100年目の眠り姫 公演情報 100年目の眠り姫」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    童話はスパイス的かな
    SAKURA前戦は福岡を拠点にしている劇団で、昨年に引き続き二回目の東京公演とのことです。
    前回の公演時チラシを見かけ、興味を引かれたのだが、スケジュールが合わず観れずじまいでした。

    主人公達がとある島に行き、そこでアンドロイドの「とわ」に出会い、その「とわ」は八神を「林太郎」と呼び、彼の側に居続ける。
    「とわ」におとぎ話を聞かせることにより、人間らしい感情が芽生えるが、ある事により暴走(暴走というより「林太郎」のもとに行きたいとの感情が行った行為だが)してしまうが、「林太郎」の愛の証を見せられ、活動を停止する。

    SFにおとぎ話をスパイスとして効かせたお話の舞台でした。
    なかなか面白かったです。

    ネタバレBOX

    もう少し長くなってもよかったので、「林太郎」と「十和」やり取りがあった方が、無感情から感情が芽生え、そして絶望するが、林太郎の愛を知るというのがさらによくなったような気がします。
    とか書いちゃってますが、「とわ」への愛の証が語られる場面は不覚にもウルッときちゃいました。

    八神と林太郎を演じた「池田健太」は、服装と少し髪型を変えるだけなのに、あそこまでガラッと印象を変える演技はお見事です。
    また、とわ/十和を演じた「伊緒里優子」、最初はロボットぽい動きでしたが、感情が芽生えるにつれ少し人間らしい動きにになってたのもよかった。

    次回の東京公演は未定のようですが、是非ともまた東京で公演を行って欲しいですね。
  • 満足度

    拝啓、Rさん。Sさん。
    色んな噂いっぱい聞いてるんだけど、やっとこの目で見ることができました。

    結論:なるほど。

    ネタバレBOX

    “陸の孤島”化している彼らの、団体としてのポテンシャルはまさに平均値あたりをウロウロしているぐらいのものだと感じた。

    作品のクオリティで言えば、福岡演劇界だけでもまだまだ上はいる。

    しかしこれで、私が過去に聞いた“ある発言”を未だに振りかざしているのだとすれば、あまりにも視野が狭すぎやしないか。


    こそこそと無知な観客のフリして「星稼ぎ」してないで作品力を上げる努力をしてみてはいかがだろうか。
  • 満足度★★★★★

    100年目の眠り姫
    劇団からDMが届き、前回がとっても面白かったので行ってきました!

    久しぶりにお芝居を観たんですが
    大満足です!
    見に行って良かった~!


    本当に相手の事を想っているのに、悲しい思いをさせないといけないなんて・・・
    でもそれが最上の方法だったのかもしれない。
    飼えないと解かっているノラ猫に餌を与えるのは許されない事なのかな・・・。


    久しぶりに感動して泣きました。
    千秋楽に来たのが残念・・・><
    まだ日程があったらもう一度見たかったです!

    まだ余韻が残っています^^
    次に公演があったらまた見に行くぞ!

    ネタバレBOX

    自分の人生全てを賭けて、愛した人を生き返らせたのだけど
    それは自分の死後、その愛した人に自分の味わった悲しみと同じ物を、しかも永遠に味わわせることになると気づいた百瀬。

    アンドロイドを作ってしまった時点で、起動させなければ良かったのに・・・
    とも思うけど、
    教授は動いているとわさんを、どうしてももう一度見たかったのかもしれない。同じ声で呼んで欲しかったのかもしれない。
    そう思うと、起動させなければ・・・なんて事をいうのは安易な気がした。

    とわさんを置いていく事を決意した百瀬だけど、百瀬自身もどれほど「とわ」さんと一緒に居たかっただろう。

    最後の日記を読むシーンで、そう思った。



    オルゴールをもって百瀬が駆けつけてくるシーンは今思い出しても涙が出そうです。



    最初のオープニングでの教授も、そういえば罪を背負っていることを示していたようだ。

    思い返せばいろいろな事が伏線となって、すべてが一つの答えに繋がっていた。



    本当におもしろかったです!

  • 満足度★★★

    SAKURAらしくて
    良かったです。そんなにしのごの言わなくても楽しめるのではないかなって。
    今までに比べてちょっと集客が少なかったような気がしたのは、早良市民センターホールの広さの問題だけだったのかな~
    今までの時代物とかタイムスリップものとは違うけど、アンドロイド主役の
    近未来の話しは、まあ今までの路線継承。
    ここはトップ女優と男優で持っていると思うので、二人がこけない限り大丈夫なのでは? そのあとはなんとかしなきゃなんないけど。

    カテコでイオリさんがちょっと涙ぐんで挨拶されたのが印象的でしたね。
    東京公演ではつらかったのかな~とちょっと邪推してみた。

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