できれば、観客も交えてのパーティーとかあればよかったのに・・・
青年団版と観比べて
出演者は大学生です。登場人物の年齢に近いので、そのフレッシュさに現実味がありました。終演後のトークでは出演者も大いに発言してくれて、とても良かった。通訳さんががんばってらっしゃって好感。