『学生・生徒または未成年者は勝馬投票券を購入できません(再)』 公演情報 『学生・生徒または未成年者は勝馬投票券を購入できません(再)』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-17件 / 17件中
  • 拝見させていただきました。
    拝見させていただきました。

  • 満足度★★★

    なかなかにハイテンションでした
    まぁ金に目が眩めば、そんなものでしょうが。
    ハイテンションさんズは、そんなの関係無しにずーっとアゲアゲでしたね。
    登場人物たちの入れ替わりや、会話・台詞の楽しさがありましたが、
    落とし所が無難すぎて、尻すぼみな感じが否めませんでした。

    ネタバレBOX

    えー競馬。詳しくないんですが、破れた馬券。
    払い戻しは、してくれないんですか?
    劇中にも競馬素人さん居たんだから、その説明省いちゃーいけませんぜ。
    (ゴッちゃんが最後に馬券入手する動きも
    演出でしょうが、わざとらし過ぎて笑えなかったトコです。)
    破れ馬券で、もう一騒動おきてから、三浦さんのばっちゃん話で、
    締めくくれば良かった気がします。
    あと金子君のテンションは、も少し下げ気味でも良いと思いました。
  • 満足度★★★★★

    個人的には好みではない
    なんとなく、演劇よりお笑いに近い質の笑いかなあと。
    キャラや奇抜な動作寄りの笑いは個人的にあまり笑いを誘われないので、コメディとしては好みではなかった。
    それでも各キャラのあまりにもあまりにもな熱量は後半ジワジワ効いてきたし、振りまいた無数のどうでもいいような伏線をきっちり泳がせ回収していく脚本は、公式を使って解く数学の問いのような気持ちよさがあってしっかり楽しい。
    リズムよく、ちゃんとコメディしてるなという印象。

  • 満足度★★★

    真面目。
    コメディを作る人は真面目って、よく言われるけど、この劇団の方々もほんと破綻してるようで真面目で知的なんでしょうね。(けっして皮肉ではありません。)アフタートークで前回の出演者に演出家やシェイクスピア俳優になった方がいると聞いて、なんか納得してしまった。

  • 満足度★★★★

    きちんと作られているけれど
    ハチャメチャに見えても
    実はしっかりと作られた台本で
    観る側は混乱なく最後まで物語と付き合うことができました。

    ところどころにがはっと笑いが来る部分もあって
    飽きずに楽しむことができました。

    ただ、まだ、面白くなる余白があることも事実・・・。
    押して笑いをとるだけではなく
    変化球がもっとあってもよいかなぁと感じたりもしました。

    ネタバレBOX

    台本的には、とてもしっかりと作られた作品で
    伏線も丁寧に埋め込まれて
    きっちり回収されていたと思います。

    役者たちの演技もテンションを思いっきり上げて
    ぐいぐい押しこんでくる。
    だから、見ていて飽きることはない・・・。
    ツボもいくつかあって、その部分は場内も笑いに満たされて・・・。

    しかし、爆笑コメディを標榜するのであれば
    もっと緩急や変化球をからめたボールの幅が必要かなとも感じました。
    一番思ったのは
    一人ずつの人物の描き方が表層的というか薄いこと。
    もうすこし掘り下げて、キャラクターの実存感をだせば
    物語の骨組みに、感情移入できるキャラクターの想いがからんで
    観る側がどんどん巻き込まれていくとおもうのです。
    登場人物をみんなハイテンションにしておけば、
    一時見る側の目を奪うことはできるのでしょうけれど、
    その先の笑いが大きく膨らむことはないように思える。

    ここまでしっかりしたネタの仕込みがあるのだし
    前述のとおり、伏線も機能しているのだから、
    もっとじっくりと場の空気を作り
    刈り込めばよいのにと感じたことでした。


  • 満足度★★★★★

    終わりよければよかったのに……
    上質なコメディでさいごまでハラハラドキドキの連続でした。しかし……

    ネタバレBOX

    最後に馬券を破るよりは当選金で学校の経営権を手に入れるくらいの結末にしてほしかったなあ。ま、こういう結末もありですね。
  • 満足度★★★★

    熱い…
    初見。
    あのテンションの高さに慣れるまで若干時間がかかりましたが、楽しめました。あらすじがなんとなく読めるので、どう始末つけるのかドロドロになるのかそれとも…?と思ってみておりましたが、おバカなかんじで力が抜けてよかったです。
    おじいちゃんのお話はちょっとじわっときました。
    ツイてない日々を前向きに生きて生きたいとおもいます(笑)

    ネタバレBOX

    教育実習生の子の初々しさ&誠実そうなかんじがリアルでした。あんな新人が入社してほしい(笑)

    高校生男子の必死感がなんとも…あっちの方がウザ度が高いと思いました。
    安田先生はうざいより「めんどくさい」が似合うと思いました。

    勘違いなのかもしれませんが、ミュージカルの人がニヤリという顔をみせている?のが早すぎる&にやっとしてなくて微妙な感じでした。やるならもうちょっとわかりやすい気がしました。

    なんで地下3Fなのに裸族が見えるんだろう…?!と思ってはいけないんですよね。

    次回の本公演のイチローうんぬんのたとえば面白そうです。
    観に行きたいと思います。
  • 満足度★★★★★

    ハイテンション!
    8割世界初観劇でしたが、物凄いハイテンションに圧倒されました。
    ウザイくらいのハイテンション。
    お客さんを笑わせようとする、サービス精神。
    最初から最後まで全力疾走。
    劇団が目指している方向性がはっきりと解る芝居でした。
    一緒に行った人は、とても気に入ったらしく終わった後に前回のDVDまで購入していました。
    次回公演も楽しみです。
    何も考えずに笑えた面白い芝居でした。

  • 満足度★★★★

    テンション高すぎっ!
    シチュエーションコメディとして、フリとオチの関係がわかりやすく、とてもよくできていたと思う。
    が、テンションが高すぎるところと、ややタイミングが長いところがあり、上演時間がやや長く感じてしまったのが残念。

    ネタバレBOX

    今にも潰れそうな、どーしようもない高校の職員室が舞台。
    最初に話を引っ張る北村先生が、いかにもコメディの人という感じで、この雰囲気で行くのかと思いきや、次々と現れるどーしよーもない人たち。
    鬱陶しいという設定の先生だけならばまだしも、つい歌い出す先生や、高校生の男子生徒など、それに輪をかけたような鬱陶しさ爆発のキャラが次々に現れる。
    最初はそれがちょっと面白いのだが、あまりにもしつこすぎて、疲れてしまう。

    テンションの上げ方が似ているせいもある。
    物語が転がり出し始めてからは、その物語の面白さで観客を引っ張っていったほうが面白いと思うのだが、これでもかっていうぐらいのキャラの攻撃が続く。

    そんな中にあって、いつも淡々としている女子生徒が、逆に目立っていた。

    もう少し整理してくれれば、もっと面白くなったような気がするのだが。
    ドタバタ的な展開にもなってくるのだが、それにしてはスピード感が足りない。テンションの高さとたたみ掛けるようなスピード感があれば、その勢いで観てしまったと思う。

    フリがあって、それがオチになるまでが長かったりする。例えば、男性教師が抱き合っているのを教頭が気がつくシーンなどは、妙に間がありすぎて、笑うタイミングを逃してしまう。
    また、鬱陶しいキャラ3人ともに、延々1人で台詞だとか、歌だとか、ジタバタしたりとかという、長い時間が与えられているのだが、それもどれか1人にすればよいように思える。それが観ていて長く感じてしまった。

    ラストも、馬券を破いて終わりというのも、それほど面白くない。もう一捻りほしかったところだ。

    ま、最後の最後にロッカーから先生が現れるというのは確かに面白かったのだが。

    それなりに笑ったけれど、もっと面白くなったのではないかと思うと残念な印象が残ってしまった。
  • 満足度★★★

    コメディというよりもドタバタ劇
    高校の職員室が舞台。万馬券をめぐっての争いを延々と演じてる訳よね。まあ、面白いって言えば面白いのだろうけれど、ちょっと長く感じて最後はなんだかヒク。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    序盤からだるだるの職員室の風景。どれも先生らしからぬ「私たちテキトーに生きてますねん。」といった輩。そんなひとくせもふたくせもありそうな教師の生徒はこれまた、ふた癖もある。教師らは生徒の持ち物検査をして没収した中の馬券が万馬券だったから、さあ大変!

    同僚を騙してなんとか自分の手中に馬券を収めたい教師と、馬券はそっちのけで異次元の世界に入り込んでるウザい安田先生。そしてこの中では一番まともっぽい天然の北村先生らが織りなすドタバタ劇。好みとしては前半までは良かったのだ。しかし後半にかかった頃から、少々物語全体がウザく感じる。女子高校生の後藤が父親に似せてつけひげならぬ付けテープの場面から完全にヒク。ドンビキ。後藤を追い回す金子のウザさ。松永先生のミュージカル風味の歌のウザさ。こうなってくると、ウザい!と言われてる安田が普通に見えてくるのだから、相当なウザさでもって場面は流れていくわけだ。

    で、結局薬局、万馬券を未成年が触ると爆発するとサギられた金子は後藤の為に破ってしまうのだが、その収束の仕方も無理無理に終わらせた感が強い。コメディなんだから笑えりゃあいいじゃん!なんて思うのだけれど、その笑いの質はただのドタバタにすぎないように感じたのだ。キャストうんぬんよりも本がイマイチ。まあ、好みの問題です。

  • 満足度★★★★★

    馬券
    予想外の箇所でも笑いの爆撃があり、何度プッと吹いちゃったことか!チケットが馬券風なのと、開演前のBGMが競馬の歌なのも、雰囲気を盛り上げるのに一役買ってたと思います。

    ネタバレBOX

    3000万円の馬券がパーになっちゃったのを、多少気のきいた精神論で一件落着にしちゃっていいのかなあ...と思いました。チョビ髭ハゲヅラ女子高生の保護者も学校に乗り込んで来て、ドロドロの法廷論争にもなってしまうような番外編も見たいです。
  • 満足度★★★

    楽しませてもらいました
    当たり馬券争奪バトルロイヤル的コメディで、楽しませてもらいました。汗かきかきのハイテンションの演技には、多少疲れましたが。メガネっ子のチョビヒゲがよかったです。

  • 満足度★★★

    おもしろかったよ
    今回、初観でしたが、おもしろかったです。
    でもキャラで笑わせるのではなく、演技で笑わせて欲しかったです。
    もう少し時間が短いとオシリも痛くならないのですが。

    ネタバレBOX

    ロッカーに髪の毛は、シナリオ通りでしょうか。
    こういう脚本が当たり前のようにスラリと書ける次回そらみさんとのコラボを非常に楽しみにしています。
  • 満足度★★

    ザ・コメディ
    ストーリーはよくできてるなぁと思いました。

    ネタバレBOX

    好みの問題ですが、私はコメディがあまり好きではないのかもしれません…。
    こう、キャラクターでがんがん押してくる感じがちょっといただけず…。
    そしてオチが読めてしまいました。コメディに先読みとか野暮なんですけどね。その場でただ楽しめばいいんだと思うんですが、素直に見るのって難しい。

    後藤さんのお金が欲しい理由にいまいち納得がいかなかったのですが。
    個人的には、事業に失敗した先生淡い恋心を抱いていて、彼のために用意したとかだったら好きになれそうですごっつぁん。
  • 満足度★★★★

    ハチャメチャコメディ!!
    それぞれの登場人物には強烈に個性的な性格付けが施されていました。役者さんもとても良かったと思います。

    特に帝劇にも出演されたことのあるという方など、思い込みの激しいバカ丸出しで最高でした!

    話も伏線に導かれて次から次へと予期せぬ(ある意味予期された)方向へ展開し、ハチャメチャでとても面白い内容でした。

    ネタバレBOX

    馬券は二つに裂けると無効になるのですか?!JRAの規定とか知りませんが、きちんと証明できれば有効のような気もするのですが…。先生と生徒の会話を最後まで腑に落ちないまま見ていました。

    教育実習生の説教臭い話が長すぎました。あんなにテンポ良くドタバタやっていたのに、急に藤山寛美の頃の松竹新喜劇のようで、そんな幸せ論議なんて要らないやと思いました。

    ビンタが2回ありましたが、コメディの一部とはいえもう止めませんか!DVや弱いものいじめを助長するようで不快な気分になりました。

    手前でのビンタシーンは、没収したカバンの中に宴会用の大きな蝶ネクタイがあったので、同じように大きなハリセンボンを入れておき、ビンタの代わりにハリセンボンを使って叩くとかしては如何でしょうか。

    奥の方でのビンタシーンは、金子が騒いで後藤がパンと打ち、ものすごくタイミングが良いので難しいのですが、やはりビンタは止めるか、小さなハリセンボンを隠し持っていてそれを使うとかにして欲しいところです。

    それにもう一つ、橋口先生の最初の頃の発言で、「生徒が全然減少している」というのがありましたが、「減少」の「げ」が鼻濁音になっていました。名詞の冒頭にある「が行」は濁音です!気になりました。
  • 満足度★★★★★

    コメディ好きにお薦めの舞台
     8割世界お得意のワンシチュエーションコメディ。再演だけあってストーリーが細部までよく練られていて完成度が高い。

     学生の数が減って、いつ廃校になるかもわからない学校の職員室で1枚の馬券を巡って繰り広げられる大騒ぎ。慾がからむと人間とはかくもあさましくなるかという物語だが、その物語を鈴木雄太は素敵にまとめあげている。

     役者は皆芸達者。ミュージカル好きの松永先生役の鈴木啓司や、うざったさで群を抜く安田先生役の岡本陽介らは、飛び道具のように面白いが、やはり喜劇役者としては小林守が一段レベルが高い。その小林守の出番をわざと抑え、後半の切り札として使ったことが成功している。

     個性派の喜劇役者がそろっている中で、落ち着いた演技を見せた北村先生役の川久保宏之、控えめな演技で存在感を示した三浦さん役の倉田春香らがかえって輝やきを見せた。また教頭役の宮沢ちさ恵が老け役をかわいらしく演じたことも特筆ものだ。

     誰にでもお薦め出来る作品だが、特にコメディ好きにはたまらない作品だろう。

    ネタバレBOX

     しっかりとした演技と、練られたストーリーで、会場は最初から最後まで笑いの渦。その中で人生の負け組に対し、今が最悪ならこれからよくなるばかりと希望のメッセージを与えてくれた。この不況の時代、生きる勇気を与えてくれる物語である。

     演出面では特にロッカーの使い方が絶妙だった。
  • 満足度★★★★★

    これはかなり面白い!!
    8割世界を観るのは、これが4作目ですが、今回が一番面白い、よくできたコメディ作品だったと思いました。
    やはり再演だけのことはあります。よく練られていて、いつも感じた終わり方のイマイチ感がなく、大変秀逸な気持ちのよいコメディに仕上がっていました。
    それに、今回のキャストは皆芸達者揃いで、バランスの悪さもなく、皆が適材適所の役で、魅力的でした。
    もしかしたら、先日テレビで観た、東京サンシャインボーイズの「ショー・マスト・ゴー・オン」より面白い気さえします。
    役者さん、皆好演の中、特に、岡本さん、鈴木啓司さん、嶋木さん、倉田さん、川久保さん、橘さん等の客演陣が大活躍で、常連神原さんのいない穴を見事に埋めていました。本多さんも、いつもとは違った、腹に一物ある役、なかなかお見事でした。巧い役者さんだなと再認識しました。本多さん以外の8割メンバーが脇に回っていたのも、今回はむしろ新鮮な印象でした。
    初めて8割世界に☆5つ付けられる舞台でした。
    コメディ好きな方には満足の行く舞台ではと思います。

    ネタバレBOX

    いつも終わり方が何となくスッキリせず、一瞬今回もまた?と思ったら、見事な着地で、秀逸でした。
    「ユーリンタウン」の博士役で美声を聴かせてくれた、鈴木啓司さんの歌声、思う存分堪能させて頂きました。(笑)大西ライオンよりずっと面白い!看板俳優小林さんはいつ登場するのかと思ったら、最後に、なかなか味わいのある役で再登場。冒頭シーンで、話の導入を請け負った川久保さんは、最後の場面でも、人間性を感じさせる先生を好演され、癒しの先生役がはまっていました。
    笑いのネタを一つに絞ったところが、構成としても、緻密なコメディを成功させた起因ではと思います。職員室がまさかの地下3階の設定も絶妙でした。
    それにしても、川久保さんが、三谷幸喜さんに激似でした。何だか、好きな役者さんが、今日だけで、何人も増えてしまいました。

    鈴木雄太さん、作劇の才もあるけれど、キャスト選びの才がずば抜けていますね。

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