満足度★★★★
分かり難い凄さ
半端ない情報量とごった煮の小ネタ、加えて次から次に展開する噺家(=哲学者?)たちのめくるめく群像劇。
作品の土台はあるのかもしれないけれど、これだけの脚本をあれほどのテンポで描くにはちょっとやそっとの才能ではこなせないと思う。
どのようにして作り上げたかという点で考えれば尊敬したくなるほどの詰め込みっぷり。
だけど、それが観る側の満足度に繋がるかというと、別な話なのかも。
満足度★★
時間と空間を飛ばすための中身。
しっかりとした物語世界や強烈なイメージがあれば、それでもついていけますが、落語という構造だけでは厳しいなぁと。
シンプルな舞台を活かす、座布団一枚、一人で座って魅せるというシーンが強くあっても良かった気がします。
満足度★★★★
パズルの意味
初めての生観劇だったけど、よく喋る役者がかんでいることが気になった。
途中歌うシーンが数箇所あったが、上手いなと思った。
クサンチッペとディオゲネス役の女優が綺麗。
話の展開は、正直わかりづらかった。
時系列がごちゃごちゃしているのはわかる。
だが、それがなぜそういう風にしているのかが伝わってこない。
こういう芝居の形なのだとしても、その辺の意図が見えてこそだと思った。
パズル要素のないパズルは、どうかと思う。
満足度★★★★
なるほど、ソクラテス
ソクラテスとプラトンの構図を描きたかったんだとか。
ギリシャ哲学と落語を組み合わせるという発想もいいし、それがうまいこと重ねて表現できているのがすごい。
哲学のキーワードと落語のネタを台詞の中にふんだんに織り込んでいる。
予習していたらもっと楽しめたんだろうなあ。
逆に、客に知識を求めてしまうところが残念なところ。
個人的には好きな作品。
満足度★★
長いー
あんなに長かったのに、肝心の話は全くアタマに入って来ず。
小ネタばかりに振り回されて、本筋が見えなかった。
登場人物がソクラテスとかピタゴラスとかプラトンだったのは「哲学」ってタイトルと関係あるのかな?
ちょっとばかし
難しくて私にはわかりませんでした。笑えなかったし・・・。すんごい情報量で、私には処理しきれなかったといってもいいかもしれません。
でも、役者さんたちの力量は確か。速いせりふもきちんと伝えられる(若干1名かむ人もいましたが、それはそれで)から、テンポも良くて2時間超えの長さもぎりぎり我慢できる。
満足度★★★
よく作りこまれてる
脚本上の時間軸の組み込み具合はすばらしい。
同い年でここまでのものを作れるってのはこっちのやる気がでてきます。
長時間でもそんなに苦にならないようにしっかりとした演出もGood。
満足度★★★★
すっきりとした複雑さ
二つの異なるものをうまく絡み合わせるテクニックに、脱帽。
時間軸や、場面などがコロコロ変わるこの感じ、やっぱり大好きです。
観ていて、心地よい複雑さ。気持ち悪くないごちゃごちゃした感じ。
お客との距離のつかみ方が本当に上手、そう思いました。
満足度★★★
クサンチッペに共感
最初に懺悔・・
アンケートに「落語とギリシャ神話・・・」って書いたような~ヾ(;´▽`A``
うわ~いつもながらあほなアンケート書いてるし・・関係者の方、見られたらごめんなさい・・(ここで書いてすみません)
実在の哲学者ソクラテスだけど、その妻についてはいろんな説が。
でも、妻なんてみーんなそんなもんよ(と悪妻代表) 光安さんは
ソクラテスの生まれ変わりか?というくらいはまりでした。
テンポがよくて楽しめたけど、長い!お尻と腰にきましたww
あと6回・・・終わったらみなさんぐったりだろうな~