公演情報
「「Post Tenebras Lux. (ポスト・テネブラース・ルークス)」」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
「みかえしたかっただけ」観劇。
観劇から時間が経ってしまったけれど、本当に素晴らしい公演だったので、覚え書き。
好みが分かれそうではあるけれど、私にはもの凄く好みの作品だった。響く人には震えるほど届くと思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★
「見かえしたかっただけ」
コロナ下でなければそうはならなかったかもしれないことが、きっとあちこちでたくさん起きたに違いありません。見ないで済んでいた事を見せつけられたかもしれません。
もしかしたら見えて良かったのかも・・・と思うことにしたいです。
「見かえしたかっただけ」というわかりやすそうなタイトルだったのに、言葉通りで良いものか、私にはわかりませんでした。
静かなお芝居ということで、会場は静かでしたが小さな声のセリフが聞き取れないところもあって残念です。
実演鑑賞
満足度★★★★★
#日野あかり #高橋壮志
(敬称略)
被って見える位置に立つ男女。それは、かつて二人の気持ちは交錯していたことを表すのか。だとすれば、二人が別の方向を向いているのも、既にその時からスレ違っていたのかもしれない。
言葉と心は、いつだって裏腹で、男と女の宇宙の漆黒はどこまでも深く果てしなく広い。噛み合わない会話と自意識。二人でいるのに人気のない空間。そこに燃えるような恋はあるのか……かつてはあったのか……それももう定かではない。二人を苦しめているものは何か。一致しないそれぞれの苦しみの原因と場所と質。果たしてそれは共有すべきコトなのか、そもそも共有できるモノなのか。
屋根は雨を凌いでくれる。天井は疑念や苛立ちの高まりを抑えてくれるモノなのか。
目尻をかすめて頬へ落ちた女の髪のほつれが、二人の関係の破綻にも見える。
思い出も関係も精算してしまおうという気持ちを、行ってしまったゴミ収集車が戒めているとしたら、離れてしまった心の距離を、腹を割ると言うより胸の内を切り裂いて真っ赤な血を見せるように吐き出した言葉が縮め、真っ暗な二人の未来という宇宙に微かな光を灯してくれるに違いない。いや、そうあって欲しい。
痛みの滴となって紡がれる言葉。力があるモノローグ。力なく届かないダイアローグ。見つめる視線と逸らす視線。見つめ合うことのない二人。それでも二人が、真っ暗闇で道に迷いながらも、今はまだ見つめ合うことができなくても、並んで同じ方を向いているならば、かつて見つめていた時とは違ったとしても、それに似た、或いはそれに代わる何かを見出せるのかもしれない。
夫婦に見えた二人に最大限の敬意と拍手を贈りたい。
そして、演出・演技に見事に寄り添う音と光に、このチームの結束力の強さと確かさを感じると共に、派手なモノばかりが総合芸術の証明ではないことを実感している。
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。あいまいなしっそう を観劇。日常でそんなことないだろうと思いながら見ているうちに、あるかもと思えてくるから不思議。ラストも個人的には良かったし、役者の皆さんの演技も良かったです。面白かったです
実演鑑賞
満足度★★★★
吉田康一氏の「見かえしたかっただけ」という二人芝居を観る
静謐
開演前の注意で「静かな舞台なので、必ず電源はお切りください」と言われれたが場内物音ひとつしない、いや出来ない
コロナ禍で家にいるようになったことからズレ始める二人
会話劇というか、交代の独白と言った感じ
表情と台詞の勝負
二人の役者(日野と高橋壮志)が微妙な変化の照明と音楽と相まって、いくつかのメタファーとともに精緻に紡ぐ危うい世界
実演鑑賞
満足度★★★★★
「見かえしたかっただけ」を観劇
コロナ禍で相次ぐ非常事態を生きていく中、本作のように遂にこじれてしまった夫婦・カップルはきっと多いと思う。
この二人には もう優しく交わる時間など来ないのだろうか
静かだけれども軋むような心の叫びがとても痛々しくて、カサブタをゆっくり剥がされていく様だと感じながらも舞台(そこ)からは逃れられないし、目をそらす事もできない。
ならばその先には
台詞の無い場面の所作であるとか、台詞を受けている姿・表情とか、そんなところにも刺さるポイントが
楽しい内容ではないし、万人向けじゃないかもしれないけれど、「楽しい」を超える響きがそこにはあって、自分なりにそれを受け取る事ができたのではないかと確信
今もって熱いものが残り続けています。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。【あいまいなしっそう】
奇妙な設定から垣間見える日常の不安や曖昧さ、その不確かさによって情緒の揺らぎを描いた秀作。見ず知らずの人と ひょんなことから話し出すが、そのきっかけが奇抜である。変哲のない日常の景色が少し違って見える、いや変えたい思いがある。しかし それは錯覚のような事実のような。
ラスト、不安と勇気は背中合わせ。躊躇する思いを奮い立たせ一歩前に進む、その瞳に映る光景はどんなものか。そんなことを問い掛け、想像させる余韻が…。
女優3人による確かな演技が、”表し難い情況”をしっかり形として観せ 感じさせる。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし)