拝啓、絶望殿 公演情報 拝啓、絶望殿」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    本田誠人の父親となった喜びや実感
    主人公(と言えるのか?)の妻が分娩室に入ってからの6時間ほどの産科病棟ロビーでの出来事をスケッチ集風に描いたもので、本田誠人の父親となった喜びや実感が「戯画化」という照れ隠しでは隠しきれず、これでもかと言わんばかりにあふれ出て、優しさとあたたかさがテンコ盛り…みたいな。
    ま、それもそのハズ、子供が生まれた後に帰京する飛行機の中で構想ができたそうで…。
    また、主人公のモノローグの語り口やタイトルから倉本聰作品も連想。
    印象的だったキャラは若いのに実は4人目、な元ヤン夫婦。ベタ気味な言葉使いと共に強烈で、看護士コンビとともに名コメディリリーフぶり?
    一方、事故で妻(と生まれる直前の子供)を亡くした(と後半で明かされる)男は全体の中で異質。敢えて湿っぽくしたりしないで、全部ほのぼの系でまとめた方が良くはなかったか?
    総じて満足ながら、95分という上演時間に加えてエピソードの積み重ねというスタイルから、若干の喰い足りなさがなき西も非ず。

  • 満足度★★★★

    観てきました。
    いつもながら素直に笑えました。
    そして、さらりと放った言葉にすごくドキッとしたり。とてもよく考えて創っているのでしょう。
    新たなペテカンを観た気がします。

  • 満足度★★★★★

    好きな劇団になりそう
    シアタートップスさよなら公演で、ペテカンを知り、本公演を楽しみにしていました。
    先日の青年座公演の本田さんの戯曲がイマイチだったので、心配していましたが、やはり、日頃から熟知している、劇団員の方々に当てて書いた戯曲は秀逸でした。

    笑いあり、涙あり、だいたい予想のつく展開ながら、説明もくどくないので、物語の世界に、抵抗なく身を置くことができました。

    主人公土屋役の斎田さんは、ほぼモノローグの台詞で、難しそうでしたが、ちゃんと感情に裏打ちされた語りなので、こちらも、情景や情感をなぞりながら、集中して、聴くことができました。

    役者さん、皆さん、力量のある方ばかりで、存在感もあり、初見で、お気に入り劇団になってしまった気がします。

    院長の歌、胸に沁みました。ただ、望月さんのエピソードは、劇作家の常套手段的な印象もあり、あの場面は、感動する人と、白ける人に分かれるかなという気はしました。

    台詞の中に、実質的に不可能だよとツッコミ入れたいところもありましたが、
    さすが、ご自身の経験に根ざした脚本は、少々の矛盾も帳消しにする説得力がありました。本田さん、男性なのに、女性心理がよく描けていて、感心しました。
    次回公演も、絶対観ます。

  • 満足度★★★★

    笑って泣きました
    本田さん、風貌から想像できないようないい作品書くんだよなあ。
    前回も泣かされ、今回も泣きました。

    一見、コメディをやっているように見えて決してコメディではない。
    大切なひとつのメッセージを伝えるための解りやすい導入方法。
    見終わったあと、心をぎゅっと握られているような感じなんです。

    次回は来年秋。必ず観に行きます!

  • 満足度★★★★★

    思った以上でした
    正直泣きました。
    ペテカンらしい笑いが沢山あって、『拝啓、絶望殿』っていうタイトルを裏切る様な面白いシーンが盛りだくさん。
    笑うだけ笑ったら、いっきにひっくり返されて、涙しました。ずるいくらい、良かったです。
    まだ、千秋楽チケットあるかな?あったら是非もう一回観に行きます。

  • 満足度★★★★★

    音楽がいい
    芝居はもちろんの事、なんか音楽が良かった、自分が音楽好きだからかな?
    特に主人公が喋りだした後の曲とか、しんみり(?)するシーンのピアノは好きでした、主題歌は、もうちょっとじっくり聞きたっかったかも。
    なのでもう一回見たいです、ストーリー重視で。

  • 満足度★★★★★

    また行きたい
    ペテカンの本田さんの世界が
    良い意味でガラリと変わった
    とても面白い作品だと思いました

    大治さんも期待道理
    いや期待以上の変身ぶりでした
    メガネがステキ

    金曜日に行きます
    主題歌?
    「血だらけの命』CDまだ売ってるかな

  • 満足度★★★★★

    ★★★★★!
    待ちに待ってた一年振りのペテカン。本当にあっという間の1時間40分でした。
    タイトルが重そうだったから「暗いお話?」って心配してたけど、めちゃくちゃ笑って、笑って笑って、そして何度も泣きました。当日パンフにも書いてましたが、脚本の本田サンの実体験が散りばめられているだけに、お話に説得力がありました。ネタバレになるから深くは書きませんが、意外な展開もあってドキリとさせられました。
    とにかく、役者さんが上手い!大好きな四條サンがいっぱい出てたのが嬉しかった!中でも大治さんと羽柴さんの今まで観た役どころとは違うお芝居にビックリしました。間違いなく私的には★五つ!千秋楽にもう一度行きます!

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