私の恋人 beyond 公演情報 「私の恋人 beyond」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.0
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    7/1みました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初演を観たが、今回は題名に「beyond」が付いている。小説を読んでから観たのが仇したか初演は(小説の)筋を追い切れず、演出は面白いが楽曲のバランスがいまいちだったりした。進化した「私の恋人」が観られるのだと確信し、前回は最後方席だったが今回はなるたけ前の方(どうにか中程)を取り、役者の表情が見える観劇はできた。
    のんの歌唱が劇的によくなり、渡辺えりとのハモりは泣かせた。劇の方は3○○の世界である。ただし歌が多めの。
    舞台が進む内、(だいぶ忘れていた)話の筋を微かに思い出す。
    ・・主人公の青年は、ある特別な人物(男)の事を追っている。男が飛ばす車の助手席には女が居り、青年は彼女と恋人であろうとする者なのである。「特別な男」が余命の限られた身で人類史を辿る旅をする中、どん底から拾い上げたのが彼女で、挑戦が終りを見ない前に男は倒れたので、彼女は己にそれを継ぐ使命を課している。青年はその男と同時には生きていない。一方この青年は、原始時代、ナチス占領時代、そして現代日本と三つの人生を転生し、しかもその記憶を持つ存在なのだが、「どの人生」においても常に彼女の存在を探していた。ついに出会った彼女と、彼は恋人となるものの、決して「彼のもの」にはならない彼女とは別れの予感の中にある。とてつもない挑戦をした男をリスペクトしながら、それを否定せず彼女をどう愛そうかと迷っている・・大方そのような筋だったと記憶する。この小説が描いた図は一体何なのかと考え、手が届きそうに感じたイメージはこう。・・一人を愛することと人類に思いを馳せること、両極に見える両者は同じである、という方程式を成立させる哲学を持ち、それによって生きる。人生は終わらず続き、不在の中に存在を見、存在していても不在の影が重なる。彼は彼女を得るために、というより彼女を得ることの価値を最大化するために、そしてそれに相応しい自分であるために、壮大な物語を紡いでいる。

    一時間半強のステージは目まぐるしく、小日向文世とのん、渡辺えりと、歌い踊れる4名のアンサンブルもガッツリ動き、ソロも歌う。
    ある所までは筋を追っていた自分も3○○の不可思議の世界にいつしか浸り、漂う情感に身を委ね、そこはかとなく湧く切ない怒りや、軽やかな気分や、跳躍の不安と情熱に飲まれた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    かなり面白かった。大林宣彦の『海辺の映画館』や今敏の『千年女優』を想起する、時空間を転生し駆け巡るラブストーリー。
    2015年上田岳弘による小説刊行、2019年舞台化、今回はバージョンアップしての再演。
    渡辺えりさん67歳、小日向文世氏68歳が、のん28歳と遜色なく歌い踊る音楽劇。洞窟のクロマニョンからナチス収容所から満洲から病院から時計屋からオーストラリアの荒野から、世界中をコスプレ三昧で疾走。10万年の時を越えてまだ見ぬ“私の恋人”を探し続ける“行き止まりの旅”。
    早着替えの連続で一体何役やったやら、めくるめく世界線とキャラクターがカオティックにばら撒かれる。

    アンサンブル的に脇を固める天使達4人が更に素晴らしい。このスピーディーな演出をつけられる渡辺えりさんの腕前。
    山田美波さんはMAXのLinaっぽい長身、奈良美智(よしとも)の描くしかめっ面の子供のイラストに似ている。兎に角インパクトがある。
    坂梨磨弥さんは松岡茉優っぽい見事なバレエダンサー。
    関根麻帆さんは福島弓子っぽい顔立ちで元気満々走り回る。
    松井夢さんは何となくあーりんっぽい愛嬌。

    矢張り、のんの存在感はずば抜けている。彼女以外がこの役をやると全く別な話になるだろう。替えの利かない唯一無二のカリスマ性。内面が全く想像つかない。これぞ“純少女”か。アイドル・アングラ。
    ひたすら弾き続ける三枝(みえだ)伸太郎氏のピアノが最高。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    皆さん好きな俳優さんなので生で見られ、歌を聴けただけで結構満足でした。内容はちょっとついて行けてないところもあったので、初演の映像をチェックして復習しようと思います。
    でも、演技、歌、ダンス。とってもよかった。楽しい時間でした❗

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2022/06/30 (木)

    価格6,580円

    30日19時開演の初日舞台を拝見(114分)。

    個人的には、ほぼ同じトーンが 114分続くのが単調に感じられた。
    が、客観的には、渡辺えりさんの堂々たる歌唱、小日向文世さんの飄々たる演技、そして、のんさんの華のある存在感を踏まえれば…チケット代に見合う、充実した"音楽劇"なのであろう。

    その演じ手だが、渡辺えり、のん 、小日向文世の主演トリオは勿論のこと、松井夢、坂梨磨弥、関根麻帆、山田美波の4氏が歌唱・パフォーマンス共に、実に素晴らしい出来だったと伝えておきたい。

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