富士見町アパートメント 公演情報 富士見町アパートメント」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★

    ずいぶん経ちますが。
    ABプログラム、連チャンで観劇。なが~。
    でもとても良かった。あえての順番つけると、
    「ポン助」)))「リバウンド」=「魔女の夜」))「海へ」

    また別演目で同じ形態で観たいな。良かった。
    「ポン助~」また観たい。山路さん、いいな~。
    劇場内のカフェもいいな。
    *劇場外でのだめイケメン俳優と握手!
      その後すっかりFANですよ。

  • 満足度★★★★★

    感動しました
    ストーリーはもちろんよかったけれど、感動したのは、ストーリー以外の部分。役者さんだったり、演出だったり。こういうきちんとしたものがたくさん上演されるようになってほしい。芝居をみていて60分をこれほどあっという間に感じたのは始めてかもしれない。

  • 満足度★★★★★

    素敵すぎる
    3月にして早くも2010ベスト1かと。
    4作品を、見た順に。

    ネタバレBOX

    リバウンド:☆4
    お客さんを味方につける仕掛けにまんまとはまる。
    ずっと味方でほほえましく見れた。
    池谷のぶえさんがとくに好演。

    ポン助先生:☆5 いや、10!
    すごいものを見てしまった!
    作、演出、役者、どれをとってもすごい。
    山路さんのチャーミングさに感動。
    のめりこんで冷静に見れなかったから、もう一度見たい!
    改定して一本の公演にしてほしい。

    魔女の夜:☆2
    ユーモアがないぶんギスギスしてて、展開とことばに無理を感じた。
    トリッキーさにも共感できるなにかがあればよかったと思う。
    あたま悪いからか、ラストの落としどころが???だった。

    海へ:☆3
    暗転へのきっかけが気持ち悪かったのと、
    やってくるおじさんの話が冗漫に感じたのが減点ポイント。
    男目線が前面に出てるから好き嫌いがはっきりしそう。
    個々の縁者さんはみなさんとても魅力的だった。
  • 満足度★★★★

    好きな作家×信頼してる演出家
    4種4様の舞台。
    面白く拝見しました。

    ネタバレBOX

    A,Bの純で観劇して個人的には正解でした。

    どこか緊迫感と混乱のAプロ。
    情と優しい解放に満ちたBプロ。

    「魔女の夜」と「ポン助先生」がお気に入り。
    思っていたよりずっとステキな俳優さんになっていて嬉しかった山口さん。
    軽やかで憎めなくて色気もあって、更に更に好きになった山路さん。

    贅沢な企画ですがまた是非やって欲しいです。
  • 満足度★★★★

    Aプロ観劇
    赤堀作品の余韻が…。

  • 満足度★★★★

    富士見町アパートメント Aプロ
    赤堀さんに星4つ。

    ネタバレBOX

    赤堀脚本「海へ」

    清水さんの台詞「何であいつ死んだんだと思う?」に
    AV のあえぎ声を大音量でかぶせるところ。

    入江さんが久保さんに「その兵士って・・・あなたじゃないですか?」
    と聞いたあとの久保さんのすかしっぷり。

    男3人の赤いスイートピーフルコーラス熱唱。

    普通の作家だったら恥ずかしくて観れたもんじゃなくなっちゃう、
    「友人が自殺した」
    なーんて恥ずかしいテーマを
    ここまで恥ずかしくなく
    かっこよく
    描ける赤堀さんは、やっぱり、すごい。


    蓬莱さんの脚本のやつは、
    女優2人はやっぱり存在感あったものの
    「どうしてなの?」
    「嘘でしょ?」
    「なんでなのよー!」
    「もう終わりよ!」
    の繰り返しで、お話的には面白みを見出せなかったなあ。
  • 赤堀さんの
    赤堀さんの作品は以前観たときに全然良いと思えなかったのですが、今回のは好きです。キャスティングがすごく絶妙だからかな。蓬莱さんの作品はあと30分長く見れたら満足できるのになあ。中途半端に終わってしまったかんじがします。

    ネタバレBOX

    これは私の思い違いかもしれないんですが、、。最前列で観劇しました。清水さんが煙草を吸う場面で、煙に敏感な私はせき込んでしまったのです。その時に清水さんがさりげなく煙がいかないように配慮してくれたような気がしました。勘違いかもしれませんが、清水さんの優しさに感激しました。
  • 満足度★★★★

    面白かったです
    今日はBプロ
    リバウンドは少しハラリとさせられるが全体として明るく楽しい作品として仕上がっている。ポン助先生は役者さんのにじみ出るアジみたいなものが感じられた。両作品とも面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    こんな芝居が好きだ。
    Bプログラムを観ました。『リバウンド』『ポン助先生』、どちらもとっても魅力的な作品でした。特に『ポン助先生』はよかった。マキノノゾミの脚本もよし、鈴木裕美の演出もいい。役者もよかった。こんな芝居が好きだ。

  • 満足度★★★★

    Bプログラム観賞
    個人的にはこちらのほうが良かったですね。
    特に「ポン助先生」が好みです。
    さすがマキノノゾミです。

    「リバウンド」のほうも楽しめました。
    微妙な心理戦、駆け引きがうまく描かれてますね。

  • 満足度★★★★★

    Bプログラムには文句なし!
    今日も、セット券で、先日と同じ席で、またアパートの壁が正面でした。(笑)
    それに、観る前は、Bプログラムの方が、個人的不安が大きかったのです。「モスラを待って」で、途中退席したい程だった作家さんの作品やら、テレビで観てあまり好きでない若い俳優さんがご出演だったりで…。
    ところが、どっこい!観てビックリ!どちらも、文句ない上出来作品でした。
    Aプログラムしかご覧でない方には、是非、こちらもご覧頂きたかったと、人事ながら、とても残念無念です。
    4作の好きな順を書くと、「リバウンド」→「ポン助先生」→「魔女の夜」→「海へ」となります。今回の鄭作劇には心酔しました。

    そして、4作観て思うのは、やはり、鈴木裕美さんは、日本でも屈指の名演出家だということ!
    今後は、食わず嫌いはやめて、裕美さんの演出舞台は、欠かさずに行こうと決めました。

    ネタバレBOX

    「リバウンド」…もう、幕開けから、心を鷲づかみされました。シュープリームスさながらの、かなりふくよかな女性3人のコーラスグループが、コンサート会場に出向く直前の衣装姿の部屋。そこで、稽古がてら歌い踊る三人の姿の楽しげな様子に、歌い終わると、客席から満場の拍手が沸き起こり、あー、ホントに彼女達のコンサートに行ってみたい気分に。それが、暗転後は、一転、数年後の、引越し荷造りに余念のない、ジャージ姿の場面に変わり、その転換の鮮やかさに、心の中で喝采を叫びました。何と言っても、3人の太めコーラスガールを演じた、平田さん、池谷さん、星野さんの、チームワークの良さと、体を張った演技表現の見事さに、感服!
    秀逸な人間模様を活写した脚本、心得た才気溢れる演出力、体に反比例するような細かい心象表現の見事な3人の女優陣と、3拍子揃った素敵な舞台作品に、本当に、心打たれました。最後のシーンが、これまた素敵!弥生の携帯着信メロデイが、嵐なのも、とっても受けました。そのことに、誰も突っ込まないのが、実に気が利いていました。

    ポン助先生」…マキノさんの作劇は、やはり終始安心して、観ていられます。
    山路さんは、こういうお芝居の時の見慣れた演技パターンではありますが、巧いから、いいんです。山路風味のポン助先生、大好演!会場から度々心地良い笑い声が生まれるのは、山路さんの遊び心溢れた好演のお陰。この方がいれば、どんな芝居でも、一定基準をクリアされる、なくてはならない名役者さんだと、改めて惚れ直しました。西尾まりさんは期待通りの、素敵な演技。そして、心配だった、黄川田さんも、田舎出の若手漫画家を、なかなかに体現されていて、ほっとしました。きっと、前回の舞台で、裕美さんのお陰で、演技開眼されたのでしょう。これからは、彼のご出演舞台も、安心して観に行けます。
  • 満足度★★★★

    Aプログラム拝見
    『魔女の夜』は、山口さん熱演でしたね。
    鼻水たらしながら、頑張ってました。
    こちらはサスペンス的ですね。


    『海へ』は、赤堀色が出まくってます。
    なので、人によって好き嫌いが出るかも。

  • 満足度★★★★

    Aプロは、私は蓬莱作品派です
    まず、客席に座って、何となく違和感が。
    舞台の面と客席が平行でないので、素直に正面向いて座ると、何と、富士見町アパートの壁面しか見えないのです。(笑)
    舞台が始まってしまえば、あまり感じなくなったものの、生理的な座り心地の悪さが、何となく不快でした。

    「魔女の夜」…核心部分に入るまでが、やや間延びした感じですが、二人の女性の人間関係は秀逸に描かれていた作品でした。最近、蓬莱さんの作品は、頼まれ仕事の出来栄えの方が優れている気がしました。

    「海へ」…赤堀作品、何度か拝見していますが、どうやら、私の性には合わないようです。男性目線の作劇だからでしょうか?ピース、ピースは面白いのですが、人間工学的リアルさが欠けているように思いました。

    両作品で、一番の好演は、私としては、井之上隆志さんだと思います。

    ネタバレBOX

    「魔女の夜」…女優の友紀が核心部分を話し出すまで、マネージャーのさゆりが、何度も、「どうして?」「何でなの?」など、同じ言葉を繰り返すため、しばらくは、世界に入れず、蚊帳の外で観ていました。友紀が起こした事故の顛末が語られるに連れ、二人の人間関係が秀逸に露呈され始め、俄然話が面白く展開し始めました。最後に、お互いの本音を吐露した時、部屋が明るくなり、二人の今後の人生の方向を示唆したように感じました。最近、よく目にする事件での、芸能マネージャーや、代議士の秘書等の職業人の立場の哀しさが、胸に迫りました。

    「海へ」…自殺した男と、部屋にいる3人の男の関係性があまり見えて来ない作品でした。だから、自殺した男の存在感がとても希薄な感じがして、彼が散らかしたゴミがどうも生活感がない気がしました。休憩中に、スタッフがせっせとゴミを仕込んでいる様子も見えますから、余計に、あー芝居観てるんだという気分が強くなったのかもしれませんが。弟は部屋を片付けるため、後の友人二人は、貸したお金の所在を探すために、この部屋にいる筈なのに、無闇に脈略なく脱線してばかりで、ちっとも、当初の目的を果たそうとする様子がないのが、不自然な気がしました。その目的を果たそうとしながら、思いが交錯して、脱線するのなら、そういう心の軌跡が描かれていれば、感情移入できたかもしれないのですが、どうも、3人の行動の意味づけが曖昧な印象がありました。でも、それぞれのショート不条理コント的場面は、実に面白くはあったのですが。その中で、同じアパートの住人の土井には、一番人生が滲み出ていた気がしました。きっと、自殺した男の部屋に、人恋しくて、何だかんだ理由を託けては訪れていたのでしょう。彼の語る夢の話に、一人暮らしの老人の悲哀を感じました。1時間ちょっとの芝居で、暗転が3回程あるのも、落ち着かない気がしました。長い時間が経過しているという設定でしょうが、それなら、最初に時刻を表示していた電子時計が、暗転後に、時刻を示してくれたらよかったのに。何故、最初だけの表示だったのでしょう?
    ストーリーのあるAVの方が好みと言う弟の心情は理解できましたが、陰毛をトイレに保管する男達の気持ちはさっぱりわからず、意味不明でした。赤堀作品の世界感は、男性客の方が理解しやすいのではないでしょうか?
  • 満足度★★★

    観てきた。
    観ました。

  • 満足度★★★

    アパートにはいろいろな住人がいる
    Aプロを見ました。同じ舞台を使いながらまったく違った世界が展開。なかなか面白かった。蛇足であるが、座高円寺1は好きな劇場のひとつ

  • 満足度★★★★

    同じつくりでも
    女性と男性とで部屋の中がぜんぜん違ってしまうのがすごい。2作品、飽きずに観られました。
    「魔女の夜」は山口紗弥加さんが舞台に出るというのでAプログラムを選択。
    小憎らしいけど憎めない女性を演じてました。答えが出ないかんじの終わりが気になりましたが、明星さんどのへんが魔女かは??

    「海へ」、この役者陣なら絶対面白いと期待しておりましたが、それ以上に楽しめました。清水さんのやんちゃっぷりと入江さんのつっこみ、絶妙でした。

    ネタバレBOX

    「海へ」のホステスとおじいさんがめちゃめちゃ面白かった!!
    お兄さんは本当に自殺だったのか?なぜ松田聖子歌うのでしょう。やるせなかったのでしょうか。疑問が残ります。

    とりあえず、このアパートには住みたくないですね。
  • 満足度★★★★

    Aプロ見ました。
    「魔女の夜」は「ほ~、そう来たか。」みたいな意外な展開が楽しめました。「夜へ」は、隣のおじさんが夢を語る場面がすばらしかったです。「ロミオとジュリエット」のクイーンマブ(だっけ。。。)の夢を語るマキューシオを思わせました。ひょっとしてこの場面が一番先に出来ていて、後の場面は付け足していったかな?と、思うぐらい素晴らしい場面でした。

  • 満足度★★★★

    【Aプログラム】の方を鑑賞
    『魔女の夜』も良かったが
    インパクトでは『海へ』が勝ってた。

    それにビックリしたのが
    『魔女の夜』と『海へ』の間の15分の休憩。
    ちょっと外に出て戻ってきたら
    セットが間取りは同じだけど、まったく別の部屋に生まれ変わっていた。

    ネタバレBOX

    『魔女の夜』は
    個人的には観てて非常にイライラする話。
    登場人物にも話の展開・緊張感にも。
    それを狙っているのだろうから、やっぱり凄い。

    『海へ』は
    不条理は不条理なんだけど
    すべてのエピソードが投げっぱなし、やりっぱなし。
    この物語をどう着陸させんのかと思ったら、
    そのまま着陸せずにとんでっちゃったみたいな。
    それでも作品として成立してんのは役者さんの力も大きい。
    特に久保さんの説得力は半端ない!
  • 満足度★★★★

    Bプログラム
    Bプログラム。二本立てですが、どちらもとても魅力的です。『リバウンド』はおデブキャラを活かした、それでいてドラマチックな。『ポン助先生』は、これは言うまい。観てのお楽しみというものです。

    舞台シモテにどかんと作られた舞台美術。カミテのお席からちゃんと観えてるのでしょうか。そこが気になりました。今日のわたしの席は絶好のポジションだったのでよいのですが。

  • 満足度★★★★★

    【Bプログラム】「冬」の次には必ず「春」がやってくる、そんな舞台
    1本が1時間と少々の2本立てながら、それぞれの観劇で、とても豊かな時間が過ごせた。満足感と満腹感がある。

    人がいて、夢があって、人生がある、そんな物語を見た。

    ネタバレBOX

    そういう設定の打ち合わせがあったわけではないのだろうが、両方とも夏から始まり、冬に終わる物語で、「夢」と「現実」と「人生(人)」を描いた作品だった。
    舞台が「冬に終わる」ということがポイントであったように感じた。

    巧みな会話(台詞)と出演者たちの存在があり、笑いもあるとてもいい舞台だったと思う。

    『リバウンド』(作:鄭義信)
    3人の女性からなるコーラスグループの物語。
    同じ体型をした3人が、黄色の明るい衣装で舞台に現れたときに、舞台も明るくなり、見ているこちらも自然と笑みがこぼれた。

    まだ、未来は明るく可能性を秘めていて、そんな彼女たちの明るい時代を象徴するようなとてもいいシーンだった。そして季節は夏。

    暗転後の十数年後では、クリスマスイブの冬。引っ越しのための段ボールが部屋のあちこちにあり、スウェットなどの動きやすい格好でいる。彼女たちの今を象徴している。
    その対比がとてもいい。

    最初のシーンからここまでの間に彼女たちにあったことが、うっすらと見えてくる。

    歌手になるという同じ「夢」を持ち、(女として)幸せになりたいというそれぞれの「夢」もある。
    3人が揃って歌手としてやっていくことは叶わなくなったが、中年に差し掛かったとはいえ、幸せへの「夢」はまだある。それは、若い頃のように、光り輝いている夢ではないかもしれないが、終わったわけではない。

    互いへの感情や、抑えた感情(悔しさ)、大人の女性たちのそんな気持ちが丁寧に綴られていた。
    中年女性であるのだか、愛らしささえ感じた。

    そして、彼女たちの歌も心に響いた。



    『ポン助先生』(作:マキノノゾミ)
    漫画家志望の青年に、過去の人になりつつある漫画家と、編集者の女性の物語。

    漫画家志望の青年と過去の人になりつつある漫画家(ポン助先生)の互いの利害関係が一致して、周囲には秘密でマンガを合作していくのだが、互いにクリエイターであるという自我もあるからだろう、その関係には亀裂が生じてくる。

    青年とポン助先生の心のバランスがよい。実は弱い者同士だったのだ。
    肉食系でめんどくさいポン助先生と、草食系の青年の対比がとてもよく、プラス女性編集者の仲立ちがいいアクセントになっていた。

    予定調和かもしれないが、新たな一歩を踏み出すエンディングはよかったと思う。


    両作品ともに、舞台のラストシーンは「冬」であるが、冬の後には必ず「春」がやってくることを予感させる、温かいまなざしが登場人物たちに注がれていた。

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