満足度★★★★★
試合巧者
これは大好物だ。
年に1、2本出会うかどうかの芝居だった。
7ステは少ないよ。
役者陣、見事な打線の繋がり。
中川智明、独特のリズムに引き込まれる。
こいけけいこ、豪快な笑いが可愛い。
久しぶりにダブルコールしたなぁ。
満足度★★★★★
違和感から浮かび上がる世界の秀逸
舞台上に現れてくる様々な感覚が、
単純に予定調和するのではなく、
収まりきらない感じで観る側にやってきます。
それが、くっきりと舞台上にあるものの
本質を
浮かび上がらせていく・・・。
作者一流の独特の質感をもった舞台に、
しなやかにがっつりと取り込まれてしまいました。
満足度★★★★★
お勧めします。
これでもかと言うほど素敵な役者が揃っている。その役者が魂のこもった演技をしている。そして本が素敵、演出が素晴らしい。何拍子揃っているのかわからないほどの良作。初日から完成度が高い。
関係者に聞いた話だが、チケットが飛ぶように売れているとのこと。すでに日曜日は札止め、土曜日も残席わずか、もし、観ようと思ったらすでに今日になった金曜日の昼夜しかないらしい。お勧めはいとうせいこうがアフタートークでくる金曜日マチネらしい。
役者はみな魅力的だが、なかでも中川智明がまたまた素敵な演技を見せてくれる。彼の演技を見ているだけで幸せな気分になる。それくらいの演技だ。
満足度★★★★★
つながりあう人間関係
あの人とこの人がこうなって…
と、こんがらがりそうになりますが
話の展開が見事なので気になりません。
バラまいた伏線もきっちり回収して
そう来たかってハッとしました。
満足度★★★★★
丁寧に積み上げられた台詞劇
場面展開や時系列の進め方の演出が巧み。
どの登場人物も役者がうまく魅力的。
会話がいいし、面白い。
思わず引き込まれた105分。
満足度★★★★
各要素をバランス良く取り合わせ
謳い文句の「優しい重喜劇」とはこういうことか、と納得。
と同時に犯人も探偵もいない推理モノとしてもよくできており、終盤でのシマウチ夫妻の姿には泣かされる。
そんな風に各要素をバランス良く取り合わせたさまは「芝居版オトナ向けお子様ランチ」的な?(笑)
満足度★★★★
ゆる~い雰囲気
色々な出来事が起こりながら、悪人らしい悪人が出ないまま、かみ合わなかったりすれ違ったりする人間模様をうまく組み合わせた雰囲気が、ゆるーく、けれども奇妙な広がり方をする不思議な雰囲気が秀逸。
シンプルで解りやすい構成ながら一点の隙もないキャスティングと役者の技量で、物語の底を見せない雰囲気が、話の展開を予想したり先を急く気にならず、むしろそのリズムの中にどっぷり浸かった安心感を感じさせる。
人間関係の設定に多少強引さも見られるけれど、それが非現実的というよりはむしろファンタジックな味付けのリアルを演出しているようで、世界観が集約されていて面白い。
満足度★★★
配信の記憶
ニイムラの墜落が事故か自殺か?他の人物の関係も気にしつつ面白く観劇。シマウチの「家の子でよかった」の言動がマルエにすれば絶対許せない事。マルエの感情の爆発が切ないし、じっと耐えるシマウチの姿が悲しい。
満足度★★★
空間使いが見事
運良く最前列だったけど、もう少し後ろで見たほうが、いろいろ良かったかも。
でも、個性のあるメンバーを上手くまとめていてとてもよかった。
満足度★★★
観られてよかった
無理やり都合をつけて観に行って良かったです。
キャスティングに引かれて観に行ったのですが、
あれだけの役者さんをキチンと使いこなしているところがお見事でした。
終演後のアフタートークは
ゆるゆるとした雰囲気で、とりとめもない感じでした。
それはそれで面白かったのですが、
芝居の背景とかタイトルの意味するところとか、
もう少し芝居の突っ込んだ話も聞きたかったな、と思いました。
満足度★★★
時間が飛んでもゴチャゴチャにならず
舞台上に4つの部屋があり、その前に出ていた役者の一部が別の部屋に移りながら、現在そして過去の物語が進んでいく。
途中で過去の話が挿入されるが、話の流れからだったりり、また過去の話から現在に戻ったりするので、あれ今どこ?のゴチャゴチャ感は感じなかったかな。なかなか面白かった。