公演情報
「連結の子」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
#高橋長英 #恩田隆一
#伊藤俊輔 #冨田直美
#小林美江 #竹井亮介
#薩川朋子 #上脇結友
#鹿島涼 #大瀬さゆり
#佛淵和哉 #藤田弓子
(敬称略)
そういうことか……連結の子。どんな社会でも人間関係でも、緩衝材となる人物が居るのと居ないのとでは大違いだ。その連結たる人物は部活を辞める桐島なみに登場しない。もう一人の桐島は愉快に鈍感で、だからこそ緩衝材としてマグニチュードの高い揺れを無意識に無自覚に吸収する。それって最強。
舞台もプロジェクションマッピングが導入される作品が増え、デジタル化への流れの速さに面食らうが、今作はノスタルジックなアナログのテロップが梁の上を運行する。レトロ感が、なんとも💓を擽る。
伊藤俊輔さんが難しい役どころに挑んだ。彼が何をしたのか、何故そうなっているのかは明かされない。そうした観客の想像に委ねられる要素が幾つもあり、それが作品の幅や奥行きを広げている。
何が優しさで思いやりなのか、そこに矢を放つ世間の冷たさを問う秀作だった。
実演鑑賞
満足度★★★★
いちおう東武線沿線の劇場で最寄り駅が特急停車駅だし・・・何となく親近感がわいて納得。開演前のグッズ販売のアピールがしつこい感じがあり、開演前の非日常への心の切り替えタイムが害される。観客にとって、幕が上がる前から観劇が始まっていることに配慮して欲しい。
高橋長英さんと藤田弓子さんのベテラン勢の演技に味があって良かった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/07/03 (日) 13:00
ONEOR8らしい、よくできた芝居。観るべし!(3分押し)118分。
作・演出の田村が2011年に文学座に書き下ろした作品を自劇団で再演。ブラレールを配した舞台に電車を走らせてオープニング。一人暮らしの老人・直哉(高橋長英)のところに、前科者となった長男・進(恩田隆一)の長男・由紀夫(つまり孫・佛淵和哉)がやってきて一緒に暮らすことになる。保護司(小林美江)が仕事を探すけど、前科者であるということは秘密にしたくて直哉の恋人ということにするが、直哉のダメ男な次男・篤(伊東俊輔)が訪ねて来たことから、事態は動く……。悪意でデマをバラまくなど、現代でもありそうな状況から、家族がバラバラになるのだが…、な物語は、いかにも、な展開で予想通りの最悪の状況になる。しかし、進・篤・由紀夫の3人が趣味の話をすると…、という展開も巧く、そのシーンでは3人の話を聞くだけの高橋の表情による演技にシビれた。隣の米屋の姑・寿子を演じた藤田弓子もいそうなキャラを好演、いや若手も含めて、皆好演の舞台だった。ただし、タイトルの意味など、とても分かり易くて、ちょっとばかり拍子抜け、の感もある。でも、いい舞台だった。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/07/02 (土)
今回は なんて言うか普通レベルでした。。
舞台の周りにプラレールを走らせたのは失敗だったかな。。
実演鑑賞
満足度★★★★★
噛みしめるほどに人の味わい深さが染みわたる公演。
前科者となった孫を迎え入れる一人暮らしのお祖父ちゃん役、高橋長英さん
温和でありながら頑固な一面もあって、そのめっちゃ人間味ある佇まいが時折自分の父親と重なってジーンとくる。
隣んちのお姑さん役、藤田弓子さん
これまた笑っちゃうくらい超絶親近感!
それでいて何とも複雑…感慨深い。
高橋さんと共に期待していた通り、というか期待以上で
他にも、キャスティングの妙というのが今作には多かったと思う。
実家に親族が集まった時の、ご近所さんが遊びに来た時の、それで、ちょっ何気に詮索してるやんっていう時の、滑稽さや煩わしさ、親しみ、どうしようもない距離感、もう色んな感情がないまぜになった人との交わり。
基本、ニンマリで観ているのだけれど、優しい顔から一瞬で鬼女に変わるからくり人形の如く、何かをきっかけに関係性が豹変するのではないかという空恐ろしさも同時に感じながら固唾を呑んで観ていたのでした。