公演情報
「あの夏の暗い夜、虹の袂のエデン。」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/09/02 (金) 14:00
風俗店のリネン交換業の男たちを中心に描いた物語。
描かれる時間帯は深夜から未明が大半で、まさしくOi-SCALEが得意とするパターンと言えるか?
映画用語の「アメリカの夜」(フィルターを付けて撮影することによって昼間の撮影でも夜のシーンに見せる)のように「オイスケールの深夜」で昼公演であっも観ている間その時空は深夜になる、的な。
そして各人物の背景・生き方の実在感たるや。「さすがにそれは……」な行動もあれど、そこに至るまでがリアルなのでついつい納得してしまう、みたいな。
あと、独特な照明、舞台美術、生演奏も良かった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
No.1日帰りキャンプから帰る息子を待っていました。洗面所にいたので、洗面台にしがみついて、家のあちこちの落下物の音を聞いていました。 No.2息子が生まれた日。
暗い夜に架かる虹の橋は見えたのでしょうか。
林さんの独特な世界はどんどん深くなっている気がしました。
明かりや音楽の演出が興味深かったです。
当日パンフも読み応えがありましたが、文字が小さいので家に帰って明るい光の下で読めました。横尾さんのまだ小さい人の話が良かったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
観(魅)せる”力”のある物語。
テーマは「生きる」といった根源的なところを描いている。一見 ダークサイドを思わせるが、それは見栄やプライドなどを捨て どんな辛苦にも耐え生き抜くという、人の奥底にある生への執着とも言える。全編 薄暗がりで紡がれる。それは 2011年東日本大震災以降、福島第一原発事故等の影響による節電で街灯の灯が間引きされたこと、夜の闇に紛れて仕事をする人々の暮らしを現わしている。
東日本大震災から10年も経たないうちに、今度はコロナ禍で人々の生活様式に変化をもたらす。一時は夜の街の灯りも消え、生活の心配・不安といった焦りにも似た気持が…。しかし、その状況(コロナ禍)はまだ続いている。公演は、そんな状況下においての上演、そこには演劇を通して 明日への夢や希望を抱き続けさせる”力”が漲っていた。
(上演時間2時間 途中休憩なし 脚本演出の林灰二 氏のプロローグ・エピローグ的な会話を含む)