黒いインクの輝き 公演情報 黒いインクの輝き」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 26件中
  • 満足度★★★★

    観劇
    観劇

  • 満足度★★★★

    おかわり
    三杯したイイ舞台だった。

  • 女の醜さに脱帽でした!
    女の醜さ、滑稽さを男性の喜安が描いていることに驚きでした!
    しかも、すっごく細かく、繊細に描かれている!
    これは技術ですね。凄いことです。

    始まりから惹き込まれる舞台でした。
    お疲れ様でした。次も期待しています。

  • 満足度★★★★

    しゃべるしゃべる
    なんとも、女たちのおしゃべりが心に残る芝居でした。
    ここがよい!とかそういう感じではなくて、全体で作り出している雰囲気がとても好きです。
    DVDでもっかいみたい、と思っています。

    最後に入る夢の中のシーンは個人的にとってもよかったと感じます。
    全員、しゃべるだけしゃべらせといて、夢の中で本音を語った時に、
    ハッとさせられました。特に第3アシスタント。
    どうして、妹役はシーンにはでなかったんでしょうね。ちょっと期待してたのに。

    そうそう、最前列のミニ椅子は、クッションを置いてほしいです。あれがあるだけで、随分違います。

  • 満足度★★★★

    女優陣よかったです
    登場人物が多いかな、って感じはありましたが、各役に見せ場があり、退屈さは感じませんでした。強がっているが実は弱い妹役の梅舟さん好演でした。
    小さな舞台ですが、数人出てきても窮屈さを感じさせない点もよかったです。

    真木塚が家に帰ってくるかどうか、はっきりとは示さないものの、帰ってくるように思える希望を持たせた終盤も好みの展開でした。

    スクリーンの使い方とか、時間軸が行ったり来たりするところがナイロン的。安定感あります。



  • 満足度★★★

    初ブルでした。
    永井幸子さんがとても素敵。酔っ払った後のギャップにキュンキュンしてしまったっ。
    内容的には、女の様々が描かれてますが、女目線から言うと、妥当なラインという印象。

  • 満足度★★★★

    抜群の安定感
    北関東にある売れっ子女流マンガ家の自宅兼仕事場で、打ち合わせを始めようにも肝心のセンセイの行方がわからず、アシスタントたちや編集者(+α)が彼女を待っている一夜(+回想シーン)に垣間見える人間関係…な物語。
    全体の印象はジックリ基礎固めをしたシッカリした土台の上にガッシリ建てられた堅牢な建物の如く抜群の安定感あり。
    邸内の3つの部屋をうまく組み合わせた装置の中で描かれる時折ドス黒いものが噴出する「女の園」、各人物もそれぞれ個性が際立って存在感があり観応え十分、的な。
    また、回想シーンとのクロスのさせ方も巧みで、5年前や10年前の場面ではちょっとした違いだけなのにちゃんとその期間分若返っているのも見事。
    さらに、センセイの状況を明示せず、しかし推測させるに十分なヒントを与えて各人の想像に委ねて終わるのも余韻が残って面白い。(賛否あるかもしれんが…)
    こりゃあ次回以降にも期待だな。

  • 201001181400
    観劇

  • 満足度★★★★★

    細部に宿る
    随所のディテールにこだわりというか、面白みを感じました。

    デフォルメされてはいるのでしょうが、生々しく思いました。

  • 満足度★★★

    やはり
    安定してるというか

    もはやおもしろいなんて当たり前的とでもいいましょうか

  • 満足度★★★★★

    早くもベスト10入りの予感
    喜安さんは、何度も舞台で拝見していましたが、作演を拝見したのは初めて。
    いやあ、もう本当に驚き、感心しました。
    14人全ての登場人物に、必然性があり、キャラが立って描かれ、全員にリアリティがある!!
    こんな血の通った脚本を書ける人って、そうはいない筈です。
    だいたい、男性なのに、こんなに女性を緻密に描けるなんて!
    一度で、喜安ファンになってしまいました。
    その上、筋にも一切の破綻がなく、エピソードの出しどころもテクニシャンで、2時間10分、全く厭きることもだれることもありませんでした。
    そしてそして、ここが最重要ですが、11人の女優さんが、全員、甲乙つけ難いくらい超好演されていて、まだ1月にも関わらず、この舞台は、自分の今年度ベスト10に間違いなく入る予感がしました。

    林さんと大西さんが、実際はそれ程年齢差ないでしょうに、しっかり本当の母娘に見えたのも驚きでした。

    ちょっとわざとらしい前説さえなければ、満点の、大変クオリティの高い舞台でした。
    本当に、素敵な舞台を拝見できて、幸せに思います。

  • 満足度★★★★

    おもしろい!
    永井さん最高です。

    ネタバレBOX

    ラストの唐突さは賛否両論か。
  • 満足度★★★

    ミニイスで2時間越え、やっぱりケツ痛いよー

    ブルドッキングヘッドロック前回公演の『ケモノミチ』が面白かったから
    今回も観にいったが、正直前回ほどではなかったかな?
    でも結構笑わせてもらったし、前説も面白かった。

    女々しくてシリーズということで登場人物のほとんどが女性なんだけど
    作の喜安浩平さん男ということもあり、
    劇団、本谷有希子のような「女って怖いよー」という感じの説得力にちょっと欠ける。
    『ケモノミチ』もっと出てくる人おかしかった記憶があったんだけどな。

    ネタバレBOX

    ラストの終わり方も「あ、これで終わりなんだ」という印象。
  • 満足度★★★

    前作と比べてしまうと
    前回の「女々しくて」とは、まったく異なるお話。
    好みとしては前回の方が深くておもしろかったかなあ。

    今回の作品は、おなじみ+客演の役者さんたちの
    「魅力的な役どころ」お披露目っぽい感じがしてしまう。

    観ている間は、独特の会話がすごく楽しかったんだけど
    どんな内容の舞台だったかはすぐに忘れてしまいそう。

  • 満足度★★★★

    厚みがある空気がもたらすもの
    描く意図がそこにあって、
    しっかりと描き抜けていくような
    鮮やかさに魅せられて。

    役者たちが作る舞台の厚みにも
    がっつりと惹かれました

    ネタバレBOX

    劇団初見です。

    客入れの時から
    ちょいとした遊びがあって、
    それが、舞台の空気を味わうためのアペリティフのよう。

    舞台はとある女流漫画家のアトリエ。
    彼女をとりまくアシスタントや、
    担当の編集者、
    さらには挨拶を兼ねて差し入れに訪れるアシスタントの
    母親の姿などが、ランダムなシーンの積み重ねで
    描かれていきます。
    場面を定義する時間の移動や空気の変化が、
    映像や役者達の雰囲気でしたたかにコントロールされていく。

    漫画家自身が姿を消してしまったことや
    漫画家の過去、
    彼女自身がすでにペンを取ることがなくなっていることなどが
    次第に明らかになって。
    さらには独立した元アシスタントや元旦那、
    その旦那を略奪した別の元アシスタントなどまでが絡んで、
    彼女自身や彼女を取り巻く世界に深さというか厚みが増していく。

    エピソードのひとつずつについての語り口がすごくしたたかなのです。
    詳しく語られるというわけではないのですが、
    酒乱のチーフアシスタントの鬱屈にしても、
    アシスタントを務める実の妹の想いにしても、
    アシスタント同士の確執にしても、
    ピントがビシっと決まっている感じで
    役者達のお芝居とともに
    観る側に心地よく伝わってくる。
    そのぶれのなさが、
    彼女を取り巻く世界の厚みとなって、
    終盤、鮮やかに
    ブランクとなった彼女の姿を浮かび上がらせるのです。

    最後のシーンの作りかたというか
    物語の収め方も鮮やか、
    うまいなあと思った。

    喜安作劇には、
    ナイロン100℃的なメソッドも随所に使われていて、
    それらがとても効果的に機能していて。
    たとえば、
    中盤に風景の中の本人がはけて
    シルエットだけがのこるという場面が差し入れられるのですが、
    その絵面が終盤のシーンと繋がったときには
    ぞくっときました。
    でも、物語から浮かんでくるのは
    ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が作り上げる
    観る側を一気に引き入れてしまうような
    圧倒的な俯瞰やさけがたい狂気や虚無ではなく、
    緻密な組み立てのなかにも
    どこかにまっとうな暖かさやペーソスが含まれていて・・・。
    喜安作劇から現れる
    物語自身の色や
    デフォルメの匙加減にとても惹かれる。

    その魅力がベースにあるから
    アシスタントの母親と漫画家の一シーンが
    とても納得できるし
    心に残るのです。

    役者達それぞれのお芝居もたっぷり堪能できて、
    こういうお芝居なら2時間強であっても
    まったく長い感じがしない。
    べたな言い方ですが、ほんと、とても面白かったです。
  • 満足度★★★★

    好きな
    女優さんが多く出演していたので、かなり楽しめました。喜安さんの直球な作品創りが好きです。

  • 満足度★★★★★

    吹雪の中に立ちすくむ孤独
    当たり前と言えば、当たり前なのかもしれないが、台詞のすべてに意味があるように思えた。
    だから、一言も聞き逃さないようにしたかった。

    火花散るように思える台詞とそのやり取りが心地よく、約2時間があっと言う間だった。

    やばり好きだ、ブルドッキングヘッドロック!

    ネタバレBOX

    女性だけの職場に、ちょっとした亀裂が生じる。
    それは、先生がどこにもいないということと、外の吹雪だ。
    吹雪の一夜の物語に、先生や職場で起こった昔の記憶が重なっていく。

    先生がいなくなって、まるで呼び寄せたように先生に関係した人が集まってくる。外は吹雪だというのに。
    先生はどの部屋にもいない。
    外は吹雪だというのに。

    だけど、ほとんどの登場人物は、先生がいなくなったということをあまり深刻に考えていない。先生がいないから仕事の打ち合わせができない、という程度のことだけが問題となる。
    そのことより、外の雪のほうが気になるし、雪がテンションを上げてくれる。

    テンションが上がったときに、ちよっとしたほころびが生まれ、ホンネが顔を出す。
    それは、相手との仕事だけでのコミュニケーションの中に勝手に想像を巡らせて、読み取ったりしたもので、積年の想いになっているが、思い込みが大半だったりする。そして、先生との関係、先生への想いも噴出する。

    その中でうっすらと浮かび上がるのは、先生の孤独。
    若い男では埋められない孤独であり、マンガが描けない自分という存在の孤独。
    実は、アシスタント全員も同じような孤独を抱えているのかもしれない。
    それは、娘がアシスタントになってしまった母親にもある。
    孤独というか、乾きが。

    女性の職場ならではの感覚なのだろうか。
    そこが適当に仕事をやってお給料もらって、という職場ではなく、いつか自分も力をつけて漫画家として独立してやろうという、上昇志向のある人たちがせめぎ合う場であるからかもしれない。

    漫画家の仕事場には、吹雪の夜に孤立した家のような寒々とした孤独が横たわる。
    ときどき吹雪のような感情が突出することもある。

    誰かの夢という台詞があったが、それは孤独な先生の悪夢なのかもしれないし、孤独な女性たちの悪夢かもしれない。

    朝になっても先生は戻ってこない。
    さて、救いはあるのだろうか。

    各キャラクターがくっきりしている。
    わかりやすすぎるほど、くっきりしている。
    だから、観ている側の理解も早い。

    男たちは、間抜けだ。
    つくづくそう思った。

    時間の移動が頻繁にあり、それが少々かったるい感じがしてしまった。
    でも、面白かったので、許す・・・って、私は何様だ(笑)。

    ちなみに、ピカソやゴッホがバトルをする先生のマンガは、そんなには読みたくないと思った(笑)。

    そういえば、ドラえもんは、ああいう状況なのに連載がずっと続いているなあと思ったり。
  • 面白かったです
    個人的にすごく好きな感じでした。

    またこの劇団の作品を見てみたいと思います。

  • 満足度★★★★

    観劇

  • 201001111400
    201001111400@サンモールスタジオ

このページのQRコードです。

拡大