公演情報
「SessionYoshiya・語り」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/10/21 (金) 19:00
私は、10月21日(金)に観に行ったが、アーティスト性が強い人形劇団のかわせみ座の山本由也さんと、詩人で多才な谷川俊太郎の息子でピアノ、作曲を手掛ける多忙な谷川賢作さん、現代詩をうたうバンド“DiVa”のボーカルの高瀬麻里子さん、ベースの大坪寛彦さんという豪華アーティストとの夢のようなコラボレーションを、プーク人形劇場という人形劇専門の本当に小さな小屋で間近で観て、聴けたことに感激した。
かわせみ座の由也さんは、谷川賢作さんの父谷川俊太郎の詩やまどみちおの童謡、中原中也の詩、その他子ども向けの童謡や子守唄、子ども向けの物語詩などの内容や雰囲気に合わせて、その都度、手作り感溢れ温かみのある童女のマリオネットや現代風な少女のマリオネット、美しい日本か中国とかの女神風なマリオネット、ユニークで味がある鬼のマリオネット、怪しげな老婆のマリオネット、眼が爛々と輝き不気味で、観たものを恐怖のドン底に陥れる感じのマリオネット、クマのぬいぐるみの形をしたマリオネット、木馬の形をしたマリオネットなどを選び出し、巧みに操り、器用に踊らせたりとダイナミックな動きをさせ、谷川賢作さんや高瀬麻里子さん、大坪寛彦さんと共演しつつも、お互いに目立ち過ぎず、バランスがよく取れていて、程よい絡み合い方に、ここにマリオネットと詩と音楽が良い意味で影響し合っているように感じ、無限の可能性を感じた。
全体的には幻想怪奇で時にエロチックで、緊張をどことなく強いる感じの中で、河童のマリオネットを使って養命酒の昔のCMソングに合わせて、時々谷川賢作が自虐ネタを盛り込んだりと、河童のマリオネットが酔っ払った雰囲気で踊るないようはかなりコミカルで、肩の力を抜いて観れて、気楽に楽しめて面白かった。
実演鑑賞
満足度★★★★
㊗創立40周年公演。
「かわせみ座」公演は、たぶん初めての観劇だが、人形と人間が織りなす壮大・深淵な物語に上演時間を忘れるほどだ。が 少し気になったことが…。何か違和感のようなものが残ったが、帰り際にスタッフに確認して納得した。
アンコール…薄暗い中で 白い羽が舞台空間を自由自在に飛び回る、その優美で幻想的な光景にウットリする。そして谷川賢作さんが これでお仕舞いと告げる。舞台には演じてくれた人形が並んでいるが、そのうちの一体が登場していない。何故という疑問、それが少し気になったので、思い切ってスタッフに聞いてみた。毎回内容が異なり、操演する人形も違うという。登場しなかった人形は「森の妖精」というらしい。あぁ、人形にも名前というか役割を表す名があったことを改めて思い出した。人間同様、一体一体に個性や役割があるのだ。谷川さんが内容・粗筋のようなものは用意していないと説明していたが、せめて今回観(登場し)た人形の名を知ることが出来れば、想像力に羽ばたきが出来たかも知れない。そう、当日パンフにあった「何もない舞台が、果てしない空に海原に、そして森になる。あなたの想像力の翼で、軽やかに宙を舞い、身をゆだねたゆたう」ように…。
(上演時間1時間30分 途中休憩なし)