満足度★★★★
初めての。
初めて観ました。
役者の方々の息が合っていて、微妙な間やスピードがあってこそ成り立つ会話が、ピシッとまとまっていて、安心して観られるかんじでした。顔に白粉を塗って・・という演出は、なんかそういう発想ってすごいなと思いました。
なんの根拠もないのですが、勝手に、もう少しショッキングな内容を想像していたので、その意味ではちょっとサッパリしていたような気もします。加害者と被害者の立場が入れ替わる瞬間、その相対的な脆い関係性の「すごみ」みたいなものをもっとえぐく見せていただいても良かったのかな、と。刺激を求めすぎる悪い癖かもしれませんが・・。
次回作もまた観てみたいと思います。
満足度★★★★
面白かった
今回は解りやすかった、もっと不可解な感じでも好きなんですけどね。
ラストのシーンはスカッとしました。
役者さんは皆落ち着いていて上手い、脚本とバランス取れてて素晴らしいです。
満足度★★★★
10周年記念公演
この日2本目
その前に観てきたのが新感線の30周年『薔薇とサムライ』で
こちらも10周年記念公演。
いろいろな面で真逆な2作品だったが、
個人的にはペンギン~の方がおもしろかった!
なんかよく分かんない部分は結構あるが
会話のズレ具合が笑える。
セリフのエコーのかかり具合だけで
笑いが起こる雰囲気もある意味独特。
満足度★★★
濃密で堅実
きちんとした大人がつくった、きちんとした大人のための作品。
膝までつかりながらも溺れず、人間を描く。
人がいかに、いつも「自分だと思っている自分」をつくって鏡を覗いているかよくわかる。
覚えていることなんて、覚えていたいことだけなのよね。
満足度★★★★
考える
別の芝居とセットで観る。昨今の演出でポップに見せる芝居よりPPPのように何か考える芝居の方が好み。ただ白塗りはあまり効果的ではなかったと思う。
満足度★★★
久々に拝見
久しぶりに拝見しました。
面白かったけど…。なんかすっきりしませんでした。
まぁ、わかったようなわからないような。
すその汚れが気になりました。
満足度★★★★
やっぱりスズナリですね。
スズナリの空間がPPPPにはいいですね。
ぼくもとさん、玉置さんのふざけた存在感にいつもヒステリックに近い
反応をする高鹿さん、今回じっくり追い詰められていって・・・・
とても面白く・考え深い=でも考えてもしょーがない舞台
演出や結末を私は見続けたらから好きなテイストでもあるけど
まだ舞台見始めた方にはお勧めしづらいかな?
色んな舞台を見てから、見て欲しいで劇団すね。
最後は先に解ってしまうケド、劇団員だけの濃密な空間の世界観でした。
ネタバレとちゃんとした感想はいつもどうりTBへ
10周年おめでとうございます。
満足度★★★★
客演なしスズナリ公演でこの地味な内容にPPPPの現時点のスタンスを再認識
とっても好きなPPPP、結成10周年の本作は、時にシュールに、時にリアルに、かるくユーモアをはさみつつ、人の心の本質を垣間見せる、そんなこの劇団ならではの雰囲気に満ちた作品でした。
初の「客演なし」、スズナリ公演で、気負いもなくこの地味な内容に、PPPPの現時点でのスタンスを改めて認識した感じです。
会議中に、若い同僚をいきなり殴ったため、その後の処置が決まるまで、倉庫に閉じ込められている男と、同僚たち。
そして、突然訪れた中学時代の同級生の女は、その男の”ある過去”を話しはじめる。
まぁ普通こんな題材は考え付かないし、まして舞台化なんて。
題名のとおり、犯した罪と、謝罪することについての考察を描いたものでしょう。
なぜ白塗り?なぜみんなの足元も白い?とかありますが、それは見る人がそれぞれ勝手に考えるとして、迎える結末は、爽快感もカタルシスもなく…。
深いようでいて、また軽く、挟み込まれるユーモアもまた、ペンギンらしい。
注目は、やはりうまい、ぼくもとさきこ さん。
困ったり、追い詰められたりすると輝く玉置孝匡さん。
10周年パンフレットの座談会が最高に面白くって、そこでも、何も覚えていない玉置さんと突っ込むぼくもとさんが可笑しい。
今から次作が待ち遠しい限りです。