公演情報
「『器』/『薬をもらいにいく薬』」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
一度短編をチラ見した程度で、実質初観劇のユニット。完売のため当日並べる日を選んで「薬」を拝見した。
観客の忍耐力を当て込んだ間合いたっぷりの場面と、絶妙な跳躍とのバランス、状況の全てが判らなくともふいに胸を突く台詞があったりと、好感触であった。全体のバランスという事では冒頭、中程、終幕で流れる「如何にも・らしい」ラジオ番組が良い背景になっていた(声:松浦みる/野木青依)。放送は一方通行で完結しているがだが、ドラマのトーンと微かに近似性があり、ミクロな世界に「世間」という裏打ちを与える。
主要人物を演じた三名は「だんだん見えて来る」人物像を形象し、引き込まれるものがあった(特に「全部見えちゃってる」ハヤマのキャラ)。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/06/16 (木) 19:30
『器』これも2度目の観劇で、私にフィットしないけど、とても深い作品ではある。(3分押し)105分。
初回に観たとき、興味深く斬新だと思ったものの、全体が今一つフィットしなかった。もう一つの『薬…』がとても気に入った作品なので、もう1度観てみることにしたが、『器』が鬱を扱っていて、ややツライ作品だということがポイントだと思う。斬新な観点と緻密な構成の作品だが、『薬…』に見られる外向けに動くベクトルが少ないことが、私にフィットしていないのだと思う。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/06/15 (水) 19:30
『薬をもらいにいく薬』先日観て、あまりにも良いので再度の観劇。やはりいい!(6分押し)104分。
不安障害を抱える女性(タナカエミ)がバイト仲間の男(遠藤雄斗)とカレシの出迎えに羽田まで行こうとする…、な話。選ばれた台詞での緻密な戯曲、丁寧な演出、それを出現させる役者陣、と、2度観て実に良く出来た芝居だなと思った。女性役のタナカエミの表情が場面に応じて変化する様子に改めて感激し、軸になる2人以外の3人のシーンが補完するものにも気づいて、実に深い作品だと思った。
もう1回くらい観に行きたいけど、チケットがないみたい(;/_;)。それと9時を回って終演する舞台で6分押して何も言わないのは、やめてほしい。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/06/11 (土) 14:00
『薬をもらいにいく薬』を観た。素晴らしい\(^_^)/~~。103分。
不安障害を抱える女性ハヤママミ(タナカエミ)がバイト仲間のワタナベリュウヘイ(遠藤雄斗)の力を借りて出かけるのだが…、の物語。不安になるんじゃないか、という不安を抱える、というのが、とても良く分かる形で展開される。よくよく考えてみると、この作家はセリフの選択が本当に素晴らしく、普通に会話しているようで見事にテキストを使い分けている。軸になるタナカの演技も見事だが、それを助ける遠藤も見事に演じてる。
タナカは、くによし組、劇団スポーツ、いいへんじ、と3作続けて観ているのだが、それぞれ異なるキャラクターを巧みに演じて、底力のある人だと改めて思った。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/06/10 (金) 14:00
『器』を観た。事実上初見のユニット。興味深い作品に出会った。105分。
死にたいくらいツライ気持ちを「死にたみ」と名付けて、身体から切り離す、というアイデアは斬新。3人の「死にたみ」が3人の人物と一緒にいて、それぞれの人のツラサを引き受ける、みたいな感じ。特に大事件は起こらなくて、ある意味で日常が淡々と描かれているのだが、ツラサを切り離すということの意味を考えさせられる。3人の「死にたみ」のキャラクターが違うところも興味深い。
以前、3団体の成果発表会で部分的に観たことはあったが、事実上初見のユニット。今後も注目していきたい。